すべてのおすすめ
吹き荒ぶ二月の夕刻
山裾の疎らな住宅を
訪問営業でまわるのは
 実に 切ない
長靴ギリギリの雪をこぎ
通りから玄関までの細道を通りぬけ
もはや顔面がかじかみ
鼻水が垂れている感覚すらない ....
肉体労働者はバカになる。
勉強をしなくなる。
頭が働かなくなる。
寝てばかりいる。

女の事ばかり考え
ひまをもてあます。
一昨年は勉強しまくった。
資格を取らなくては

現況には ....
とがらせろ
とがらせろ
ながれのすべてを
とがらせろ

握りしめた力が
入水した紙粘土のように  ....
ひさしぶりの渋谷文化村通りを歩く

フェルメールに会いに行くのだ

ハチ公前で待ち合わせて雑踏に紛れる

風は冷たくて肌に突き刺さる

沢山の愛や希望が行き交う街で怪しいふたりは浮いて ....
ふたりでいる

この静寂は なんだ

思い切り叩きつけて
ボクは
てから血を流しても
きっと後悔しない

涙を流すよりは
ましなのだから
世界は様々な色と形に溢れている
雑誌や広告にも様々な世界が散りばめられている
//透明な硝子板の上//
配置を考えながら切り分けてみた
淡い色と鮮やかな原色のポーズ
長 ....
右あし二回
ターン
左で三歩

それは
すばらしい

わたしには
みこすり半にしか
みえない

誕生日に
夜景とシャンパン
精子くさい
演出

おまえら
もしか ....
透き通った緑の海は

たちまち汚れる。



なにがエコだ。削減だ。

海も森も川も魚も全部

もう元どおりにはならない。



魚に足が生えたって

海が油まみれ ....
今年の漢字は“ 絆 ” ってことで
世間ではスーパーのタイムサービスみたいに
絆 絆 絆 と 声高に叫ばれている

“ 絆 ” ラーメン “ 絆 ” メイクアップ
斎場では メモリアルセット ....
わたしはロボットになりたい
身も心も疲れ果てたとき
気力を失い起き上がることすら儘ならぬときでも
いつもと同じリズムとトーンで
自分の務めを果たせるように

わたしはロボットになりたい
 ....
轢死した秋の残骸
溶けた雪の下から
顔を覗かせ告げる無念だ

何処へも行く当てのない私を
重ねるのは余りに不躾だとカラスは
鼻で笑いながら茜の方へ飛んでみせた

どうしたって勘繰ってし ....
Love me loudly,love me hot,
Love me madly,love me dry.

飢えた獣のキスをして
潤すためのキスをして
貪り尽くすキスをして
欲に滾った ....
どんなキレイゴト並べても
確かに
変えられなくて
替えられなくて

苦しくて

自分を変える意味。
探して
もがいて
足掻いて

言葉の積み重なりに拒絶

それはあなた ....
わたしは愚者を代表して 今日
自由と愚者と風についての箴言をここに記す

自由とは
どんな法則よりも 尊く
厳粛な 掟である

死を予感させる風が吹き
枯木たちは一斉にガサガサと喋りだ ....
感覚は、何かがあることを教えてくれる。
それはその物が何であるのかは伝えないし、
その物にまつわる他のことを伝えてもくれない。
ただ何かがあることのみを知らせるのである。

(C.G.ユング ....
最初に
魚影がよぎる

同時に
背骨が見つかることもあるが
大抵は時間がかかる

次に
尻尾が見つかるが
順番が逆の時もある

頭はどうでも良い
後で取って付ければ良いのだ ....
車椅子に座らされて 
ポツンと窓辺の席に居た
病院の中は明るく 
居心地良さそうに思えた
眼を閉じて朦朧としている 
あなたは……
見舞いに来た
娘たちの顔も分からない
どんよりと眼を ....
今ごろ何しているのかな

