夜が蓋をあけて覗き込む
よく　寝ているよ

運んでいるのは
ぱりぱりと笑う
ロウに遊ぶ　火
綿入れの中　冷たい手
雪のかまくら　水化粧

あしあとに　あしかさねる
のののん　しんしん　そおおっ

雪みるおだな　んだのも　まげでられねべた　
ちいせ火　おおき火　水神様さ　拝め拝め

そとまき　くうるり　うちまき　くうるる
みんなして　かまくらかごんで　おどりっこおどれ
わらしっこだち　ねでるうじ　おどれおどれ

までまで　おめだ　しずがにさねば　みんなおぎでくるべしゃ
まじこれぐれにして　まだあしたくるべ　　なっ　そうするべ

んだがや　くうるり　んだべが　しかだねなや　くるくるう
しぇばな　んだなやまじな　まだくるべ　んだな　せばな　えぐど

綿入れの中　冷たい手　はっこぐなったなや

なんぎかげだな　おらさ　あだりながら　ちでえってけろ
えさかえって　ぬぐだまってねでけろ　てっこ　あだれ　ほれ

ちらちら　雪の夜道　
チカチカ　火が往く