すべてのおすすめ
いつもの時間の
いつものバスに乗って
いつもの席の
いつもの窓に
いつもの体制で 頬杖付けば

いつもの眩しい日差しが入ってくる
いつものように 目を細め
いつもの 陽の当たらない反対 ....
雨が静かに降っている。
この悲しみを流せるか
悲しみすべて流せるか

雨がしとしと降っている。
この嘆きを流せるか
嘆きをすべて流せるか

雨がひたひた降っている
この苦しみを流せる ....
晴れた空が見守る 僕らそれぞれの物語
終りはない ただ紡がれる

柔らかい風に乗って 甘いサザンカのにおいがする
生きることは 感じ取ること

君の傷跡が燃えるとき 雨のアスファルトが泣い ....
{画像=111010205059.jpg}

 【 雪花 】


雪が
頬触れ
ひらひら
ひらひらと
鉛色の空から
舞い落ちる雪花
白い礫が頬をうつ
熱き恋情抱きしめて
吹 ....
旅ってなんだろう

帰るところあっての旅なんだろうけど

住んだこと無いはずなのに
慣れ親しんだ気がしてならない場所へと帰ってゆく

そんな旅路もあるような気がする




 ....
希望の楡の大樹の根元
絶望の日溜まりの中で
君は何を想い
溜息を吐いているのだ

柔らかな秋の陽射しの中
ゴツゴツとした大樹の根元にしゃがみ込み
君は何を想い
溜息を吐いているのだ
 ....
 

わたしの言葉 わたしの世界

月は空にうたい

太陽を背に夜をうたい

光の翼をひろげてうたう


わたしの言葉 わたしの世界

光の降るとき 影のさすまで

月は ....
       きおくも れんが色になれば
     なくなるばかりの   公園のベンチは
   にじんで消えて ●     ●そぼ濡れ枯れる
  潮のわかれに ●         ●つめたさが湿 ....
無菌室のようなコンピュータールーム
病院のような真っ白な世界

0101101010
コンピューターが呟く
enterを押して
enterを押して
逆流する情報
enterを押して
 ....
とある学校のとある教室に美少女転校生がやってくる。
ただ転校生がやってくるというだけでも一大事なのに、しかもその転校生が美少女とあって、クラスは転校生の話題で持ちきり。
とくに思春期の男子生徒 ....
冷たい雨粒が
傘をノックする
居留守をつかう僕を
執拗にノックし続ける

開けてはいけない
部屋を覗かせてはいけない

開けたら最後
あいつはズカズカと
上がり込んできて
胸 ....
  もがりぶえを真似し始めた
       公園のそよぎに
もつれ雲も羊雲も戸惑ったのか
  淡いひかりだけが寂しげに
 鬼瓦の眠る家並みをふちどる
           そして
ゆがんだ ....
{画像=111007205854.jpg}
  
 青

画用紙に青いインクを零したら
晴れやかな空になった
青いフェルトに涙を零したら
透明の染みになった

道端の石ころにも成れな ....
雲が ぶんぶん飛んで行く
クローゼットに投げる 枕みたいに

川が びゅんびゅん流れていて
魚たちは 光のようなスピードで 海に殺到する

せわしないな
かみさまが 居眠り運転をして
 ....
風の色が 澄んでゆく
そろそろ厚着を しなくちゃね
石油の香りが 恋しくて
灯の色を 浮かべてる

急く気持ちを 忘れたら
ぼちぼち読書を しようかと
サガンの本が 恋しくて
少し瞼を ....
{画像=111007000549.jpg}


窓ガラスに映る大空は青く
青いパネルの上に白い雲が貼り付いていた
冷たい空気が流れ
机や椅子は緊張している
床の上には煤がざらつき
チョ ....
クリスタルで覆われた街
音も無く忍び寄る爆撃機
頬をつたう血の香
逃げ惑う人の群れ

