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夕日が沈むよ
きょうが死ににゆくよ
西が自分の墓場だと
ちゃんと知っているんだね

私には自分がわからない
舵取りもできない
そしていつかはこのまま
失ったまま終わるのだろうか

 ....
席について君はコートを脱いでハンガーにかけていた
ピチッとしたニットセーターをきみのおっぱいがここにちゃんと存在していますといった感じで押し出している感が

暴力的で

無言ですべてを伝え
 ....
遠い街の中で
見ていた幻
世界を見るのは
簡単だった

何もかも知っている
だけど 自分がいることから
眠いベッドの上で
眠りに落ちていく気がする

僕は行く
色を見ていた  ....
何となくの理由を追い昼間の暖かな眠りのお陰で 覚める寝息
私は波にハンモックに揺られ時を刻んでいる

久しい事柄に息吹を乗せ 目線を添える

言葉の魔法と彩り感触

世のため人のため己 ....
薄暗いその部屋で わたしの足にそれは抵抗した

拾い上げると白いおりがみ

おりがみだと思い込んだのは それが真四角だったから

左下に気持ちの悪い折り目がある

不幸なことに 左下  ....
あの日
さくらの頃
ピンクのセーターのなかに
白いブラウスそして
赤いスカートの
あなたがはにかむ一枚を
十二年後のいま
みているわたしはもう
さくらからは遠く
あなたより恵まれてい ....
自分で自分をくすぐっても
くすぐったくないのはなぜだろう?

僕は誰かにくすぐってもらわないと
くすぐったくないのだ


詩を書いて
自分で批評しても
自画自賛しても
くすぐったく ....
手紙を入れて
春の小川へ流してやるのだ

壜はゆらゆら流れて行って
コルクの栓もしだいに腐り
水が浸み
河口近くに沈むだろう
それとも海へ流れ着き
波に揉まれ
誰も聞かない音をたて
 ....
静かに落ちる
柔らかな子宮壁に
着床する種のように
或いは
夜という
高濃度の詩を含んだ海へ

魂だけが
えら呼吸を忘れてはいない
無意識という
立方体の
泡を
吐く

水 ....
告別式が終わった後
私は港公園にいた
公園の小山の頂上から見る景色は
重く深い



荼毘に付された
血と肉は
二酸化炭素となって空に溶け
骨は
長い間の雨水で骨壺から溢れ出し
 ....
 
北の海

冬のモノトーン

旅に出ます、なんちゃってさ




*平成22年3月 詩集「十二色入り」より
空の 青さだとか
雲の 白さだとかを 知らないと

闇が 黒いってのは
分からない

私の中の ブラックホールへと
誘われた 言葉たち

どの絵具を掛け合わせれば
 ....
しあわせがサラサラと
指の間から
零れ落ちていく
静寂

音も立てないで
苦しみもしないで
描いた文様は
風に吹き消される

伝わらない思いを
伝えようとあがいた
その言葉 ....
低い雲が私を覆う度哀しみが私を覆う

あたかも行く末を暗示しているように

不安に苛まれる一時は得体の知れない

靄が私を取り囲み前面に立ちはだかる

私は顔を覆い蹲り今が去るのを待っ ....
いつもの店のいつもの席で
ちょうどよく酔ったその後で
独活の酢味噌和えという旬のものを
うすうす噛んで
うすうす僕は
ひっそりとニンゲンをやめるのだった


右の席からは仕事の話
左 ....
足でドッチボールのコートを描こうとして折れた 雨の日に彼女はピクニックへでかける
ぐしょ濡れのボンネットのうえでキスするために
アナウンスが不在を告げる
(あなたが誰かわかりません)
ため息で重たくなったバケツ
動物園で産まれた猿が山で ....
ぴいひょろ
ぴいひょろ
横笛吹きながらしゃがみこんでいる少女
音程なんかどうでもよくて
鳴き虫って呼ばれちゃっても
いまはただ悲しくって
ぴいひょろ
ぴいひょろ

あまのじゃくのつむ ....
ピョンヤンの街が日を跨ぐ頃
乾いた靴音で少し先を行く
女 ロシア人だろうか
街灯に照らされて
骨盤で風を切る
右に左に揺れている
おしり 
尻視欲 と 抑止力
激しい激しい
せ・め・ ....
   私っぽい 
   と変換しようとしたら
   綿しっぽい 
   になったので 
   採用します


夢の中で元妻が
やっぱり子供をつくればよかった
と笑いながらいうので
 ....
私は幼い頃早口で
軽いが、どもることがあった
母親でさえ、聞きなおすことがしばしばだった

さすがに長ずるにつれ、本人も自覚して
早口をおそくするように心掛け、発声に気をつけて
治そうと努 ....
とても疲れた日には
何かをしているのだと思う きっと
だけど見えない物語なのかもしれない 
お台場が霞んでいる空を
飛んでいく きっと 魚が
てめえっ
上等じゃねえか!

