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茶川賞貰ったって
それで食っていけるかって
言うとさ
そんなことないわけで
テレビ出て
タレントもどきみたいなこと
してるとかさ
その後パッとしないの多いじゃん
特に最近は

御言 ....
口数の少ない
鳥の姿を探して
見上げれば
冬の朝焼け
冷ややかに燃え
寝起きの木々が
頬を緑に染め
はにかみ
目覚めたばかりの
空に描かれた絵は
またたくまに
太陽に消された
 ....
独りさすらう俺の体を 
降りだした雨が切り刻む 
切り刻まれた俺の体は軽く分裂する 
でも心は切り裂かれないから 
浮いたまま 
雨に打たれても 
俺の心は乾いちまってる 
おまえがいな ....
時報に電話する都会の昔の孤独を
歌った年老いたDylanは

顔も見ずに携帯画面で
交換される文字の羅列に生活する
今の孤独を知らない

声で発ッせられる言葉に
恐怖を感じる人の群れは ....
1月も終わりのとある平日。

かわいらしい小さなカフェに集う人々があった。



カフェに置いてある品々は、その多くが手作りのようで

ペンキ塗りの壁には、楽しげな手書きのイラスト、絵 ....
シャガールが好きな女抱いて寝覚の悪い朝 借りてきた猫 又貸しされてる猫 浮気したら作動する型の悪霊 ふたりの朝は

にかい連続

雲ひとつない

こんなふうにして

ひとはひとと

別れてゆくのだろう

こんなふうにして


だれかがこんなぼくのために

命を使って ....
川が かろやかに ながれている
人々は みな
黒い衣装を着て
積み重ねてきた色とりどりの思い出が
しずかに ながれていくことに 心を寄せている

美しい心でありたいと焦る日々を埋葬し ....
冬の涙はさらさらで
誰も引き止めるものはない
蜂蜜ほどの粘度があれば
甘く熟成されようが

冬の涙が歩き出す
朝の魔法にうながされ
あなたの窓に
わたしの窓にも
           130131


ホワイトボードと黒板との戦いは
遠方の席からも良く見えるとの
力強いボスの一声で黒板の手が挙がる
漢字の勝利ですと僕は囁くように呟いて
今朝も飛び ....
遠い人は自由だ
理想を語ることができる

見えないから

無垢な心で理論を振りかざす
割り切ることができる

 中空に浮かぶ月が綺麗
 それは遠いから

 月面では人は一時も生き ....
{引用=現代狂言}
般若(シテ)、男


男   母上様、母上様。

般若  なに用。

男   それがしの願いをお聞き下さいますか。

般若  事と次第による。

男   薄 ....
噛み続けた沈黙は味のなくなったペパーミントガムだ
吐き出すタイミングを逃したら、あとはばらばらになるだけ
僕と同じだ

悪い夢は現実になる、そうじゃない
悪い言葉が現実になる、

P ....
朝凪の浜に降り立ってみると
詩が
たくさん打ち上げられていた
、それらには
誰にでも読めるようなカタチで

と書いてあった

それぞれに棘だとか
ウィルスだとか
病原菌だとか
 ....
雪ふる悲しみのなか

ひとり海にたたずむ友よ

海はもうなきやんだ

君はどうだ


ハーモニカは錆び

かもめは帰る

雪ふりやまずとも
 

言葉がまだじゅうぶんでなかったころ

わたしたちはそれを呼ばなかった

知ってはいたけれど

おはようも こんにちはも

いただきます

もなかった



雨がふ ....
幼い日々が
やわらかく在ったのは
いつわりごと、が
易しかったから

不器用な手に
添われていたから


ひとつひとつの横顔は
おぼろ気だけれど
ぬくもる匂いは
きえ去らな ....
子供が育ってくると
この世に未練がなくなっていく
休日は外食したいとか
趣味をまたはじめたいとか
生きてるうちに
一度は海外に行きたいなとか
昔あったはずの欲望が
次第に枯れ ....
昨日が消えていって
今日もほとんどが消えようとしている

