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人は変わります
見えるものも
見えないものも変わってしまいます

時間の経過に
歳月に

貴方のお気持ちは嬉しいです
貴方の言葉は心地よくあたしの胸に響きました

貴方が一途にあた ....
ことばがぜんぶ死んで
人類が残ってしまった
だからぼくはきみを
ただ見つめることにした
白目に走る すこしだけ赤い血管
その茶色いひとみのなかの虹

ぼくたちは退化して
足がなくなって ....
固まった雪の中の
アスファルトは、なぜか、あたたかくて

歩道に車を乗りあげ
樹氷を断ち割ったあとの、氷雪を、踏み固め

青空を信じて、いく
白雪を撫でて、いく

世界を変える青 ....
 
月夜にしか会わないこと

愛してるとは言わないこと


そして、キスすること


 
君のほっぺた、むにむに、君の太もも、むにむに。
君のむにむに、君だけのむにむに、唯一無二無二。
25

さよならさえも言えない
あの人は
何と戦っていると言うんだろう

その瞳に映る空には

が見えない



26

どこまでも続きそうなきれいな道路を走る
ど ....
君の顔が懐かしくなる
静謐な冬の午後三時
僕は最寄りのコンビニで
アイスコーヒーを飲んでいる

誰も居ないイートインに
西陽が優しく射し込んで
無数の影が踊っている
自分の影もその内に ....
てくてく歩くのに疲れたら、くてくて歩けばいいさ。
道中に見つけた酒場で、ぐでんぐでんになっちまおうぜ。
戸外にいる気分を味わいたくって、
セブンイレブンから缶コーヒーを買ってきた。
ああ、街中には僕たちが一息つけるところなんでもうわずかしかない。
(そうでない人たちもいるのだろう)

君は君自 ....
私が喫茶店の一隅に座ると
非人称の意識が渦を巻き始めた

)眼前のアイスコーヒーはシャリシャリ音を立てて波打ち
)ガラス張りの向こうは久々の晴天で
)遠くで笑う老人の顔はとても幸せそうだ
 ....
私が大嫌いなお正月を

母がどんなに楽しみにしていたか

考えると涙が出てくる

少しボケたせいか

鯛のお頭が二つ買ってあった
目の前の
馬鈴薯と玉葱の炒めものは
たった一枚の皿であれ
時と所により
どれほどの幸いを、もたらすだろう
進行速度の遅い
乱気流は鈴鹿山脈を越え
大阪平野にフェーン現象を招き
一月の最高気温レコードとなった
毘盧遮那仏よ
立ち出でよ
吐息一風
悪政を焼き払え



 ....
どれだけ着込んでも
どれだけ暖房を強くしても
寒さを凌ぐ方法をぼくはまだ知らない

寒いのは冬だからじゃない
寒いのは一人だからじゃない
氷点下を感じているのは
身体ではなくぼくの心
 ....
  波間で
  花びらを
  持とうとする
  すごい 忘却の速さで


  水のように
  貴方の部屋にいた
  そのことのすべてを
  分かろうとするけれど
  とても ....
パンはもうすぐ焼けると思う
夜が来たり
雨が降ったりする
人間の気持ちを傷つけたくて仕方がないときがあり
着替えて
街を廻る

そんなふうに
蓋をして
砂みたいになっていく
 ....
悲しみを癒してくれるのは
時の流れなのかもしれない

悲しみを救ってくれるのは
寄り添ってくれる愛なのかもしれない

しかし
ぼくらはただ知らないだけなのかもしれない
もしかしたら
 ....
 
 
木立ちを抜けていくのが
私たちの木立ち
だからすっかり抜けてしまうと
教室がある
先生は、と先生が言うと
先生は、と復唱する私たち
やがて始業のチャイムが鳴り
つまりそれは
 ....
眼が在り映り凝視し続ける眼に
脳裏の戦場の消えない殺し合いか
眼前の草むらの子供らの激しい絡み合いか

展開され焼き付けられるその光景

草むらの草いきれも
左足にぐるぐる巻かれた包帯の ....
見えていないから指先に触れて
輪郭を描く
知りえないものを
自明と思い込み
書き足さなければならない線など
もうないと
絵の具を塗る
好きな色
みなさんにお馴染みの色
私だけに
見 ....
 
