すべてのおすすめ
雪は降らなくていい
長い詩もいらない
部屋には
湯沸かし器があればいい

わたしは臆病すぎるだろうか
ねえわたしたちは
なんて滑稽なかたちをしているのだろう
【車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに 】


なんでかしらないが
あなたとわたしには
おなじ「なにか」が ある気がする

その「なにか」が なんなのかを
知 ....
長い年月会っていない友人
それでも友人と言えるのは
年賀状にある自筆の文字

さて今年も…
勢いに任せて
「 い ち ど あ い た い ね 」
その昔
俺は 宇宙の中を飛び回っていた。
織り姫に懸想して、彦星から追われもし、
白鳥の首根っこも押さえもしたし、
ペテルギュウスのおならも嗅いだ。
オリオンの楯を盗んだり
カシオペアの辺 ....
きょうという日に
きょうという火が
ともされる
約束したわけでもないのに
東の空に

明るく
温かい
平等な
きょうが
どこから生まれてくるのか
ボクは
みつけた
旅の途中で ....
ひこうき雲で借金の催促 安全ピンが指に刺さりました
血も出ています
原因は私の不注意です

勉強になりました
安全ピンが安全じゃないことから
考察される
物品の名称 機能 リスクの関係

そして
景品 ....
くたびれた体で
僕はどこにいくことができるのだろうと思う 夕暮れ
僕のアイフォンの中から
今日も聞こえる音楽は家入レオだった


もうこんな歌 すでに
聴く歳ではないのだが 聴いてい ....
渇いた湖底を
掠め
渦巻き
通過していく
そんな
低温の吹雪を

窓には無数のひび割れに似た
しばれ模様が張り付いて
空気中の水分は
耳にも
皮膚にも
触れない
喉も乾かして ....
夢には
二種類あるみたいだ

現実から
逃げるための夢と
現実を、変えていく夢

僕は、
炬燵の中で微睡む
飼い猫のクロと一緒に

彼女はもう
十年以上も前 ....
この思い出せないものは
おぼろに揺れて
この肌と共に老いていく

老いた幹に
傷が付くと言う事も
その痛みも遠のいて

一見の新芽を褒めては
少し背伸びする若造を
少し微笑みな ....
戒名に顔文字を入れた  
メールに添付されてきたのは大粒の涙

メールの香りがそれを証明してる

僕は不安をひたかくしにして、返信する



 
ある日 生まれて来て
わたしは泣いた
そして何かのきっかけで
わたしは笑うようになった
誰に教わることもなく

やがて
何かのきっかけで
わたしは少女と出会い
恋をしたのだ
誰に教 ....
僕は君の味方だよ

そんなことはわかっているだろうけど

でも何かを決めないと前に進めないなら
力になるよ

でも 決めるのは君だよ


僕は
君のために

いや

僕の ....
孤独になりそうな気配の休日
無機物相手なら落ち込むような目にあうこともあるまいと
一番のお気に入りのマグを揚揚と取り出したら
見事に縦に一本ひびが入っている

見つけたのが夜でなくてよか ....
私の輪郭が見えますか

私の色が見えますか

私の形も影から知れる

そうでしょうとも

貴方の目の前の私から

私の影が

長く長く冬の地面に伸びるのも

それも見えるで ....
闇の世界が広がる海
一進に進む人々
彼らが向かう先それは光
いつか聞いた海の彼方に
宿る命があると

かつてこの世界には数多の神々がいて
命ある星に光を灯したという  ....
You Tubeで
国民保護サイレンなるものを偶然聞いた
なんでも
他国からミサイルなどの攻撃を受ける危険が
生じた際に
注意喚起するためのサイレンらしい

