すべてのおすすめ
ババア好きが高じて
自称詩人になりました
だってここは
自称詩人のババアで一杯だから
しかもちょっと頭の弱いババアなので
クソみたいな自称詩褒め称えてやれば
直ぐに引っ掛かって来るんだ
 ....
ぽわるとももる
てをつないで
じこくのもんを
くぐった
みじんこの背中の
羽根のすきまで
もんばんは
昼寝してて
きづかなかった

ぽわるとももるは
それにもきづかず
走った
 ....
牝鹿

軽石

蒸散
余裕のある人のための詩歌なんてまっぴらだ
そんなの奴隷と同じことだから
あなたのお城
まるでおとぎ話

とうちゃんはどぶ板通りのかんばんや
かあちゃんはモモエちゃんも結ったパーマやさん
赤と青と白のぐるぐる
さび付いて止まっている

懐かしさに沁みて泣き腫 ....
風たちが姿を消した
――一瞬
井戸に落ちた片耳のリング
わたしの中のわたしのエコー

響かない{ルビ鈴=りん}の透き通った苦悶
冷気の侵食 いのちの抗い
――再び
風たちに抱きすくめら ....
わたしのなかで
何者かが思考する、

あそこの森の樹木たちの
しんとした垂直性と
その垂直性が交互に重なり
形成されていく
整然とした奥行き

緑の息吹、静けさのうちに宇ノ声響かせ
 ....
 愛を囁くと梢が揺れた。
 協奏楽の流れる部屋に人は無口で
 病人の枕元に一輪の花をかざした。
 今在る優しさに皆耳を澄ませた。

 枯草の美に共感出来た時、私は和的な幸せを得た。
  ....
風もなく、静かな夜半に
疲れたかすむ目を、外に向ければ
ここから見える桜木に、花が咲いている
それは、わたしの目にだけ映っている、花
七分咲きの、満開の、はらはらと散りゆく花びら
走馬燈のよ ....
春のほどけぐあいが
足早にすすむころ
キミに会えるだろうか

冬はなにかしら
とんがっているから
(雪が積もった日は別として)
たとえば吸い込んだ空気の凍った針が
肺に刺さるんだという ....
どんなに頑張って
楽しんで
欲張っても
空しい

どんなに認められ
称賛され
祝福されても
空しい

やっと
人生の目的の
表紙のところまで
導かれた

あとは自己犠牲と ....
一日に一編の詩を作ろう
出来上がらなくてもいい
案だけで、発想だけでもいい
作ろうとする気持ちだけでいい

書けない日もあるだろう
其れが続く日々もあるだろう
それどころではない時期もあ ....
中空に散乱する
既にある言の葉

伸びる指先すり抜け
浮遊し消える

友との親交には
不都合はないのに
爛れる細胞の端々は
突かれ壊れ果て
繋げても 
繕っても
詩想は枯渇し
 ....
漆黒の闇の中
打ち寄せるジャズと琥珀の液体に
のまれてゆく
そこからインスピレーションを得ようとしても
浮かぶものはなくて
ゆらゆらと波に浮かんでいるだけだった

気分を変えて
伽羅を ....
おじさんになりかかった頃
生まれた日を猫の日にされた
猫は好きだが
ニャーと哭いて生まれたわけでもなく

思春期でなくてよかった
いきなり猫の日ですと通達されると
より戸惑ったかと思う
 ....
腰が痛くて歩けなくなっても、
恐怖にすくんで脂汗かいても、
手が訳もなく震え続けても、
全てを失い意気阻喪しても、
大丈夫、大丈夫だよ
生き抜く意志さえ失わなければ
全てを学ぶ機会と受け止 ....
そらは、ひらく
青い溶岩は、どろりと溶ける
私は、見開いた目で、それを見つめる
風が囁く
鳥は鳴く

私は、ただ項垂れて
赤い綾取り糸をからませて
星座を並べる

天から降りてくる調べに聞き入る
夜は深く清らかだ

心が天空に舞い上がり
気持ちがいい

澄んだ空気と青い闇が
躰に染み込み

私を深 ....
フロントガラスの雪
百や千もの指が
百や千もの詩を書こうとして
なにも書けず
スルスル流れ
見通しの良い隔たりは
光景だけを素通りさせる
百や千もの天の指紋が
色も形も失って
理由を ....
三軒目のワインバーにいる


