すべてのおすすめ
君よ
君は
どれだけのものを
あたしに
おしえてくれるんだろう
うまれてから
ずっと・・・
君は
わずか小5で
あたしの相談相手
中学生になったら
もう
り ....
また背中にGがかかる
いや、重力ではなく塊りが押して圧迫している
左の肩甲骨の上に乗るコンフュージョン
緊張が高まり首筋まで凝ってくる
あまりの重さに頭の中で
コットンフラワーが咲き乱れ
....
ジジジ ジジジ
地面にひっくり返って
のたうちまわる蝉の声
もう十分生きたのだろう
鳥に食べられることなく
人間に捕まることもなく
いのちの歌を響かせたのだろう
それでも ....
これって本物なの?
私の問いかけに彼は口元を僅かに歪ませながら首を振った
遊びに来ないかとでも誘われたのだろうか
今となっては定かではないのだけど
大手町あたりで待ち合わせ丸の内線 ....
君はたしかに一介のピーマンだったが
人間工学をあざ笑ったのであろうか
一塊(ひとくれ)の粘土をしぼりとった手ごたえと
大胆なくびれ はじける地肌が第一印象なのだ
小麦色の少女のはちきれんばか ....
才能があるだなんてねえ、
言われて嬉しいわけないし
弦を四本はじいて撫でて、
そーですかこれ才能ですか
納得いくわけありんせん。
....
海に生まれながら
潮音から逃れようとするものたちが、
水を去る夏
鯨たちが死んでいく
うみべ
―●―●―●―●―
どこかからやってくる それは、
凄烈な怒りの かたまりのように追 ....
通り雨の輝きの中に
君の命を見た
雨音は
昔流行った歌のように
単純なラブソング
絶対零度の氷の中に
閉じ込められた僕
こんなに近くにいても
手が届かない
追いかけられな ....
=サブタイトル(おもてとうらからみる物のかたちや色が異なるせかいで)
わ た し は み る
それはわたしの至高をおしひらく ひとしずくのデッサンだから
さわるリンカク ....
もしも車を降りて歩いた道になつかしさがあるなら
初めての土地だというのに二度と行かないというのに
どこまでもありふれた水田の続く田舎道を
よそ者が歩くのは珍しく少し勇気がいったけれど
私は覚え ....
無痛でいられた頃
ただ手触りの良い毛布に包まっていた頃
こんな風になるとは予想もしていなかった
せめて(きみと水)を飲みたいとマグカップをくしゃくしゃ握りしめる
皺くちゃの破片が幾重にも折 ....
サイズを合わせろと木端にダメだしされて
身体中の関節を外してコンパクトに納めたけれど
これ以上小さくなれないんだよ
もうそれじゃ
何がしたいんだかわからなくなっちゃうんだよ
掴むものに ....
溜め息で踊る心根など
お前達には解るまい
にわかに雨が降り出す
濃厚に萌え立つ雨の匂い
という名のアスファルトの匂い
パラパラパラと傘を撃つ
雨粒が急速に嵩を増して
バラバラ
ザ
ザー
ともはや見分けもつかずに
速 ....
ほんとうは
レンジであたためなんてとんでもない
だーくな箱の中にとじこめて
ボタンを何回かピッピピッピ押して
なにかされるんです
ひきつって声も出ないたぶん食べものが狂い死んで
あたためら ....
お茶の水橋から聖橋
まぁるい大きな輪っかが見える。
下半分は揺らめいて
昼間に鎮座する月のよう
にび色の神田川は足がすくむほど
高い地点からしか眺められな
い
その水面をじっと見つめ ....
貴方の染み付いた
唇の記憶を鎮めて
くもをたべる透明ないきものが
空に住んでいます
優しいナイフで切り開いて
あの日 歓声をあげて
逃げ水を追いかける
おさな子はぼくですね
ちっともつかまえられないのに
追 ....
大和川沿い走り抜ける
ワゴン車の窓越しに見える
遠くや近くやそのあたりに
見えるマンション眺めてるとさ
なんか不思議な気分に。
....
避暑の家の涼しげな夏草の茂み
その影もまた深い碧に沈み、
淡く邪気ない木漏れ日が窓辺を揺らしていた
暗い六月の雨をしっかりと含んだ土の濃さが匂いたち、
やがて腐敗へとつづく露骨な大地のプロセス ....
そらのうえのうみは
いつもさらさら
かぜのおどるうみ
くるぶしのあたりで
さふさふ ささふ
くすぐったくて
つめたい あおいろ
あめいろのひかりの ....
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腐り始め た ....
ぽ、と、り、ぽ、こ、り、と、あ、わ、に、な、る、
もう忘れていいのです
苦しまなくていいのです
もう昔のことなのですから
これからはほかの誰かのためにないてください
わたしにはも ....
ちっとも 眠れやしない熱帯夜
あいつは クーラーのきいた部屋で
今ごろ ぐうすか 寝てるのかしら
ダイコンみたいにぶっとい神経だから
あいつなりの 生き方をしてるのだろう
だ ....
手の子どもが
粘土をこねている
いくらこねても
粘土は粘土の形にしかならない
粘土を裏返してみる
にぎやかで美しい色の都会が現れる
足の子どもは
都会に行きたがる
昨日草む ....
また
あの夢を見た
いつもの
色にあふれた夢
私は
長い髪をなびかせながら
蜂蜜色の 水底を目指す
白く薄い 頼りなげな服で
右手を 前に
遠く差し出しながら
果てしな ....
真っ白な紙をたくさん束ねた
大きな自由帳をもらった
どんな色を使ってもいいけれど
必ず自分で決めなさいと言われた
罫線もマス目も何もない
分厚い自由帳をもらった
どこへ持っていって ....
人見知りなミツバチは
花の蜜を集められない
花が可愛過ぎるから
真っ赤になって
『また今度』
ふっと香る花の香り
気になりながらも
知らんぷり
恥ずかしがりの照れ屋さん
....
部屋にぽつんと一人
歩き始めるための外出をするには
外の空気は不当に暑い。
アスファルトの上で血液が沸騰する
サニーサイドアップをアスファルトで、
だが、外出のための条件は整った。
....
宇宙の涙は
幾世もの孤独を流れ
幾千の願いに打たれる
何のために
生まれたのか と
彼等もまた
想うだろうか
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