きっと趣味のデジイチを首から提げて
お気に入りの被写体を求め
谷根千あたりを自転車で走り回っているのかも

そんな感じに好きなひとを想ってみる

なんか幸せな ....
わたしのありったけを


あなたに



この上なく単純で、


鮮明な色を見逃さないで。




尊敬と愛しいが合致する。


繊細だ。脆すぎる。危ないな ....
いつごろかなあ
泥遊びをしなくなったの
虫だっていつのまにか触れなくなったし

雨の日に
傘さすのやめて
長ぐつのなかびしょびしょになっても
きにならない
友だちと歩道の横にできた ....
二十歳の誕生日も近づき
お祝いに赤飯を炊いたというから
おすそ分けを貰いに寄った
買物のついでにお菓子類など買って
ちょっとお祝い気分
日曜日で車庫に車がない
ああ 遊びに行ったのね

 ....
テレビのリモコン握り締めたまま
眠りの入口行ったり来たり

独り暮らしの夜は
意外と長い
 
針金の先端の尖った針が
心に突き刺さって血を流す
薄い膜に覆われた半透明の未来
触れると壊れそうで怖い

漠然と広がる未来は
わたしをいつも不安にさせる

指先に沁み込んだ ....
水溜りに映った 贋物の太陽
掌を伸ばせば 掴めると思った空色の毛布
わたしのHPはどんどん下がってく
生温い脱力感で 目を瞑る

極楽鳥の歌 極彩色の夢 
オルゴールのネジを巻いたら 
 ....
 
音だけが交差する 黒い海

波間にキラキラ 海蛍

お願いだから消えるなんていわないで 海蛍



 
{画像=120128221115.jpg}




それは
青空を巻いて
大きく旅立って行ったのだった

遥か眼下に
広がる世界は
大きく変わろうとしている

幼い頃
見 ....
厄介な感情だわ
苦しむために在るのだものね

厄介な心根だわ
苦しめてしまうために在るのだものね

厄介な表情だわ
苦しみを覆ってしまうのだものね

厄介な状況だわ
苦しみに嵌まっ ....
聞こえるのは
屋根から滑り落ちる小さななだれの音だけ

加湿器からもくもく白い蒸気が上がって
湿った空気がじゅうまんする

だるいからだとひどい頭痛
おでこだけがひやりとして
細胞がた ....
ベックのギターが朝を切り裂く

僕のともだちは紛れも無く愛

粉飾されない穏やかなもの


孤塁はもういいのだね

一人じゃないし


すべてを知ることはできないけれども

 ....
電車同士すれ違った残像でも
君を探して見つけることができる
自信があるくらい

君を思って今夜は月がきれいですね
なんて呟いたりするくらい

たったそれくらい

好き ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8755)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かまぼこ型_どんぶり型- ただのみ ...自由詩19*12-2-2
肉体労働者- ペポパン ...自由詩5*12-2-2
『とがらせろ』- あおい満 ...自由詩8*12-2-2
109- 梅昆布茶自由詩1112-2-2
冬の午後- 風音自由詩212-2-2
アフロにヒキ/ヒキコモる- アラガイ ...自由詩9*12-2-2
みこすり半- はるな自由詩312-2-2
緑の海- 自由詩212-2-1
【_私にとって_“_絆_”_とは?_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-2-1
もしも_なれるものなら- ただのみ ...自由詩9*12-1-31
冬の僻み- 徘徊メガ ...自由詩5*12-1-31
XOぢゃん- faik自由詩8*12-1-31
月と僕のあいだ- 自由詩312-1-31
自由と愚者と風と- ただのみ ...自由詩7*12-1-30
夢のつづき_(夢喰植物)- 乾 加津 ...自由詩19*12-1-30
詩のおさかな- nonya自由詩26*12-1-30
【_つれてかえって……_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-1-30
優しいひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*12-1-30
生命科学- 自由詩212-1-30
うずうず- 森未自由詩8*12-1-29
誕生する- 砂木自由詩17*12-1-29
独り暮らし- 徘徊メガ ...自由詩4*12-1-29
【_針金の未来_】- 泡沫恋歌自由詩6*12-1-29
【_デジャ・ヴ_】- 泡沫恋歌自由詩8*12-1-29
海蛍- 殿上 童自由詩25*12-1-28
孤影_/_遠く飛び立って行った白い鳥- beebee自由詩28*12-1-28
嫌いではないのだけれど- 徘徊メガ ...自由詩2*12-1-28
たいおん- 森未自由詩17*12-1-28
blueウインド- 梅昆布茶自由詩1012-1-28
I- 自由詩312-1-28

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