 
辞書に雨が降り
やがて水溜りができた
海と間違えて
文字たちは泳いで行ってしまう
僕は代わりに
いつか拾った流れ星を挟んでおいた
柔らかいものはみな
今日は朝から倒れている
 ....
ジャズを聞きながら
君に手紙を綴っていたら
知らぬ間にアルファ波が
出ていたらしい

気がつくと
時計の針の30分が
あっという間に過ぎていた

願わくば
退屈で長い1日よりも
 ....
深く森の闇の香りがします
行き過ぎてゆく人に言葉をかけたりします
つまらない世間話ですけれども
視線はいつも痛いものです
いくどもえぐられているような不安定な
でもそれが欺かれていた ....
撃鉄を起こし引き金を引いた
でももう弾は残っていなかった
 
 
店員さんが運んできたコップの中に
凪いだ海があった
覗き込めば魚が泳いでいるのも見える
こんなにたくさんの海は飲めそうにない
先ほどの店員さんを呼ぼうとしたけれど
彼女なら里に帰 ....
ドアをあけると天気雨
さぁ行こうかじっとしていようか
見上げるとうっすら虹が
描く頭のなか心のなか
ひととき呆然虹色に染まり幸せの予感
雨はつうつう降っているけれど
さぁ出かけよう歩いてい ....
俺って
私って
芸出作品?
神様の創ってくれた

だからイケメン
だからイケウーメン

だから俺ってかっこよくて爽やかで
だから私って化粧品なんていらないくらいの美貌なの

悪い ....
晦日の夜に
透空遥か、星瞬き
シリウス、ベテルギウス、プロキオン
冬の第三角を壮大に結び
除夜の鐘待つ街を照らす

燦々と光ふるふる新年に向け
透空遥か、星々の輝く
頭上にはきらめく星に満ちた夜空があり
その夜空へと向かう銀の螺旋階段があった

その螺旋階段を
のぼってゆく二人がいた
それもワルツを踊りながら
くるり くるりと
軽やかに優雅にのぼって ....
隣家の屋根から翼のような雲が見える
朝の微睡みから覚め
膝に居座る悪夢が霧散するまで
蛹の時間
軒の氷柱の光の粒は 
瞼につめたいやわらかな真珠
木々の梢を半ば強引に愛撫する風
その風に ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
忘却- こたきひ ...自由詩120-2-6
すべてのおわりに- うみ自由詩7*20-2-6
ただ風の、吹く- 秋葉竹自由詩420-2-5
三つの約束- 殿上 童自由詩7*20-2-2
むにむに- クーヘン自由詩8*20-2-2
Physics_Note_3- AB(な ...自由詩720-2-2
傾斜(改訂)- ひだかた ...自由詩920-2-1
てくてく- クーヘン自由詩8*20-2-1
無題- おぼろん自由詩6*20-1-30
呑まれる- ひだかた ...自由詩820-1-29
- ガト自由詩7*20-1-29
昭和二十年、或る夏の夕餉- 服部 剛自由詩1020-1-28
希求- ナンモナ ...自由詩3*20-1-28
氷点下- HAL自由詩9*20-1-27
波間へ- 草野春心自由詩1020-1-26
光りはじめる- はるな自由詩15+20-1-25
不可知- HAL自由詩8*20-1-24
教室- たもつ自由詩920-1-21
露呈(改訂)- ひだかた ...自由詩920-1-21
着色- Lucy自由詩8*20-1-19
しおり- たもつ自由詩1220-1-13
純粋な時間- 服部 剛自由詩820-1-11
杳香- ナンモナ ...自由詩7*20-1-10
殺意- HAL自由詩7*20-1-10
ランチ- たもつ自由詩1520-1-5
大晦日の虹- 灰泥軽茶自由詩220-1-1
自惚れの戯言なんて- こたきひ ...自由詩220-1-1
晦日の夜に- ひだかた ...自由詩419-12-31
星空への螺旋階段- 塔野夏子自由詩2+*19-12-31
201912第五週詩編- ただのみ ...自由詩3*19-12-31

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