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{引用=
君は遅れてやってきたんだね
背中に大きな月を背負って
いい匂いがするな
樫の匂いだ
子供のころから
これを嗅ぎたかったな
鋭い爪で
僕の肌を刺したら
波みたいに後悔しよ ....
あついあなたを貪った
わたしはもっとつめたくなった
月はいつだって
最適な摘み取り方を教えてくれる

誰かの白を滴らせるあなた
もう見当たらない
わたしの赤はどこですか
破瓜の夜はどこ ....
闇の舞台であなたは舞った

透ける肌に七色の花粉を翻し
長く白いしなやかな腕を
仰ぐ幻空にゆらりと延ばす

敷き詰められた色とりどりの蝶
妖しく燃える香りに目眩
金色の髪の緩い ....
 
 
 
  彼が
 
  どんなに
 
  鈍感でも
 
 
  業を
 
  煮やして
 
  諦めてはいけません
 
 
 
  彼が
 
  どんなに ....
{引用=
おまえの気まぐれさは 朝霧のようなもの
昼がくれば晴れて 夜がくれば澄み渡る

古代ローマの少年王ほど 傲慢ではないが
猫なんて 可愛いらしい無邪気さでもない

濡れた衣服を  ....
 おんながいるみた
いだ ぼくは上着の
前をたぐり寄せる
無意識に かたく編
まれた足場を滑って
いた ここは工場で
なく夕焼けで いつ
も半透明の粒々がく
っついている 姉は
い ....
 「人魂」


オイラが死んだときさ
あれ
よく墓場に出るって
あれだけどさ
300Wで光っていたいもんだね



 「ファックス」

置かして
そこ
擱かして
そ ....
内から歩いた昌平橋は
橋の欄干鉄骨造
頑固に昭和を語っているが
通る者皆急ぎ足

君に会いたい訳でなく
季節外れの花粉症
マスクの中から見る川面
鯉が悠々縄張り確認

外から歩いた ....
今日は珍しく
早起きをして学校に来た

直接渡すのが嫌な私は
好きな人のロッカーに
そっと
皆より多めの
自分でもありえないくらい
かわいくラッピングした
チョコケーキを入れた
 ....
{引用=
日曜日、カーテンのない部屋。
一瞬の連続で作られた、ぼくらの時間は煌めくから、それらを宙に浮かべて、星と呼んだ。
薄く滲んだそれに名前をつけて、線で結ぶ。水平線の彼方に落ちゆく星に、願 ....
その手を離さないで

今の僕は放たれて
たちまち空に
吸い込まれてゆく風船で

空の奥のそのまた奥
何もない空間を漂って

あなたの知らない街に
あなたの知らない姿で

降りて ....
家にこもっていることが多くなり
気分転換に飛行場まで車を走らせた

ちょっと離れた駐車場に車を停めた
飛行場へ続く道を歩くと
木の枝にからの鳥の巣を見つけた

広場に着くと
ちょう ....
思考の中の四次元空間
風と雨の中に
滲んだ映像の竜が
思考の中心から紡ぎ出される。

雲間に光る胴体は
蛇のようにくねり青色で
雨に塗れた鱗は
鈍い光を一枚一枚が放ち
珠玉を掴む前足 ....
{引用=

海をぬけると…
ここは、違う国
この世界に一つだけ、二人だけの

バレンタイン・デー
今年はどうしますか、
きみの気持ちは かわっていませんか、
それならば、飛び切りの
 ....
空洞に

愛嬌の虹をかけて

熱い思いの真摯を流し込む


火傷しながら 冷え冷えと凍りつく場所に

幼い目のポーは 白い息吐き

男の顔して 

見られてる 
{引用=
ごらんよ、僕たちの家が燃えている
帰る場所を失くした孤児は、何処へ向かうのだろうね



顔をあげて 僕の最後の一滴まで飲み干して
ゆるやかに 死に絶えてゆく世界で
胎児の ....
私を降ろしたあの汽車は
星の路へと駆け上がる

手には破られた乗車券
夢を追うことに疲れたんだ
信じていた言葉の羅列も
いつしか色を失くしてしまった

思い出すのは、仲間の笑顔 ....
 
別に誰だって良いの
あなたじゃなくたってね
 
わたしを
必要としてくれるなら
誰でも良い
 
それだけで
生きてると思えるから
 
ねえ
誰でも良いから
 
わたしを ....
 
