すべてのおすすめ
生きている

やさしいから

目につくことがある

傷つくことがある

こころが折れそうな

日々の機微を

吐き出したくて

みんなときどき意地悪になる

でも大丈夫 ....
    おとこに捨てられた、
    だからノラ猫になった
    夜空をみあげにゃあと啼いては
    まんまるお目目に三日月うつし
    うろついた夜の街には
    千鳥足の奴らがい ....
ゆるやかなカーヴ描いて
夕暮れは無言のまま
裸足の気持ち連れて
だれにも知られず
森に帰ってゆく
透明な跫音響かせ
かさかさと風を編んでいる


青の終わりが
テーブルのうえに
 ....
傾いた径を
傾いた柱がなぞり
森を巡り
坂を下る


傍らをすぎる見えないかたちの
わずかな動きにひかるもの
夜の端
夜の痛みを照らすもの


枝から枝へ雨 ....
暑い中 全校生徒が机に向かって一冊の問題と一枚の解答用紙に悩まされる今日この頃

社会のテスト。
「…宗教の意味は何でしょう。宗教同士での違いによる戦争の理由はなぜでしょう」

なんてっこっ ....
陽はいつも温かくきみから射してくる
風はいつも穏やかにきみから吹いてくる

それは いつも答えだった
それは いつもYESだった

雨はいつも柔らかくきみから降ってくる
鳥はいつも囀りな ....
読みきれない程の本たちの 眠り眠ってる図書館で

そうね、壁は紫がいいわ 綺羅綺羅してるの、ライラック色

甘くて甘いアカシアの 薫りに溺れるその広間

私は独り、泣いて笑って 踊 ....
昨夜は
本当にありがとうございました


あのとき私は言葉に対して
恐怖しかなくて
期待して絶望する私がとても滑稽で
言葉を拒絶して
足掻いていました


切りそう
切りそう
 ....
あなたから、一度だけ怒られたことがあります。
小学校に入ってすぐのころ

そのときはすごい剣幕で
だけど私、あなたが怒っていたような悪いこと、ほんとはしてなくて。
ただ、相手の子が間違えてい ....
料理上手なエア彼女がいます 嘗て
王国があったとか
そんな話を
あなたの中耳に
棲みついている
遠浅の潮音が
夜毎
瞼の上の白い渚に
刻みつけようとするのだけれど
水分を含んで
重たくなった夏服を
わたし
 ....
クーが死んで



クーが死んで
クーが住んでいた所に花を置いた
そしてTVを置き
カーテンをつけた

クーのいない日々に
じわじわと慣れていく

これが「生活」 ....
仰向けに憩い柔らかな漂う空気が降りる

爪を研ぎながら清水の滝から醸し出す口づけを貰う


小癪な煩いを植えさせない 穏やかなる囁きを歩く


間接照明の声さえ聴こえてくる 遥かなる温 ....
夏のくもり空は ぽぽち
雀のほっぺほどの ぽぽち
何だか眠くて ぽぽちぴ
鼻奥がのーのー詰まって来る

太陽も今日はカンバン
食器棚のおちゃわんの高台の中
ぐっすり眠ってるんじゃない?
 ....
ブーゲンビリア 七変化ほどのパレットもないけれど

信号機ほど単細胞でもない

久しくあの風景を思い出したよ どこにでもあった

ブーゲンビリア 県花ではないけれど どこにでも咲いていた
 ....
わたしがあなたの手を振り払ったのは
悲しいからではなく
怒りからでもなかった

ただ愛がこの巣を飛び立って、

この檻から去っていくのを見つけたから……

わたしがあなたの手を取ったの ....
      あつい雲に夜空は覆われ
      月の光がとどきません
      それでも夜空をみあげ
      かすかな光を探すのです
      愛を謡う千の夜がありました
    ....
阪神野球チケット

神宮球場野球チケット

甲子園かと思ってしまった

ぬかよろこび

めがよろこび

阪神野球チケット

神宮球場野球チケット

甲子園かと思ってしまった ....
ガードレールに捲きついた
細い蔓植物が雨にたたかれ揺れている
雨はそれほど強く降っていた
たぶん汗なのだろう、額から頬にかけて液体が流れ落ちている
さらに背中は液体で飽和され
まるで別の ....
俺が死ぬと生態系が崩れる わたしをAと見たて踊らせるのは
おそろしいことにちがいなかったが
おかげで血はとまった