とても不気味な音だ
特に周 ....
海がしょっぱいのは
泣き虫が残した
名残りかもしれません
当て付けかもしれません

海が青いのは
まだ幼くして
生まれ変わったものかもしれません
澄みきった空に
負けたくなかったのか ....
夜明けを失ったネオン街の
交差点
理髪店のテレビモニターにそっと映される
無人攻撃機の視線と
閃光
子供たちの 消えた道
かわいそうね
退屈な声が風に歌う
長く生きられなかっただけだよ ....
うまいこと言おうとして舌を噛む 良い句が浮かんで書けないボールペン 土曜日の朝
詩の学習会に出かける電車の中
文庫を読んでいたが 文字がぼやけて読みにくい
片目を閉じてあたりをながめ 見付けた左目の異状
会場で雑談中に報告すると
詩友はきつく念を押す
「必 ....
群衆の中を往き交う海猫達の叫びはなおも遠く、
この胸の錆び付いた音叉には共鳴しない。
道端で音楽を奏でる者たちに、路地裏の住人は白けている。
彼は言う。ペインが足りないのだ、と。

人は ....
                131214

ごるじたいってなぁに
ロスマン博士に聞いてみたい僕たち
生きたままのゴルジ体を観察したらどうでしょう
”ゴル ....
{引用=
あなたは 一滴の雨のしずく


あなたは、今日 それを知らない



雲のうち 母の子宮に命を得、
 社会という 海の器に生まれおちる
 歴史という 時の波にあらわれ、
 ....
うつむき すぎた
頭を軽くして
ゆっくり上げると

青空

今日の空は一段と青い

でも

この青さは
少し
傷にしみる


そんな気持ちを察してくれる
空は

南 ....
(傘の滴を落としながら)
そこから抜け出すためには
入口を探すしかないのですが、
誕生や死という非日常に囲まれて
小さな日常があるのですが、
強い雨の中 物質と観念をつなぐものは
 ....
【 人生映画館 】

白いスクリーンに
私の人生を映してみれば
どんな映画になるんだろう?

始まりは
ごく平凡な子供時代から
思春期はシャイな少女の
夢見がちな その憧れと日常
 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
湯沸かし器- はるな自由詩613-12-18
ふうてん_とばそ- るるりら自由詩19*13-12-18
26年_年賀状- イナエ自由詩11*13-12-18
スペースキャプテン2- ……とあ ...自由詩14*13-12-18
猫のさがしもの- そらの珊 ...自由詩2213-12-18
ひこうき雲で借金の催促- 北大路京 ...自由詩813-12-18
安全ピンが指に刺さりました- ichirou自由詩15*13-12-18
アイフォンを手にしながら- 番田 自由詩113-12-18
- Lucy自由詩21*13-12-17
- まーつん自由詩13*13-12-17
長寿- subaru★自由詩14*13-12-17
戒名に顔文字を入れた- 北大路京 ...自由詩313-12-16
返信する- 殿上 童自由詩21*13-12-16
誰に教わらずとも- ただのみ ...自由詩25*13-12-15
僕の家に_いつでもおいで- ichirou自由詩5*13-12-15
水時計- クナリ自由詩5*13-12-15
不可視と非価値- ドクダミ ...自由詩313-12-15
「生きとし生けるもの」- 夜月 こ ...自由詩413-12-15
最期に聞く音- ichirou自由詩7*13-12-15
海の痕跡- subaru★自由詩10*13-12-15
さよならの日に- 凛々椿自由詩913-12-15
うまいこと言おうとして舌を噛む- 北大路京 ...自由詩813-12-15
良い句が浮かんで書けないボールペン- 北大路京 ...自由詩813-12-15
異状であっても病気じゃない- イナエ自由詩9*13-12-14
夜空- ヒヤシン ...自由詩9*13-12-14
和包丁鉛焼入疑惑- あおば自由詩6*13-12-14
子どもたちへ- 月乃助自由詩713-12-14
もう傷はしみないよ- ichirou自由詩7*13-12-14
冬の四角形- 空丸ゆら ...自由詩1413-12-14
【_人生映画館_】- 泡沫恋歌自由詩20*13-12-14

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