私の心には
残るだなんて
そんなこと

忘れないよ
っていう人の
どこに残るというのだろう

思い出を
思い出す時間が ....
  何冊かの本を捲りながら
  目についた語句にマーカーをひく
  燕
  ウクレレ
  信用取引
  太陽と五徳ナイフ
  辛亥革命と水たばこ
  有機ELディスプレイとビート ....
あんたには
ゴミにしか見えへんのやろが
ワシには
一つ一つ
思い出があんねん
それを捨てろっちゅうんか
そんな殺生なこと
よう言うわ
ワシには
もう思い出しかないねん
これがすべて ....
何かをのこしておきたくて
つづりたい指がかじかんで
きもちごとポケットの中
くしゃっとしたままだ

あきらめることがたくさん?
しかたないに変換
かなしいことを冬の海の底へしずめるの ....
  終着駅まで眠っていた
  雪がこそこそ降っている
  
  
  
  汚い水のなかに
  ゲンゴロウは浮かんでいる
  だが、その正確な形状を
  ちっともしらない私だ
 ....
折れない筈の
芯の上に立ち
折れない筈の
心の平衡感覚を保つ
泰然自若の筈の
聴衆が

右へ左へと
弥次郎兵衛に誘われて
激しく揺れる

鳩が
似合わない声で
咽び泣く

 ....
人間がうさぎを喰っていたころ
うさぎたちは月へ逃げた

いま うさぎを喰う人が無くなって
うさぎたちが青い星へ帰ってくる

風の朝 小高い山から眺める海に
浪の上を走る姿が見える
偶然触れてしまった
手と手の間に
青い花火が散ったのを
キミは静電気だと言ったけれど
人と人の間に
ぶつかって発生する電気信号みたいなもんさと
ボクは思った
キミが粒ならボクもありふれた ....
なべなべそこぬけ
そこがぬけたら 
つながれた両手のうちのどちらかを
くぐる
ふたり一組になって遊ぶこともあれば
大人数で輪になって歌いながら
そこがぬけたら そこぬけに笑う  ....
{画像=130129031256.jpg}

寂しい深夜に元気な子

ちぃちぃとお話するよ

おめめもちゃんと開き

毛並みも素敵なおちび

もうすぐ乳離れするよ

手のひらに ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
茶川君からの手紙- 花形新次自由詩213-1-31
冬の朝- ナラ・ケ ...自由詩513-1-31
独りさすらう- たもつ自由詩813-1-31
スマ・ホ- ……とあ ...自由詩8*13-1-31
ピアニスト・シンデレラ。- 元親 ミ ...自由詩1113-1-31
シャガールが好きな女抱いて寝覚の悪い朝- 北大路京 ...自由詩6*13-1-31
借りてきた猫_又貸しされてる猫- 北大路京 ...自由詩613-1-31
浮気したら作動する型の悪霊- 北大路京 ...自由詩513-1-31
雲ひとつない- 吉岡ペペ ...自由詩413-1-31
_白が虹むところ- るるりら自由詩20*13-1-31
- そらの珊 ...自由詩12*13-1-31
白が虹むところ- あおば自由詩8*13-1-31
遠い人- kauz ...自由詩14*13-1-31
鬼灯- salco自由詩10*13-1-31
わるいゆめ- 衣 ミコ自由詩413-1-30
- もっぷ自由詩813-1-30
- 月形半分 ...自由詩613-1-30
言葉がまだじゅうぶんでなかったころ- かかり自由詩413-1-30
千代紙- 千波 一 ...自由詩11*13-1-29
命のリレー- 小川 葉自由詩14*13-1-29
今日の残り香- 朧月自由詩513-1-29
マーカー- 草野春心自由詩713-1-29
人生ゴミ屋敷- 花形新次自由詩213-1-29
すぎてゆくこと- 唐草フウ自由詩14*13-1-29
終着駅- 草野春心自由詩14*13-1-29
掌の上の弥次郎兵衛と壊れた鳩時計- subaru★自由詩18*13-1-29
月のウサギ幻想- イナエ自由詩8*13-1-29
スクールデイズ- そらの珊 ...自由詩17*13-1-29
_やさしいちえのわ- るるりら自由詩17*13-1-29
ちゅっちゅの_ちゅ- ドクダミ ...自由詩5*13-1-29

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