うすばかげろう、
知らない言葉を育てることで
知らない自分を見捨てることができた
(辞書はよ ....
今日はカレーにしました。ナス入り夏野菜カレーです。

今煮込んでいます。お風呂の湯も溜めながら。

カレーの香りはうつるのです。
昨日、近所から漂ってきたのです。だから、

今日はカレー ....
蝉の話を
してあげよう
焦がされるまで
力のかぎり

蝉の話を
してあげよう
身体をふるわせ
夏を生きる

きみを
やさしく包みこむ
ていねいな
風通しのよい
午後の産着の ....
夕陽の照り返す ビルの窓ガラス
夏の短い影と熱風を通りに落とす
古ぼけたビル群
短い窓から覗く疲れた顔
またぞろ老人が吐き出される。
ビルの彼方には夕焼け雲とスカイツリー
決まった時刻にぞ ....
 ところで洋子のことだと思いながら
 お父さんは鉄板上のオムソバを前にしている
 オムソバを最初に発案した人は神様じゃなかろうかと
 焼きソバを卵で包むという所業など
 もはや神の領域に達して ....
ぼくはさびしくなんか

ぼくはむなしくなんか

ないよ

なし崩しでいいじゃん

つぎはぎだらけでいいじゃん

どうせみんな

脳をだまして生きてんだ

脳だまされて生きて ....
言葉にならない声でも君に伝わればいい 生後数ヶ月で両目を摘出してから 
声と言葉を発しなくなった彼女は 
木の世界の土壌に根を下ろし 
大人になってゆきました 

ある日、遠くから来た旅人は 
人に話せぬ深い悩みを打ち明け 
 ....
 {引用=松田聖子との同時代はもはや左腕の種痘痕のみである。
                     哲学者 猿田川愕膳}
  具足の季節
          作詞:三浦徳子
        ....
憂いでも
蔑むな

笑っても
嘲るな

怒っても
憎悪を飼うな

泣いても
己ばかりを憐れむな

楽しめ存分に
できることなら誰かと一緒に

叫べ
耳は塞がずに
 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
機微の唄- 吉岡ペペ ...自由詩1113-7-27
ノラ猫の歌- 石田とわ自由詩20*13-7-27
サーカスの日に咲く花- マーブル自由詩8*13-7-26
いつつ_ながれ- 木立 悟自由詩513-7-26
テスト_つまるところの戦闘理由- 創輝自由詩113-7-26
Answer- HAL自由詩11*13-7-26
彼方の孤城- カンナ自由詩713-7-26
一昨日の夜- 紫蓮自由詩313-7-26
父へ- 創輝自由詩113-7-26
料理上手なエア彼女がいます- 北大路京 ...自由詩513-7-26
伏流水- 佐東自由詩8*13-7-26
クーが死んで- 田園自由詩513-7-25
仰向けの白檀- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-7-25
ぽぽち- salco自由詩5*13-7-25
ブーゲンビリア_梅の色- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-7-25
檻から飛び立ったあなたの愛へ- 創輝自由詩313-7-25
月光- 石田とわ自由詩16*13-7-25
野球チケット- 吉岡ペペ ...自由詩213-7-25
amaoto- 山人自由詩5*13-7-25
俺が死ぬと生態系が崩れる- 北大路京 ...自由詩1513-7-25
A- はるな自由詩513-7-24
ご近所カレー- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-7-24
蝉の話をしてあげよう- 佐東自由詩8*13-7-24
参院選の結果を踏まえて- ……とあ ...自由詩8*13-7-24
木枯らしお父さん- 平瀬たか ...自由詩10*13-7-24
ぼくは- 吉岡ペペ ...自由詩413-7-24
言葉にならない声でも君に伝わればいい- 北大路京 ...自由詩413-7-24
木のひと_- 服部 剛自由詩1013-7-23
2013夏_聖子超人伝説- salco自由詩10*13-7-23
政治家にはなりたくない- ただのみ ...自由詩18*13-7-23

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