此処が何所だかとうに忘れた
何がなんだか判らない日々
手をつないでいた彼女は消え
二の腕から先が無 ....
おや
朝の電車に 赤いランドセルふたり
姉妹かな,
ホームに残った母親に 手を振っている

柔らかな両手が動く
声にならない 唇の動きと一緒に
よどんだ空気を切りながら
僕 ....
さくほ のざらし せに まいわき
みおり みずお くらり めにおつ

んゆらま こひ えあぶり しずき
むつて たかれ おりもひ すずろ

ぬかるむ つのり けしのむ さち
ゆむひ もる ....
乾き始めた体が
 
今 欲するのは
貴女と云う名の海
 
ただ 名も無い
いまの“わたし”では
 
ただ 同じと
海鳥が鳴いた
 
さて あのすすり泣き
深夜不気味な静寂の中
心の中を踏みにじる
遠吠えのような鳴き声と
嗚咽を漏らしたすすり泣き

寝静まった街の中
街路樹に風 だけがざわざわと
聞こえぬふり ....
静寂の中
聞こえぬ音が
漂っている
リアルな凹凸
まだ見ぬ実体

見はなされ
おびやかされ
晒された者の
裏返る脳裡
粘液質のものが痛々しく
外気に触れられてゆく

これ ....
手の中で粉々にした蝶
鱗粉がまとわりついた指
幼児の残虐性が目覚める
自分の手の中での理不尽な死
鱗粉で彩られた指 虹色に染まる

まとわりつくような夏の暑さに
気だるい顔をした少女
 ....
風に靡く黄金色の原の影

命のバトンが渡されてゆく

円環が不満で逃げ出す者も確かにいるが

伸びた影が同化するまで私は此処に立っていたいと願い続ける

そして

引き継いで何かが ....
降りそそぐのを
右から整列させる
ぼくはもう
だんだん
目が暗くなっている
あかるいテレビから
もれる笑いごえが
喧騒が
壁をつくる
あしもとをぬらす
ぼくは
もう
だんだ ....
暖かい掌 冷たい掌 柔らかい掌 硬い掌
掌には いろんな感触がある

幼子のちっちゃな 紅葉の掌
老人の節くれた 皺だらけの掌
掌には いろんな人生がある

愛し合う恋人たちが 握り ....
子供が鈴なら 親の愛は それを揺らす風

世界が鈴の音で いっぱいになれば いいのに
かみが かわくまでは
はにかみで あいせそう
つきのうらがわの めつぼうのあらすじも
かわいた だいちの のろいのことばすら
そよぐ水草、駿馬のたてがみ かみが かわくまでは

 ....
あきらめてみる

たとえばわたしでいることをあきらめてみる

すると亡くなった母のこととか
ひとりぼっちの寂しさとか

なんだかふぅっと身軽になれて

お線香のくゆりは相変わらず苦手 ....
駅までの15分



キンモクセイの匂いが

日に日に濃くなってゆく



秋の日差しは暖かい

暖かくて気持ちがいい。



3ヵ月なんて嘘みたい

 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8823)
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いつもの・・・- subaru★自由詩11*11-10-11
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秋の日だまりから雨- ……とあ ...自由詩8*11-10-9
八尋の白千鳥- mortalis自由詩411-10-9
だれ- 乾 加津 ...自由詩8*11-10-8
enter- あやとり自由詩211-10-8
転校生- 北大路京 ...自由詩16*11-10-8
雨音- nonya自由詩20*11-10-8
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救援物資- あやとり自由詩3*11-10-6
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え_な_しずか- 砂木自由詩9*11-10-6
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整列- はるな自由詩511-10-5
【_掌_】- 泡沫恋歌自由詩8*11-10-5
鈴の音- さすらい ...自由詩6*11-10-5
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見つめるひと- 恋月 ぴ ...自由詩3011-10-3
中央病院から- ハリマ自由詩311-10-3

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