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あたしはまだあたしの咲く場所をみつけられずに
風のなかを漂っている
まるで帆を失った帆船のような気分で
風まかせで漂っている

どんな花を咲かせようと若い頃から想いつづけてきたわ
それなら ....
ルノアールで珈琲を飲む
革張りの椅子に座り
香りを楽しむ

入っては出て
出ては入ってくる
人を眺めながら来し方行く末を思う

大学生のころ
通っていた喫茶店はルノアール
だったか ....
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一つ忘れることは
一つ自由になることかも知れない
我々は過去に囚われ
過去に生きているように思うが
想いは日々新しい記憶に塗り替えられてい ....
何かを言おうとしたまま
羽蟻に覆われて行く 月

寝苦しい夜の何処からか
微かに   悪寒が流れ
顔を隠した二人の忘却が
そっと  水浴びをする

乳房のように膨らんだ闇 
白い 流 ....
うなじに貼りつく蝉の声を
拭ったハンカチの上に


炎天下の用水路に浸した
素足のこそばゆさを重ねて


最後の線香花火が消えた後の
かすれた火薬の匂いの上に


水着の跡 ....
おひさまに干されたふとんは
懐かしい匂いがする

平屋建ての木造家屋
屋根より高く育ったヒマワリ
リュウノヒゲにふちどられた細い通路
赤いバラのアーチでは
テントウムシがアブラムシを食べ ....
これほどまでに ミニスカートが似合う
ブロイラーに出会ったのは初めてだ
きっと あの脚が魅力的なんだ

彼女達は ギュウギュウづめ
不満の表情を浮かべているようには見えない
彼女達は早朝か ....
堕天使眩惑眼球標本、熾天使血統位階論、ああ「無辜」
草木図譜観察記録、修道院箱庭遺伝論、ああ「有罪」
悪魔答弁系統発生学、軍天使鉄鑓甲冑論、ああ「無実」
動物図鑑絶滅目録、孤島北端的進化 ....
ウェルテルの背中が小さくなっていく
愛せなくなることに怯えて
幾度と無く人は追い求めて

人は空を捨てきれず
荒れ野の空を
靴も履かずに
裸足で駆け抜けて

心の空が
家族の溜息を ....
僕の冷蔵庫ではつぎつぎとものが腐ってゆく
賞味期限は半月前は当たり前野菜は黴としなびで
使い切れないぞ独身奇族

そこで整理もかねて古い野菜をかたっぱしから検閲し
余命少ないあるいはアンチエ ....
雑草にも




名前はある
もうコンサートでは欠かせぬものになったP.A.
それが何十万と集まったヒトラーの演説を聞かせる為の
負の遺産だといまどの位のひとが知っているだろうか
いまのP.A.はそれをディジタル技術によって ....
ぼくは効率を好まない
いや嫌いだと言っていい

理由は簡単だ
ひとが物として扱われるから

ただ利益や成績を上げるために
心のない物として扱われる

ひとに取ってそれは理不尽と呼んで ....
こわれたラジオの部品とか
いろんなガラクタくっ付けて
こさえたぼくの宇宙船
飛ばないことは百も承知さ
けれども心は飛んで行く
誰も知らない惑星へ

わたしたちは飽きもせず
あちらこちら ....
爪先に何かを察知する
 見上げれば
 呼ばれては
 また 満ち足りる月

夏の夜空の国の太陽
 いつも 満ち足りている月
 見下ろせば
 呼びかけては
 静けさに 照らす 夏の夜空の ....
きのうのよる
ゆめをみたの
あたしのおじいちゃんと
うどんやさんにはいって
なにをたのもうか
めにゅーをみていたゆめだった

あたしはまだかんじがよめなくて
よめるきつねうどんにすると ....
夏は
エアコンを入れるせいか
気づくと
ガソリンメーターの残量計が
あとわずかということがある
ランプがあとひとつというのは
かなりアセル状況で
近くのガソリンスタンドで入れていこうか
 ....
ぼくは麻酔類の効かないからだのようだ
25歳の時に盲腸の手術でそれを知った

局部麻酔なのにいつまで経っても
まったく麻酔は効きはしなかった

オペの開始を待っていた医師は
業を煮やして ....
 
