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冬の子どもたちが
落ち葉のマントを纏って
手をつなぎ
かごめかごめをしている

誰かが
あっちだ
と言って走り出すと
手をつないだままで
一斉に駆け出していく

遅れた子を 心配 ....
すんげぇ綺麗なエキストラがいる 爪を噛んで捨てたところで殺人事件が起きた ざまあみろの顔を練習している 山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう



花は、テーブルにひとつあれば いい ....
              131124


ひぃーふぅーみぃー
ひとさし
なかゆび
くすりゆび
3本指を押っ立てた
一刺し100円
消えいりそうな声 ....
風邪をひいて一日寝ている
よくもこんなに眠れるものだ
寝ては目覚めてまた夢を見る
夢で野垂れ死にしても不思議ではない
見知らぬ旅館に隠れている
ドアが開いたかと思うと風呂上りの子どもが転がり ....
 3 足のある眼鏡

わたしの仲間は誰でも言うのだが
決して信じてはいなかった
「眼鏡には足がある」など

だが 今朝 眼鏡が消えた
確かに洗面台の横に置いたのに
顔を洗っている間にど ....
誕生日いがいは
お祝いの日じゃない
なんでもない日が
ずっと
毎日続いているけど
グッと耐えて生きていく

    🌼

私は今
自分という人間を
ふるいにかけて ....
不安なひとよ

柄に
アルミホイルを巻くのを
忘れないで
なまぐさい身は
ひとり青く
ナイフでこそげるには
やらわかいから


(らん反射してた
     たしか、
     ....
恐ろしくひょろ高い  
竹馬に乗って
海水のなくなった海の底を
歩いて行ったムーミンたち

私は歩道橋から
街を見下ろし
長い脚で
椴松や公孫樹の
街路樹を
ひょいひょいまたいで
 ....
こんなことを昨日から考えている

診断の結果異常のないはずの子供が

なんらかの障害をもって生まれてきたら

なんらかのミスでそんなことが起こってしまったら

ぼくならどう思うだろう
 ....
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
三日に四日はバカ 化粧を落としても
わたしは見えない
そこには
皺と染みの増えた顔があるだけ

わたしはまだ
様々なことに怯え
かたかたと震える
小さな小さな
わたしだというのに

化粧を落として ....
冬の透明で静かな風と共に
奴らはやって来た
この世界に存在する
あらゆる現代詩を見つけ次第
容赦無く始末する謎の集団
その名も現代詩バスターズ
今のところ奴らの目的は不明
昨日も
ある ....
今日の仕事

朝のコーヒー店
陽の明るさ
部屋に立ち
診療所の
コーヒー店
九時半に来て
準備して
私達の仕事
これからだ。
誰もこの道を通るものはいない
帰りのおぼろげに浮かぶ道を思う
だけどそれは たどりつくには遠すぎる道
そして歩いていた この疲れ果てた体だけが


遠くに消えかけた防波堤 その縁に
 ....
   透明な空に
   透明な鳥が
   飛んでいる

   草を蹴って
   跳ねる子供が
   捕まえようと
   手を伸ばす

   晴れた空は入口
   空想の世界への入口 ....
今日は誰もいない そして
考える そして 眠ることを
そして眠る 閉ざされた 目には
誰にも知られなかった目の記憶
目の中をさかのぼっていく


思い出された遠い夏の日
そこにいた 僕 ....
昔とおんなじだったというのは
本当には少し違っていて

こうだったら良かったのにって
ふたりだった



会えば楽しいけれど
別れたとたんどっと疲れたり、

約束して ....
散り敷かれた落葉に半ば埋もれかけている公園のベンチが私に語る。
この人間の抜け殻のような落葉達のお陰で私は寒さをしのげるのだ、と。
お前はお前のその心を寒さから守ってくれるものを持っているか、と。 ....
叔母さんが亡くなった
いとこが
「顔も見てやって」と
お棺のふたを開けてくれる
御顔を覗くと
少しも苦しそうでないので
ホッとして
「おばさん」て小さい声で言って

お葬式には少し慣 ....
死ぬ気でやって死んだ 時折 挫折します

嘘です

いつでも挫折しています

そのうち挫折があたりまえ

嗚呼 挫折こそわが人生わが歌

骨折も痛いが

挫折も痛いああ痛い

坐骨神経痛を略 ....
同行二人 つれづれの空
あたらしい道
いざ行かめやも

同行二人 耳許を
かけすが一羽すれちがう
同行二人 木漏れ日は
形を変えてまた消えて
同行二人 道端の
名もなき花に立ち止まる ....
「今」という車窓から 地球を覗き込むと、中心は相変わらず たぎっている
「まいど」という だれかの声は きっと 
腕時計型端末を耳に当てて 
 最新の黄昏方をしている 


黄砂も ....
ね、といって目を閉じた
静かにその翼を閉じるように
ね、あなたの見る夢のなかに
白い鳥、翼をひろげて飛んでいった
その羽ばたきがかすか、耳もとにくちづける


ね、あなたは今も孤独なのだ ....
表情の少ない
甥と姪が泣いている
眼を腫らしてはにかんでいる

泣くことなど想像もつかなかった
山男の義兄が
もう少し生きて欲しかったと泣いている

葬儀の場は
涙の大きなプールで
 ....
懐かしむ 振り返る過去が増えてくる
決してしがみつくものはなく 黄昏は生まれながらにもっている

私の夕刻の風

四季の問わない八方へ広がる 無菌空間の感情
誰にも晒されない 寂しさをずら ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
校庭- Lucy自由詩24*13-11-25
すんげぇ綺麗なエキストラがいる- 北大路京 ...自由詩513-11-24
爪を噛んで捨てたところで殺人事件が起きた- 北大路京 ...自由詩313-11-24
ざまあみろの顔を練習している- 北大路京 ...自由詩513-11-24
消えるには少し速い- るるりら自由詩20*13-11-24
消えるには少し速い- あおば自由詩10*13-11-24
風邪と悪夢- ただのみ ...自由詩21*13-11-24
年を取るとはこういうことか2- イナエ自由詩17*13-11-24
【_なんでもない日_】- 泡沫恋歌自由詩18*13-11-24
檸檬- 平井容子自由詩813-11-24
彗星が落ちてくる前に- Lucy自由詩16*13-11-23
ぼくなら- 吉岡ペペ ...自由詩1113-11-23
彗星- 鵜飼千代 ...自由詩17*13-11-23
三日に四日はバカ- 北大路京 ...自由詩613-11-22
仮面- 小原あき自由詩9*13-11-22
現代詩バスターズ- 左屋百色自由詩10*13-11-22
今日の仕事- 生田 稔自由詩413-11-22
2012年、青森の港で- 番田 自由詩313-11-22
霊感の鳥- まーつん自由詩9*13-11-21
誰かのスター- 番田 自由詩113-11-21
あのね- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-11-21
冬に立つ- ヒヤシン ...自由詩9*13-11-21
お葬式- Lucy自由詩16*13-11-20
死ぬ気でやって死んだ- 北大路京 ...自由詩613-11-20
挫折の人- ただのみ ...自由詩23*13-11-20
山道を行く- 伊織自由詩8*13-11-20
世界の半分に捧げる歌- るるりら自由詩19*13-11-20
白い鳥、飛んでいった- 石瀬琳々自由詩12*13-11-20
葬式- ……とあ ...自由詩22*13-11-19
懐かしむ風- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-11-19

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