すべてのおすすめ
若い頃はよくおんなに一目惚れした
俺はとびきりのいい女より
少しかたむいてるくらいのおんなの方が好きだ

大柄より小柄が好きで
要約すると
母親ににているおんなが好きだ

顔や姿ではな ....
私は今年六十六歳。
押しも押されぬ前期高齢者。
ワクチン接種券届いた
五月下旬ごろから予約開始と明記されてた

五月になって予約始まる日に居住してる市の役所に電話して尋ねたら
コロナ予約セ ....
ふと思うことが 直観だと
最近知ったんだ

満月から燻るオーラ 煙たげに窓の外
見上げてみても もう降りて来る者はいないよ

私の汲み上げた三人称だから
対話をトランプのように切って 神 ....
別れて月日が経っても
あなたが抜け切れていない

好きだった砂浜は
今も全く変わらずそこにある
想い出があまりに濃くて近づけない

潮風に溶け込んだ愛
自然な形で愛を育んでいた

 ....
売れない絵描きは
売れない絵ばかり描いてしまう

売れない女優は
客の入らない舞台でばかり演技している

ペットショップで売れ残った犬や猫は
ダンピングされても売れなかった

ペット ....
わなわなふるえる
ひびの、よろこびかなしみよ
それがこの世のさだめなら
汝のコインに息を吹きかけ 

明日の行方へ、投げてやれ!

くるくると…裏表見せる
放物線のその先は
道 ....
疲れ果てて目が覚めたのは
眠っている間によほど遠いところまで旅してきたからかもしれない

虚脱した魂を空っぽの器に見立て
ピクニックのお弁当のように
ひと品 ひと品 飾り切りして詰めていく
 ....
ねえ
ねえ
ところで
エピクロスの残存する幾らかの断片を
読むことぐらいしか
もう
したくはない

(やけになまっちょろい物言いダナ)

小洒落た珈琲屋でひとり
超閲覧注意画像を ....
誰かがシャワーを浴びている
雨はすっかり止んでいた
林檎を囓る少女が独り

光は妙に屈曲して
迸る水を艶かしく
向こうの鏡に映していた

今夜は早々と眠りに落ちる
明日はきっと晴れる ....
願わくば、彼女の長い三つ編みに巻き込まれ、ぐいっと押し込まれ。
上手く言いくるめられ、やがては絞め殺され、終いには引き抜かれ。
オレの名前は無色という
ちょっと変わった
名前だ

みんなオレの事を
わかっているようで

ぜんぜんわかっていない

例えば
プラスチックやペットボトルのごみ出しに

無色透明 ....
やさしさの欠片

寂しさの砂粒

埃みたいに舞っている虚しさ

悲しみや哀しみは
雨粒

海の匂い
塩を含む砂浜

水平線に浮かぶ漁船
水平線に沈む夕日

山頂に昇る朝日 ....
あゝもう一歩を押し進めよと
心の声が波紋を広げ
此処に在ることのまた不思議
火炎噴き上げ迫り来る

冷たい岩に乗る足の
感覚だけに
集中し
広がる意識に楔打ち込む

今望郷の念、込 ....
誰かを傷付けることは
自分を傷付けることと
同じだ

幼い頃は
それに気付かない
幸せな季節

やがて時が経ち
自我がはっきりすると
他者の存在も鮮明になる
他者が自分と
同じ ....
ふうわり
綿毛となって
とんでゆけ

忘れの国へ
とんでゆけ

そうだよ
地の底だって
じつは天井

(かなしいね
かなしいよ)

さあ
思いの儘に
とんでゆけ
 ....
疲れたから
今日は洗濯物が乾きそうにない

疲れたから
今日はコンビニをスルーした

疲れたから
歩道橋の階段は昇らない

疲れたから
今夜は性欲わかない

疲れたから
天使 ....
詩人たちが眠る森で
私は目覚めた
魔女たちが夜空をとびかい、
光る無数の妖精たちは、
夜つゆを飲んで歓びはしゃぐ
草木の葉を揺らし、
紅いキノコのまわりを
皆で踊り囲んで! 
よいか、 ....
倶知安イモの本場 倶知安イモの本場
十勝平野で採るイモも ニセコ山麓で採るイモも
イモに変わりは無いじゃなし 茹でて食べればみな同じ
 
倶知安イモの本場 倶知安イモの本場
男爵 紅丸 キタ ....
毎朝 死にながら生きているような
生きながら死んでいるような 
憑いているような

毎朝 この感覚をしかり舌で味わっている

帰りたいと気安く表現などしたくない

この悪戦苦闘の肉眼を ....
 シャワーを浴びて 言葉も浴びて そして忘れて
 この脳に記憶させることを 真底諦めたよ

 常日頃からのキャパオーバーと対峙した時の哀れの泡は
 口から出たんだよね?

