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月や星が必死に輝いているのを初めて知った

駅から出ると月が雲を照らし星が輝いていた

タクシーで久しぶりに家に戻ると泥のように眠った

夢の中でもずっと月や星が必死に輝いていた

ぼ ....
 
 
たくさんの羊たちを乗せて
母が猛スピードで
寝台列車を運転している

眠れない父のところに
早く羊を届けなければならなかった
車線変更を繰り返し
いくつもの列車を追い越して行 ....
どうしたら
あなたのこと
忘れられるのでしょうか

手の届かない人
その目 その声
ぬくもりに届かない人

虚構に恋したあなた
あなたと同じ気持ちのわたし

片思いでもいいの
 ....
こんなに長く生きるつもりはなかった
こんなに長く荒廃した街を彷徨うつもりはなかった
ただ、高みに登りたくて
{ルビ宙=そら}への階段を探していただけ
時間は無慈悲に流れ
すっかり年老いてしま ....
新しい下敷きと筆箱
小学校に上がる頃
新緑が眩しくて
世界のすべてに希望が満ちている気がしていた

水泳 習字 ピアノ 絵画
同級生と通う教室
集中して 戯れて
成長の度に褒められてい ....
長い降り 明けて晴れ晴れ 澄み渡る 庭の緑の 縁のひと粒

便利だな 倒れる事を 前提に 膝と足首 上手に動く

こよこよと えさてにもちて ささげたる けさのわたしを きみはみている

 ....
海への道を進む

枯れ枝の軌跡を追う
その感動的なフレーズが生まれたのは偶然

はるかと名づけられた子供が
遠くを見ている
一生その名に囚われ続ける
その名から出ることはできない

 ....
北国に桜が咲いて幾日も経たず
昨日突風が吹いて花びらを散らして行った

今朝 桜は冷たい雨に濡れそぼち
うつむき滴る 運命を受け入れつつも

儚げな美しさを愛でる者が
その色香に誘われて ....
母へ

あなたに何がわかるんですか

強いあなたには必要のない行為かもしれない

言い返せるあなたには必要のない行為かもしれない

私は
あなたに感謝していないからこういうこ ....
いくつもの
肥え太った想いが
出口に殺到して
立ち往生している

よこしまで
メタボリックな想いが
喉の奥でせめぎ合って
脂汗をかいている

バイパスを回り込んだ
耳障りの良 ....
壁と背中にあるわずかな隙間
それが自己満足の限界

窓の黒がやがて青になり
一時の橙の後に白くなる

カーテンの隙間から覗く世界
白い時間に安らぎはなく
また橙となるのを待つ
青から ....
奴隷みたいだった
犬の目をしている
僕の目は 人を睨み付ける
夜の闇をさまよう猫の目か
人間たちが 憎かった


自分自身の罪も忘れて
ゴールデンウィークを人並みが歩きまわる
バ ....
心がからっぽになった気がして
あわててひっくりかえしてみた
ぱらぱらこぼれた今日から
太陽の匂いがした


少しすくって空にぬった
明日が生えてきますようにと
おほしさまの間に
しず ....
野良猫が生垣から顔を出して
じっとこっちを見ている

  /かけとび
  あやとび/
  /ステップとび

去年はできなくて癇癪を起していた
ふふふ、まあ頑張れよコワッパ と思った ....
 
 
二死満塁のピンチだった
ぼくが第一球を投げると
キャッチャーは既に不在だった
家を継ぐために
故郷に帰ったのだ

走者はホームに生還した
その間にバッターは
甲状腺の病気が ....
硬い言葉はとんとわかりません

あたしがふにゃリと笑うと

ふざけてると叱られる

人はことばに操られ言葉に縛られる

自由が奔放にきりかわる

社会人なのだから

あだしが。 ....
青い空を泳ぐ
五月の空を
晴れた日に
ひとりぼっちの綱渡りをやめて
心をあずける
頭上に広がる空間に思いを馳せた時
幸せが僕を見つける
他者の背中を見るように
自分の背中を見ることはできない