あなたへ直線をひけないので

円をかく

今日も円をかく


 
ねぇ君
泣いてないで笑いなよ

空き缶を蹴飛ばしても
明日には届かない

空が海に溶けてるって知ってるかい?

僕らが見つけたものに
名前を付けるとして
それが恋なら良いと ....
風の鳴る丘で

あなたを待っているから

東の空に星が出たら

何も持たずに会いに来て



虹の生まれる岬で

あなたを待っているから

西の地平に日が沈んだ ....
ちりとりのゴミを玄関の外に捨てると
蝉が羽化に失敗して 転がっている

またか
この時期 たまに見る
壁によじ登っては 落ちる 蝉 とんぼ

ぐちゃぐちゃに柔らかくて 体に触れない
死 ....
自分の想いを口にするのは
どうしてこうも難しいんだろう

あなたは優しいからと
押し付けられたことの数々

嫌々こなしてきた
いろんなこと

ねぇ 知ってる?
私 本当はあなたが嫌 ....
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夏の朝は
牡蠣殻がプッと息を吐き
bulletが恋しい季節です

秋には死んでいるだろう
冬には死んでいるだろう

夏の朝は
牡蠣 ....
誰か私をさらって下さい。


鼻緒が切れたことにして


立ち止まっているのです。


そんな嘘も聞き飽きましたか。



明日晴れたら白状します。


愛 ....
めまぐるしく変わるのろーてーしょん
さっきギターかかえてロックンロールやってた
双子のH兄弟は
O嬢と合流してみずみずしいあたらしい恋ものがたり

あたしは遊園地の遠心分離機でぐるぐるの目眩 ....
メジルシが多過ぎる街を
さまよい続ける男は
メヂカラが強過ぎる小悪魔に
あっさり魅入られて
メクバリし過ぎた日々を
少しずつ取り崩しながら
メベリし過ぎたときめきを
愚かにも取り戻そ ....
真夏の子供が笑ってる
真夏の空に自然な笑いがひびいてる
自然な笑顔がいちばんいいね

花と木と太陽と風と
空と海と山と
もしも自然が笑ったら
しぜんが笑ったら

わたしが自然になった ....
いつまで人は

優しくいられるんだろう

いつから人は

優しくいられなくなるんだろう


雨の雫がつま先に落ちた
不思議だなぁ…

あんなことされたのに…裏切られたのに…最低だと思ったのに

忘れられないよ…(>_<)


ホントは、そばにいてほしいの…怖くて身体が拒否してるけどそれに、 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花一輪- HAL自由詩3*12-8-6
喫茶室ルノアールにて- kauz ...自由詩16*12-8-5
一つ忘れることは_/_新生する自我- beebee自由詩27*12-8-5
冷熱帯夜- ただのみ ...自由詩21*12-8-5
盛夏- nonya自由詩18*12-8-4
黄昏待ち- そらの珊 ...自由詩2312-8-4
STARDUST- 小川麻由 ...自由詩2*12-8-4
天堂球体仮説・箱庭考- 高濱自由詩312-8-4
それでも人は空を飛びたいか- subaru★自由詩18*12-8-3
怪しい料理教室- 梅昆布茶自由詩2012-8-3
- HAL自由詩3*12-8-2
P.A.- HAL自由詩2*12-8-1
効率- HAL自由詩3*12-8-1
ガラクタ宇宙船- ただのみ ...自由詩23+*12-7-31
その国の太陽- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-7-31
新創世記- HAL自由詩9*12-7-30
ガソリンメーター- そらの珊 ...自由詩8*12-7-30
悟り- HAL自由詩5*12-7-30
円をかく- 殿上 童自由詩39*12-7-30
言っておくれよ- 永乃ゆち自由詩4*12-7-29
永久に- 永乃ゆち自由詩3+*12-7-29
どんでんがえ_し!- 砂木自由詩19*12-7-29
ストレート- 金子千冬自由詩3*12-7-29
永訣の朝- beebee自由詩25*12-7-29
白状します。- 永乃ゆち自由詩10*12-7-28
となりの原子- 梅昆布茶自由詩1312-7-28
- nonya自由詩20*12-7-28
真夏の笑顔- 木の若芽自由詩312-7-28
優しく_人は- 永乃ゆち自由詩7*12-7-28
ふしぎ- スマイル ...自由詩112-7-28

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