すべてのおすすめ
来る日も来る日も
こうやって
涙さえでるのを忘れて

来る日も来る日も
こうやって
焦燥を{ルビ抱=だ}く他仕方ない

去る日を何時も
忘れてしまって
うつくし日々は嗚呼何処

 ....
流行のウイルスは たちが悪いみたい
君のことだから 不用心なんだろう

満月だからといって 明るいからといって
女がひとり夜道を 歩いちゃ行けないよ

 ....
素潜りで
{ルビ鮑=あわび}を密漁する


丹後半島の
夜明け


海で生まれた太陽と
山に入る月の夢、
肩がこる


髭の男が少年や
座礁した五月


白身のま ....
朝焼けと夕焼けの色は
決して重なりはしない

始まりはオレンジの衣を纏い
終わりは朱の衣を纏う

ただ繰り返すだけ

太陽は月を照らしはしない
月は太陽に照らされてるだけなの ....
ダンボール箱
いや、もう、箱ではない
これに
俺は
云いようもないさみしさを覚え
やあ、俺が
もう、君のよに、なってしまったら
どうしよか
なりたくはない
ダンボールのよに
雑用さ ....
ぱらぱらと降っていた雨の間に
少しだけ見えた
澄んだあおいろ

絵の具屋さんには売っていませんでした

とぼとぼと帰る道
水たまりの中に
もう一度そのあおいろを
見つけました
漆を塗り
さらに金箔を張った
豪華なわたしの部屋には
窓がありません

窓際無いのトットちゃん

トホホ

髪が伸びる
ゴムのように伸びる

オホホ

扉を窓にかえようよ! ....
裁判の隣際
法廷内の竹林の近く
肩車と風車がくるくる
かけっこをしている

被告人として茫洋としてみる
窓の外を見る
どちらかの肩を持つ
たとえ裁判長でも
それらは許されない

 ....
暗がりで息してる
変なのが動いてる
もぞもぞとしてたから
こわごわと近づいた
試しにつついてみたら
ぶわんって起き上がった
びっくりして腰抜けた
まだぷるるんとしていた
ファンキーなあ ....
もう 戻れないのかもしれない
戦慄にも似た 予感

夜空を見上げると
瞬くシリウスの
見るたびに変わる青い光に
どこかが 痛くなる
目がくらむくらいに
その光が 強い

それから横 ....
素面のふりした大酒のみの{ルビ商人=けちんぼ}たちが
貧相で乱れた俺の姿を
{ルビ無料=ただ}で否定するならば
吹笑するより他にない

ケララ ケラケラ ケケラララ

聖徒を気取った薄学 ....
はなれたくないよ はなれたくないよ
時間は止まることを知らずに ただ流れていく



どれだけ ふたりが 強く願い合っても
若すぎる力じゃ なにも叶えられず

君の声や仕草を深 ....
何度と俺は、この坂道を、上り下りしたものか。

旧街道の家々に、時に幸福、時に不幸を思いつつ、
夏は太陽よりも美しく、冬は月よりも{ルビ哀愁=かなしみ}をもち、
山の緑は、こうも愚かな我らのこ ....
君がおばあちゃんになったら
若い頃にデートで
よく行ったあの海に
連れて行ってあげる

あの頃と変わらない
でも何か違う
そんな景色が
二人を迎えてくれるから

遠い異国から
波 ....
トワ エ モワ

きみ と ぼく

笑顔は ひろがっては いない

この 丘で

かぐわしい 初夏の 葉群れに

肩を 抱かれて

ぼくたちは いた から...
 ....
のぼる陽に、いつからか
乾いて乾いて、
ぼくの精いっぱいは灰のようになっていた


ビートニクにとりつかれた黒人の青年が、
若者が、
口々にさけぶ、

「 光が 今、必要なんだ
 ....
たぐりよせてみれば
それは
余りにも細く、また
強い一筋
 
 (深い闇の中から)
 
まさにすがるようにして
誰もがその一筋を
必死に、必死に
自らの手中に
収めようとする
 ....
君は何も言わなかった
初めて会った時も

ただただ僕を見て
ただただ体が冷えていた

泣き顔とも笑顔とも言えない顔をして
こっちを見て
白い息を吐いていた

朝は朝もやの寝巻きを羽 ....
幸福な女優は、金持ちの男を好んだ。
或る日のことである。
彼女は都内の高級ホテルで、大富豪のF氏と寝ようと試みた。
F氏は、83才。無論、機能しなかった。
―夜が明けた。

