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梅雨の涼しげな霧雨が降る中
ふと本当に愛した人を想う
今では声聞くこともできないけれど
私の心の中には未だ
目には見えない刃が刺さっている

あなたと何度笑いあっただろう?
 ....
あるうららかで暖かな日
ふらり散歩に出てみる
あてどなく歩いてみる

春風はどこか優しくて
さらり南から吹いてきて
私の髪をもてあそぶ

花開いたジンチョウゲの香りが
 ....
長月の夜に
細かく降り注ぐ秋の雨
人も街も月でさえも
水煙で霞んでいる
そんな中
大地を真っ赤にできそうな
目一杯の彼岸花の花の群れに
小さな
水滴が
つく
時 ....
ぽつり ぽつりと
雨が小さく落ちてくる
いまだ線にならない幼い雨は
歩いていた人々の足を速くさせた
あまりにも突然のことだったので
傘を持つ人は少なく
みんな冷たい思いをしながら
仕方な ....
あなたと住んだあの街を
今日久しぶりに訪れてきたよ
駅の改札でスイカが使えるようになっていて
なんだか不釣り合いな感じがした
私が働いていたビデオ屋さんが
つぶれていて驚いた
ほかにもいろ ....
羊水の中で生きぬように
私はかく強くありたい
境界線に達してもいいさ
それが私の生き様となるのなら

羊水の中で溺れぬように
私はかく厳しくありたい
機械にも人形にもなりたくはないさ
 ....
もう 戻れないのかもしれない
戦慄にも似た 予感

夜空を見上げると
瞬くシリウスの
見るたびに変わる青い光に
どこかが 痛くなる
目がくらむくらいに
その光が 強い

それから横 ....
吉岡ペペロさんの麻生ゆりさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
子宮- 麻生ゆり自由詩3*10-7-28
はるかぜ- 麻生ゆり自由詩4*10-3-22
彼岸花- 麻生ゆり自由詩7*09-10-10
ぽつり- 麻生ゆり自由詩2*09-6-29
思い出の宿る場所- 麻生ゆり自由詩2*09-5-28
癒しの水- 麻生ゆり自由詩9*07-6-9
Déjà_vu- 麻生ゆり自由詩7*07-5-16

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