おもてにでよう!


天気はイマイチ 
おなかが空いた
弁当工場
煙に誘われ
ノソノソ ダラダラ
アパート這い出て
歩く

居酒屋定食満足満タ ....
{引用=一昨日の夜のこと}
薄緑の籠に

シャツや下着が

溜まってきたので

洗濯機にそれらを

雑多に放り込み

湯船に張った

冷めかけたお湯に

ホースを通したと ....
シャワーが出るほうへひねってしまった あの人と ウマが 合わない
きっと 私は
競馬場には 行かないんだわ

言われたコトに ムカついて
いちいち イライラ

きっと あの人も
アタシの コト
キライだと 思 ....
騒いでいる状況じゃない
ことぐらいは分かっている

騒いでいる間に人生が終わる
ことなど無いこともわかっている

それでも騒ぎたいときがあるだろう
騒いでいるときは不安や苦悩を忘れること ....
子どもっておもろいな
おしあいへしあい
わざわざさむい日に

「あらてののケンカちゃうか?」

そんでもたのしそうやで

「だからたのしくケンカできるって
 子どもっておもろいやんか ....
眠りが足りなければ不思議なことが起きる
その言葉を証明するかのように
何日も眠れずに机に向かっていると
足裏の感触がどことなくおかしい
じゅうたんのあちこちからもやしが発芽して
生えに生えて ....
3年前の3月11日にり・ぼーんした
横浜・野毛のジャズ喫茶・ちぐさにて
「詩とジャズの夜」というライブをやることにした。

店長の島さんを「マスター」と呼べば
「マスターは今もあの、おやじさ ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空には星が- もっぷ自由詩914-1-28
いつかあの焼き鳥屋で推定Fカップの- 馬野ミキ自由詩3+14-1-28
白い日- 番田 自由詩214-1-28
久しい事柄- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-1-28
おりがみ_くらやみ- 芦沢 恵自由詩28*14-1-28
- もっぷ自由詩4*14-1-27
ももっちい- ichirou自由詩9*14-1-27
- Lucy自由詩17*14-1-27
腐食- そらの珊 ...自由詩16*14-1-27
時よ_止まれ- ichirou自由詩8*14-1-27
演歌になった日の色- 殿上 童自由詩14*14-1-27
闇の黒さ- 藤鈴呼自由詩4+*14-1-26
誤解あるいは放棄- 藤原絵理 ...自由詩9*14-1-26
哀しみのメロディー- tamami自由詩914-1-26
独活(うど)と白湯(さゆ)- 八布自由詩914-1-26
足でドッチボールのコートを描こうとして折れた- 北大路京 ...自由詩614-1-26
構成- はるな自由詩414-1-26
ふううふう- 乱太郎自由詩12*14-1-26
私利私欲の独裁者に対抗する抑止力- ただのみ ...自由詩19+*14-1-26
綿しっぽい- ichirou自由詩10*14-1-26
きゃりーぱみゅぱみゅが、上手く言えない- 小林螢太自由詩21*14-1-26
H&Mのシャツ一枚- 番田 自由詩214-1-26
おもてにでよう!- ichirou自由詩9*14-1-25
そうやって生きている- 中村 く ...自由詩13*14-1-25
シャワーが出るほうへひねってしまった- 北大路京 ...自由詩714-1-25
キライなコト- 藤鈴呼自由詩1*14-1-25
お祭り騒ぎ- イナエ自由詩13*14-1-25
おしくらまんじゅう- そらの珊 ...自由詩12*14-1-25
もやしヶ原- 春日線香自由詩7+14-1-25
モ・ガンボセッションを、聴きながらーちぐさにてー__- 服部 剛自由詩414-1-24

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