それ以降、彼女 ....
汗ばんだ、女の子に魅力を感じます。
僕は、決して、自然が好きではないけれども、
わきを開けて、スプレーを吹きかける女の子は、
好きではありません。

そのわきに、剃りのこった、毛があれば、
 ....
小学校になる前

僕はここで育ったんだ

あれから10数年

すっかりとこの街は高いビルが立ち並び

昔の面影を消そうとしていた

僕の成長に合わせて

町も成長しているのが分 ....
僕は寝るのが好きだ

でも夢を見る事があまり好きではない

特に良い夢が、だ

いやな夢は
夢の中で「何で俺はこんななんだろう」
と苦しむだけである

良い夢は
夢の中での幸せの ....
夏の結構暑い日に
君と二人でベンチで食べた
甘いおやつのチョコボール

集めてた銀色のエンジェル
あと一枚で揃うのに
なかなか出てこないんだ

まだもらったことのない
おもちゃの缶詰 ....
バケツを持って浜辺に向かい
バケツでそっと盗み出す
目の前に広がる海を
バケツでそっと盗み出す
頭上に浮かんだ夕焼けも
バケツでそっと盗み出す
帰り道の一面の青麦も
バケツでそっと盗み出 ....
いつのまにか
こすもは、すぺーすへと
ぐれーどあっぷ
していて
 
ぼうちょうをくりかえす
この、これは
どうもとめどない
らしい
 
 
これを
あい、とよぶか
かがくげん ....
しあわせな気持ちが、わたし全部をみたしてる

あったかくて、うれしくて、笑ってしまって

わたし全部を明け渡して、たった一人を思う気持ちが、全部になる

でも、その人は「最初はみんなそう」 ....
あなたを大事に思っている人がいます


あなたを見守っている人がいます


あなたは気づいていないかもしれないけれど






半信半疑や

距離感や

 ....
うちの家には お金がない
僕がいるから お金がない

だから僕は邪魔者
だから僕は消えなきゃ

うちの家には お金がない
娯楽なんかの余裕はない

だから僕は消えます
だから僕 ....
たった一人に揺るがされる自分に
少しだけ嫌気がさしてきて
ちょっと意地悪しようとしたけど
結局二人だとばれてしまう

あの頃は楽しかったけど
今は楽しかった?

好きな子はいじめちゃう ....
病院の最上階の病室の
眠れぬ夜に少年は
夢で作った絵具で
誰も知らない絵を描く

空は大きなキャンバスだ
ひとりでさびしい少年は
空にたくさんの友達を描きました
父親を知らない少年は
 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝日(毎日が殺される前に)- 蔦谷たつ ...自由詩12*07-5-24
蒼月- 北大路京 ...自由詩13*07-5-22
密漁- はらだま ...自由詩29*07-5-21
憂月- 優飛自由詩7*07-5-20
土曜日の夜(小雨だった)- 蔦谷たつ ...自由詩12*07-5-20
捜し物- 小原あき自由詩19*07-5-18
私の無意味な一生- 七味とう ...自由詩7*07-5-18
肩車と風車- ロカニク ...自由詩207-5-17
セカンドラヴ- おるふぇ自由詩507-5-17
Déjà_vu- 麻生ゆり自由詩7*07-5-16
アナキストを哀れむうた- 蔦谷たつ ...自由詩10*07-5-16
さんせっと- 北大路京 ...自由詩14*07-5-16
街道- 蔦谷たつ ...自由詩5*07-5-16
いつかの海へ- おるふぇ自由詩307-5-15
toi_et_moi- モーヌ。自由詩12*07-5-15
もしも、だれかに愛されたなら未来は変わっていたかもしれない- わら自由詩19*07-5-14
蜘蛛の糸- 山中 烏 ...自由詩9*07-5-13
冬、春、君- テルテル ...自由詩3*07-5-13
幸福な女優- 蔦谷たつ ...自由詩10*07-5-13
それは、もう- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-5-10
- テルテル ...自由詩5*07-5-9
見る夢- テルテル ...自由詩2*07-5-7
きょろ- おるふぇ自由詩407-5-7
バケツ- 村木正成自由詩11*07-5-7
すぺーす=- 山中 烏 ...自由詩7*07-5-7
だいすきです- 逢坂桜自由詩20*07-5-6
あなたへ- わら自由詩18*07-5-5
うちの家には_お金がない- 北大路京 ...自由詩12*07-5-5
淡色の生物- チェセロ ...自由詩407-5-5
キャンバス- 村木正成自由詩9*07-5-4

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