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この
干からびたミミズにさえあった
命が

わたしには
ない
私があなたに話しているのを、そこから見ているあなたがいて、
私が私自身に話しているのを、どこかで見ている言葉がいた。

あなたに向けたつもりの言葉も、結局は自分自身に向けられていたのかもしれない ....
君はその身体に
神話と寓話とを
ありったけ詰め込んで
旅立つよりほかなかった
君が旅するほどに
君の身体の中でそれらが育つので
君はいつも張り裂けそうだ
君の身体から
抑えきれず放たれ ....
度々性夢を見る事がある
清楚な女性が
最初は拒むようすを見せながら
だんだんに
俺のあらあらしい愛撫にその体が反応を見せてくる

俺は彼女のその反応にますます欲情を
煽られて
ギヤをト ....
此処が何処か解らなくなって
未知の途中で立ち往生

明日はどっちかわからないけど
今日はナヤミ尽きない

階段は昇る為に
そして降りる為にある

階段の途中で不安になった
わたしは ....
 山域は乳白色となり、雨粒が地面を叩く音が、朝未明から始まった。決まって七月は、雨が多いと、誰彼なく言うのだった。
 雨が満ちてくる。体の中にも脳内にも、まるで人体は海のように静まり、宇宙のように孤 ....
二〇一六年十三月一日 「廃語霊。」


な~んてね。


二〇一六年十三月二日 「こんな科目がある。」


幸福の幾何学
倫理代数学
匿名歴史学
抒情保健体育
愛憎化 ....
このまっすぐな夜の向こうに
蝶の朝がある

こまかな傷の大小に値札をつける
この波を営みと受け入れられず
はねのないものは歩き、
足のないものは泳ぎ、
背びれのないものは飛び、
 ....
空は灰色、
街行く私の背は屈み
あてどなくさ迷いながら
灰色空から雨、ポツリ
ポツリポツリと降って来て
視界はかすみ歩は鈍り

(今ごろ森では紫陽花の
青白く光る群落が
ゆらんゆらん ....
自分の住んでいる街の全てを
知っているわけではない

街歩きして
良い店に出逢ったり
懐かしい同級生に逢ったり

懐かしさばかり
目につくけれど
街は年々変化している

新たな発 ....
 括れはなめらかにうねりながら喘いでいる
 双丘が白く輝きながらゆるやかなスロープをのぼりつめ かすかな声をもらして 一瞬 プラチナ色に燃えあがったあと 潮がひくようにゆっくりと荒い息づいがきえてゆ ....
最初は真面目にインターネットサーフィン始めたのにさ
いつの間にかアダルトサイトに夢中になっている
男とオンナのアレするところ動画で見たくなって
ひとりよがりの世界で果てる

一人前の男だった ....
どんな景色が好み?
オレなら
キミが望む所に
連れて行けるよ

星明かりの草原でも
花咲き誇る丘でも
どこへだって
連れて行けるよ

昼下がり
いつもの場所
いつもの時間で
 ....
みっつのぼくは
へりぽくたーにのって
みなみのしまにいったよ

そこは
サラマンダーのおともだちが
したをぺろぺろしてあるいてて
おとなたちはみんな
はにわのようなめをしてるから
 ....
     少年と少女
     青年と恋人
  おじちゃんとおばちゃん

       
       今

 
 世界のいたる場所から聴こえる
     くちづけの音に
     ....
まがいものの愛かこれは
それでもいいや
ちょうだい
それだけでも
十分足しになる

空腹な僕は
なんでもがっついて
ホント
品がないにも
ほどがある

だけど
どこの誰に何を ....
あなたを愛した瞬間に
なにかが変わる
音がした

淀みやしない想い抱き
眠れぬ夜を
愛のせいにして

このまま私を離さずに
一秒たりとも

全てのドアを開け放して
あなたが ....
ピッチャーが
ネチャネチャしたものを
手に付けて
玉を投げると
回転数が増えて
凄く変化したり
切れが出たりするそうだ
だからネチャネチャしたものは
禁止らしい
玉にネチャネチャした ....
揺れるピアスに
あなたがそっと
触れた瞬間に走る
甘やかな