 九つの性質 ....
かくれんぼでもないのに
おしいれに入る

大人になった僕だって
泣きたい日はあるから
おしいれに入る

布団の柔らかい重み
心地よい苦しさ

そのうち僕は
安心して眠ってしまう
 ....
なにかを
忘れている
ようなこの夜に
なにかが
湧いて来る
ようなこの夜に
向かいの家の台所の
橙色のランプが点いて
それが仄かに懐かしい
光跡を辺りに散らしている

なにかを
 ....
咲きこぼれそうな花びらをもちあげて
そっと水を遣る
眠たい 明け方に
僕ができることは あんまり多くない

迷い込んだ虫を外へ出してやる
今日に似合う歌を選ぶ
まだ眠る君の
は ....
二〇一六年六月一日 「隣の部屋の男たち」


 お隣。男同士で住んでらっしゃるのだけれど、会話がゲイじゃないのだ。なんなのだろう。二人で部屋代を折半する節約家だろうか。香港だったか、台湾では、同 ....
わたしの苦しみは
わたしの苦しみ
あなたには体験できない

あなたの苦しみは
あなたの苦しみ
わたしには体験できない

この世界の美しさは
この世界という美しさ
わたし達は体験でき ....
夜を埋め尽くす雨音、夢は断続的に切り取られ、現実は枕の塵と同じだけの…薄っぺらい欠片となって息も絶え絶えだった、寝床の中で、やがてやって来るはずの睡魔を待ちながら、もう数時間が経っていた、かまわな .... 外野を抜けた白球を追って走る
走者が一掃して
試合が終了しても
ひたすら追いかける
悲しみも寂しさも
ただの退屈だった
人の形を失っていく
それでも最後の一ミリまで走る
(午前7: ....
鏡を覗いたら顔が写った
誰かと思ったら自分だった

鏡を嫌ってたから
滅多に覗かない私は
よく自分の顔を忘れてしまう

だけど
他人の目の鏡には私の間抜けな顔が写って
しまうのだ
 ....
神楽坂から平井まで
定期を買って通勤してた

神楽坂下、艶やかな夜
お先に失礼して
飯田橋から黄色い電車で
平井まで、カタンコトン

恋人と暮らす川の町で
アサガオの紫を見ました
 ....
カップ麺とパンと珈琲のわたしの荒い解像度
アルコールと肉とスナック菓子の同僚のサイフと体を思う
半年前に店員のおじさんは割引の始まりを教えてくれた
甲高い声で客と掛け合ったパートのおばさ ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
嫉妬- こたきひ ...自由詩321-5-29
私は- こたきひ ...自由詩221-5-29
風の時空- 朝焼彩茜 ...自由詩321-5-28
静かな想い- 夏川ゆう自由詩121-5-28
売れないものは- こたきひ ...自由詩221-5-28
道しるべ- 服部 剛自由詩421-5-28
朝のうた- Lucy自由詩421-5-27
橋向こうの播種- 道草次郎自由詩321-5-27
雨上がりの密室- ひだかた ...自由詩421-5-27
三つ編み- クーヘン自由詩2*21-5-27
無色の嘆き- st自由詩521-5-27
やさしさの欠片- こたきひ ...自由詩321-5-27
掴む- ひだかた ...自由詩421-5-26
屁みたいなもんです- 花形新次自由詩121-5-26
綿毛となって- 道草次郎自由詩721-5-26
疲れた- こたきひ ...自由詩421-5-26
残骸とひこばえ- atsuchan69自由詩7*21-5-25
じゃがいもの唄(お座敷小唄)- 板谷みき ...自由詩1*21-5-25
憑いてる貴様- 朝焼彩茜 ...自由詩421-5-24
瞳から地球を零す- 朝焼彩茜 ...自由詩321-5-24
おしいれ- TwoRivers自由詩9*21-5-24
ランプ- ひだかた ...自由詩621-5-24
明け方に- はるな自由詩721-5-24
詩の日めくり_二〇一六年六月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-5-24
分かっていること- ひだかた ...自由詩4*21-5-23
神経組織の夢- ホロウ・ ...自由詩3*21-5-23
つぶやかない(四)- たもつ自由詩1321-5-23
愚か者に喝采を- こたきひ ...自由詩521-5-23
神楽坂から平井まで- うめバア自由詩621-5-23
LIFE- 津煙保存自由詩5*21-5-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402