 
 
  突然
 
 
  愛する人と別れ
 
 
  明日が見えなくなったら
 
 
 
 
  空港へ走れ
 
 
 
 
  ホームの駅員に会え
  ....
あなたは私のことを想うというけれど
私は 私だけを想ってたいの
あなたが私を想わなくなったら きっと
さみしいに違いないけど 
私は生きれるの

ずっとひとりでいたいから
だれかに寄りか ....
毛糸の帽子と手袋を
じっと見つめる
星が、やがて、遠くにあるのだと
気がついたあのときのように
手は、空をきる。

映画館まで行かなくても
と、レンタルショップをうろつく
一人、彷徨く。 ....
電車の中から
空を見上げる
空と一緒に
眠った人々の
少し疲れた様な
顔が目に入る

今、どんな夢を見ているのだろう
何を追い掛けてここにいるのだろう
昔見た夢は今どうしているのだろ ....
ねぇ 朝だよ
あなたの役割は
大声で叫んで
みんなを起こすことでしょう

ねぇ どうしたの
高い所で降りれなくて
そんなにきょろきょろしてるの

ねぇ 何してるの
そんなに羽を ....
おめでとう 

ついになりたい自分に

変わる事ができたんだってね

いろいろ大変だったんじゃない

がんばって がんばって

栄光をつかんだってわけ


家族の中の地位も
 ....
ねえ、この結婚写真。

私のアップあるでしょう。
ほら、ここ。


隠れて、ないんだよね。


普通気を利かせてくれるんじゃない?
だって、一生に一度のことだよ!?



 ....
こんなにも遠くまで来てしまった

振り向けば知らない場所


戻ると言っても
来た道さえわからない


共に歩いてきた人は
私から離れた場所に見えるだけ
四方八方に向かい歩いてい ....
硬い
石の群れに
たまに
私も呼吸を忘れる
人肌の
暖かさも
しばらく
思い出していない


交わるようで
交わりきらないのは
きっと
全てのことに当てはまるようで
母の胎 ....
あなたの頭蓋骨を、かき抱く
この胸に熱く
柔らかな髪に包まれた後頭骨に
私の上腕骨を回して
冷たい額の向こうの前頭骨に、頬骨を寄せる
あなたが考えていることが、私の心に伝わってくる
 ....
君の命を思うとき
自分の命を考える

この生きざまを
君がすべて見ているのなら

私は決して褒められた生き方なんて
できない人間で
これからもうまい生き方ができそうにありませんが

 ....
{引用=
おまえは死への憧憬もないまま 籠を抜け出して
まだ春も遠い 凍える大地へと羽ばたいていった
空高く飛翔することも出来ない そのか弱い翼で
導きの手もないまま 朽ち果てる身体は
誰に ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8823)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君と戦車- 真島正人自由詩3*10-2-15
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なまり- 高梁サト ...自由詩7*10-2-14
悲しみの開発- 梶谷あや ...自由詩510-2-14
人魂- 乱太郎自由詩8*10-2-14
昌平橋ーちょっとした逢い引きー- ……とあ ...自由詩9*10-2-14
バレンタインⅡ- ありす自由詩710-2-14
点在しているライトの目。- 岡崎師自由詩210-2-14
リセット願望_弐- kauz ...自由詩5*10-2-13
飛行場- ありす自由詩310-2-13
コマと竜- ……とあ ...自由詩6*10-2-13
St.Valentine- 月乃助自由詩9*10-2-13
weakkneed- ゆびのお ...自由詩2*10-2-13
毒見役としての僕の為に- 高梁サト ...自由詩6*10-2-13
夜汽車- 三奈自由詩6*10-2-13
誰彼構わず- 次元☆★自由詩210-2-13
【_旅立ち_】- 豊嶋祐匠自由詩3*10-2-12
冷たい女- 朧月自由詩510-2-12
おひとり戦記- クローバ ...自由詩3*10-2-12
あさのひかり- プル式自由詩4*10-2-12
風見鶏さん- ありす自由詩310-2-12
グリーングラス- ハイドパ ...自由詩6*10-2-12
花嫁(笑)- 伊織自由詩2*10-2-12
迷子のように- 舞狐自由詩710-2-12
異邦人- さき自由詩1010-2-11
骨まで愛して- 楽恵自由詩16*10-2-11
家族- 桜 歩美自由詩510-2-11
シーニュとしての擬似死- 高梁サト ...自由詩10*10-2-11

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