衝動に
つぶやいた その一言

誰かれかまわず愛すのはやめて
そんなに分け与えるのはよして

私を最後の人にして ....
誰かへと向かう使命などなく


また、何処かへ還りそびれたように


ただそこにあるだけのことばが
 
 
時の流れに飲み込まれていく生命の波動をこぼすまいともがき、足掻き、意味の判らぬ声を発する、その刹那、常識と限界を飛び越えた者だけが新しい詩を得るだろう、漆黒の闇の中でも、微かな火種さえあれば光は生 .... わたしはわたしであることに倦んでしまい
イートインにてアイスコーヒーを啜る
磨りガラスの向こうを過ぎていく人人人
彼らは何処に行くのだろう
わたしのあずかり知らぬところ
それぞれがそれぞれの ....
カゲロウで銅と銅 硬さ
個人でバー 顔バレ
くいだおれ くいだおれ
なんか バーカ 誰と

ガールズパーティー
栗で黒茶 神戸市 神戸市 のの
beatjam 高校
売変 デポ 浜 ....
そらが降ります、そらが降る

小雪なすてっプワゴンに詰めて

厚い入道雲かけ抜ける


熱いやあつィや盛りだなあ

サングラスとって見な皆よ

赤い毛糸が付いとるぞ

 ....
夜ごと枕カバーに涙をすりつける
外はトラックが跳ね回っている
家が小さなビートを刻む

わたしがわたしである重み
まるでゾウに踏みつけられてるよう……!
こんなものを背負って歩いてると、肩 ....
夜は街角の光
憂鬱な思いを浮かべている空
部屋にいた 子供の頃の友達


昔のことを振り返りながら 僕は歩いていく
思い出の街角を 遠くに 目指して
久々にひとり旅で、箱根の宿の土産コーナーに
指でたたくとんとん相撲があった
――九才のダウン症児とやったら 
  お相撲さんをつまんで、ポイだなぁ…

翌日、小田原城の中には
玩具の刀がキ ....
或る映画ほど、日々に笑いもなく
或る映画ほど、日々に涙もなく
――ならばこの世は、何処ですか?
――悪女に聖母の宿る部屋 
なにゆえに
あなたは そんなに
優しいの?
ちょっとだけ あやしむ

わたしにだけ?
それともみんなにも?
あなたの本性

そのナチュラルさが
不自然
もしかして加工品?
 ....
クソつまらない日常
クソダメの中に埋もれて
息も絶え絶えだ
少しの快楽に頼るか
見え見えの偽善に頼るしかない

俺たちはもうとっくのとうに
終わっているんだぜ

生きているってのは
 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
精神的過渡期の備忘録- TwoRivers自由詩6*21-7-11
言葉の寝息- 水宮うみ自由詩11*21-7-11
沈黙の語り部- 塔野夏子自由詩9*21-7-11
夢ならさっさと覚めてくれ- こたきひ ...自由詩321-7-11
此処が何処か解らなくなって- こたきひ ...自由詩621-7-11
七月の雨- 山人自由詩5*21-7-11
詩の日めくり_二〇一六年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-7-11
レール- はるな自由詩321-7-10
何処へ- ひだかた ...自由詩1121-7-9
街歩き- 夏川ゆう自由詩421-7-9
無音灯- 草野大悟 ...自由詩321-7-9
インターネットサーフィン- こたきひ ...自由詩421-7-8
virgin_lure_~処女を誘惑する~- 花林自由詩221-7-7
子ども王と影- AB(な ...自由詩221-7-7
石庭- 服部 剛自由詩421-7-7
イミテーションガール- 花林自由詩121-7-7
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禁止薬物- 花形新次自由詩121-7-6
アップル- 花林自由詩321-7-6
croquis- 墨晶自由詩1*21-7-5
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実験1号:家でロボとそういうところに逃げそうかな- 竜門勇気自由詩1*21-7-5
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日々の土産- 服部 剛自由詩421-7-4
田舎司祭の伝言- 服部 剛自由詩1*21-7-4
ナチュラルさ故に- 花林自由詩121-7-4
そんな訳はない- 花形新次自由詩221-7-4

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