カフェで待ち合わせてから
居酒屋チェーンで食事して
コジャレたバーに今
彼女と来ている

二軒目で少し様子が変だと
思っていたが
いよいよおかしいので ....
はつかねずみは
やすむことを知らない
ただ走る 走り回る
とりあえず道に沿って
やみくもに走る
はつかねずみは
考えることを知らないのか
脳みそがたらないのか
天然なのか
わたしはそ ....
さかなは、やけている
あかくあかく溶岩のようにやけている
さかなは今にも焼き付いてしまいそうだ

こおるよりはよいでしょう

天はさけぶ

鳥はなく

赤いさかなは、ただただ焼き付 ....
北へ

 南へ行こうと思う
 さよならと
 背を向けて



        梅林

         もう一度振り返ると
         梅の花にも似合わぬ
        ....
勝つ気でいたのに
決まろうとすると
空気のような蜃気楼が
鵜に乗せて
私を柚子湯に入れる
付けんとか言っておきながら
付けてくる神は
田圃を沢山所有して居て
詩を読みながら
日の出を ....
カフェ店内の化粧室から

戻ってきたクラスメイトに

『あれ?まさし君来てたんだ…

志望校一緒だよね、がんばろね!』

と話しかけられ、

「外からガラス越しに君の

アディ ....
ちいさなことがらを
責める気持ちになるのは
あなたが鬼だからですか……?
いいえ、ちがいます
あなたが素直過ぎるから
まっさらな気持ちでひらたく今をみたら
なにもかもがやさしくただそこにあ ....
影送りができそうなほど
晴れた日のまま
洗濯が終わった頃には
まだらの雪が降っていました

庭の梅はおおきく
息をしたようです
昨日までは
とりつくしまもないようだったのに

 ....
馴染みの店
昔よく通った
ご機嫌なわたしがいる
酔いもほどよくまわり饒舌な
周囲の客も常連で顔なじみのよう
隣には友人が
顔はよく見えない――とにかく古い友人が
わたしは羽振りが良く
 ....
こころに絡まる
紅の糸

嗚呼
こころが

貴女は空を見つめ
頬を染める

私は深い海の底
身を隠す

こころ震え
汗がにじむ

尋ねても
答えても
もう
満ち満ちた
広大な海原を
熱情と共に
船は往く

海流は船体を揺らし
行く手を阻むが

若人の心
前方遥か彼方を
見据え
動くことはない

憧れを胸に秘め
艱難を物ともせず ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ドテダカきよし「ババア目当て」- 花形新次自由詩417-2-26
ぽわるとももる- 次代作吾自由詩317-2-26
平成29年2月26日(日)- みじんこ自由詩117-2-26
すみれ日記_02.25- もっぷ自由詩217-2-25
赤と青と白のぐるぐる- 田中修子自由詩5*17-2-25
孤独の定義録- ただのみ ...自由詩11*17-2-25
春の思考- ひだかた ...自由詩4*17-2-25
愛の囁き- ヒヤシン ...自由詩18*17-2-25
望桜花- 長崎哲也自由詩7*17-2-24
マシュマロ- そらの珊 ...自由詩12+*17-2-24
空しい- 星丘涙自由詩1*17-2-23
一日一詩のすすめ- 長崎哲也自由詩4*17-2-23
枯れ枝- 星丘涙自由詩4*17-2-23
明日- レタス自由詩217-2-23
さんわのあひるよんわのあひる- AB(な ...自由詩5*17-2-23
捧げる- ひだかた ...自由詩9*17-2-23
青い溶岩- 水菜自由詩217-2-23
綾取り糸- 星丘涙自由詩2*17-2-23
がらすゆき- ただのみ ...自由詩13*17-2-22
三軒目の真実- しょだま ...自由詩3*17-2-22
はつかねずみ- 星丘涙自由詩1*17-2-22
赤く焼けたさかな- 水菜自由詩317-2-21
フラグメンツ__雪どけ- AB(な ...自由詩617-2-20
太陽- 間村長自由詩13*17-2-20
受験シーズン2017- しょだま ...自由詩5*17-2-20
_- 水菜自由詩417-2-19
影送り- フユナ自由詩617-2-19
- ただのみ ...自由詩5*17-2-18
嫉妬- 星丘涙自由詩4*17-2-18
若き旅人- 星丘涙自由詩2*17-2-18

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