他者の背中を見送るように
自分の背中も見送られ

雨あがり
洗濯したばかりの
地球の匂いに包まれる午後

無風、時々背中
 ....
与えて 与えて
心の一部を 差し出す
与えて 与えて
失いながら それ以上に得る

与えた分だけ
別れは深まる
失望に沈む
それでもまた 与え続けて

そういう生き方
こころ ひたひたと水に浸かって
浮かんでこない
ぎりぎりの水深は
息をするだけで精一杯

酸欠の頭で見た人は
悲しさの中に喜びを求めているようで
こころ そっと沈んでいって
光の刺さな ....
  ぬるい春の夜
  アスファルトの上に
  花が降っている



  葬儀屋の看板が
  ほんの少し口角をあげる



  目に見えぬ桃色の貝が
  ひそかに息を吸い ....
もはや逃げ場はない
追い詰められた
袋のねずみだ

1万円が入った財布に
レシートの山
白ナマズの指

ロックがなくちゃ
やってられない
行き場のないホームレス
            こんな日がくることを
            いつから知っていたのだろう
            告げねばならない
            それがわたしの役目 ....
木よ

おまえは忍耐の結晶だ

じっと季節に身を任せていて

こんな異国に

新緑を散りばめていて


だれもいないだれもいない

こんな愛にありがとうだなんて

もっと ....
たんすの中で服達が
牛や熊みたいに押し合っている
それぞれに獣毛をマネた人型の
ウールや化繊の上着達
ラム革合革
色とりどりの
似合いもしないスカート達
無用に増えるコート達
毎年足り ....
世界に興味がありません。
私の思うようになってくれない世界には興味がありません。

人に興味がありません。
私を可愛がってくれない人には興味がありません。

見返りだとか、お返しだ ....
おかねは
いのちだ

いちどしかない
じんせいを
いきていくための
いのちだ

なのになぜ
そんなに
ひつようなのだ

いちどしかない
じんせいを
にどもさんど ....
よのなかには
できることと
できないことがある

そのこともしらずに
あなたは
できるはずだと
バスをうんてんした(させた)

あなたができることは
あんがいひとには
 ....
今日はなに話そうか

そうだねえ
知ってる人は知ってるだろうけど
変なことがある
ビッグバンのとき
なんて気軽に使う言葉
ちっともわかちゃいないけど

そのとき極小のところに
極大 ....
「愛してる」

簡単じゃないはずなのに
誰もが街なかでささやきあっている

君だけを
このひろい世界を




勘違いしてしまうのかな

束縛されたく無いはずなのに
相手 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
成長- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-5
羊列車- たもつ自由詩712-5-5
恋い焦がれて火から下ろす前に- いぬぐす自由詩2*12-5-5
蒼穹- 無限上昇 ...自由詩712-5-5
文房具の時代- れもん自由詩412-5-5
短歌式- ドクダミ ...自由詩112-5-5
海への道- ふるる自由詩9*12-5-5
悲恋- ただのみ ...自由詩11*12-5-4
自傷- ジュリエ ...自由詩3*12-5-4
おしゃべり- nonya自由詩23*12-5-4
- marux2自由詩2*12-5-4
歓楽街にて立ちくす- 番田 自由詩212-5-4
あしたの種- 朧月自由詩1012-5-3
なわ跳び- 壮佑自由詩28+*12-5-3
第一球- たもつ自由詩1112-5-3
ふにゃり- じじ自由詩11*12-5-3
五月の空- 黒髪自由詩1*12-5-3
晴れ、時々背中- そらの珊 ...自由詩17*12-5-3
give_&_give- れもん自由詩4*12-5-3
命の終わりを思う時- いぬぐす自由詩6*12-5-3
- 草野春心自由詩7*12-5-3
ロックンロール・ジプシー- ペポパン ...自由詩5*12-5-2
ピクニックへ行くように- 石田とわ自由詩11*12-5-2
木よ- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-2
反吐と外皮- salco自由詩11*12-5-2
他力本願G行為- faik自由詩13*12-5-1
おかねはいのちだ- 小川 葉自由詩212-5-1
できないことは、できないといえばいいのに、それでは生きていけ ...- 小川 葉自由詩612-4-30
再生工場- 木原東子自由詩16*12-4-30
Raindrops(ちぎるひと)- 恋月 ぴ ...自由詩28*12-4-30

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