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朝4時

寝ている人がいる
働いている人がいる
そして眠れなかった人がいる

眠れぬ夜を過ごし迎える朝
辛いものだ

疲れた体に意識だけ冴え渡り
うっかりすると魔物に捕らえられる
 ....
窓から差し込む陽光に
そっと手を翳す
翳した指の透き間から
幾筋もの光が
和音となって響き渡る
部屋中に響き渡る

そのハーモニーは
希望に満ちた朝の光
その中に両腕を突き上げ
仲 ....
冬の私はミルフィーユ
甘くて優しい食べ心地
やわらかヴェールをしっとり重ねて
あなたが来るのじっくりを待つ

めくる時間がとろけるクリーム
一枚一枚味わいながら
焦れったいのを我慢して
 ....
何が欲しいの
何がいやなの
何がなんなの








君は未来から来たんだろ
ネコガタロボッツ。







見飽きた道具はださんときぃ


 ....
願い事を
思いつかないまま星をみる
流れても
流れなくても
いい今日の星を

私には
できないことを思い知る

泣いてないから

受け止める

そっと

どこかの国のだれ ....
もうこれで充分だとでも
言うのだろうか

まだだ。まだなのだ。

米が無いことを嘆き呟けば
芋や南瓜が60kgも届いたじゃないか

ふた月を米無しで過ごすことに
愚痴を溢せば
30 ....
赤ん坊が泣き止んだ空
まだぐずついて
もう泣かないでと
小鳥は電線をえらんで
ひとつの音階へ
くちぶえが水たまりを転がって
笑い声に溶けていく
きっかけは一目惚れって
好きなだけじゃダ ....
息も乱れ、瓦礫の町を彷徨えば
徒(あど)なく見あげる空は燃えさかり、
逃奔する馬、羊、火を吹くF‐35ライトニング?
目視の肩撃ち式スティンガーに撃墜された、
――あれは有翼の機械獣。
 や ....
頭のなかは
君との
卑猥なこと
だらけで
回想
妄想
幻想
繰り返し

あのとき
あそこをこうして
弄んだり
上に乗って
腰をくねらせたり
しまりがよければ
快感突き抜け ....
「天国へ行ったんだよ」
空気が凍てついた
父は泣き
母は泣き
私も泣いた

小さな体で16年がんばった
私は子猫の時チャチャと名付けた
みんなでチャチャと呼ぶと
家が明るくなると思っ ....
蛍光灯をふたつ
そっと消し
薄明かりの部屋 ひとりホットティー


天井の照明器具に
小さな電球のある{ルビ所以=ゆえん}を知る


化粧鏡に反射するオレンジ色した豆電球
その鏡が ....
早いもので
もう
師走ですなあ
スキンヘッドに眉剃った
袈裟着た師が
猛ダッシュで
次々と
どぶに落ちますわなあ

ところで、わたくし
二十歳で童貞を失ってというもの
女川を流れ ....
なごやかな席で
「あのときは大変だったねえ」 と
しみじみと 目を細めて振り返る くるしみは
あなたがあなたゆえに 与えられたものであって
それは言い換えれば権利に等しいものだ
故 ....
蜂蜜色に染まった
窓を失った私に
クリスマスの
オーナメントの一つ一つが
あかんべをしている
。。。気がしている

街で流れる
ジングルベルの
ハーモニーは
楽しげで
獰猛な捨て ....
箸に陰部(ほと)を貫かれ
哀れそのまま亡くなった
倭迹迹日百襲姫尊命※
(やまとととひももそひめのみこと)

三輪山大物主神の妻
大和の護神は
出雲の神
大国主の和魂(にぎたま)で
 ....
崩れそうな自分を見つめる私
震える体を音楽にぶつける
孤独感が降り積もり雪崩をを起こしそうだ
音に注意を向けているから崩れていないのだろうか

崩れそうな自分を見つめる私
隣に横たわってい ....
やわらかに浅い林道で、群衆は足元そろえてそう仰ってる。
そこは海じゃねえ。

夕方は蚊が多いネ。
刺されて赤く腫れてきた群衆。
鈍くあたためながらにして増殖してんの、誰?

少しはなれた ....
数日前
ちくちくと気になり
次の日には終日気になり
有料の食事を泣きながら食し
翌日新たなそれの子が横に現れ
後日、親子共に成長を遂げ、
合併し
今に至る。
薄暗い博物館の
階段下脇に
上半身だけ
腕組した文覚像
見開かれた眼

何思うか苦悩と孤独
愛するものを過失で殺害
無念無残悲惨
結ばれない愛の曼陀羅模様

遠めで見ればほんの一 ....
住宅街
なのに列車の
走る音
これが
あの銀河鉄道か
と思う夜
あたしの家は電車でふた駅だけれど
そして背伸びをすれば見えるのかも知れないけれど
ここは遠い外国だ
あたしは外国に来てしまいました
ここでは花も変わった名前で違った風に咲く
それからあたしに ....
ピンクのウサギが跳ねている
なんだかとても楽しそう

そうか
僕が来たからか

ずっとひとりだったんだね
誰かを待っていたんだね

あぁ
僕もずっとひとりだったんだ

そうだ
 ....
手荒れの季節
指がぱっくり
縦にも横にも口をひらく
べぇ〜っと
舌を出すように出血する


お湯も水も洗剤も
ゴム手袋の摩擦も
ハンドクリームも

痛い


美容室でアシス ....
あり合わせの野菜と特売の豚ばら肉で作った野菜炒め
ちょっと辛めなのは彼の好みで
できたての熱々をふたりのお皿に取り分ける

彼はと言えば相変わらずのパソコンに熱中していて

彼のお皿にはお ....
そっと窓を開ければ、冬の夜空を仰ぎみる
透んだ月夜はひとつ、またひとつと星が増えていた

無臭な氷の風が、すぐに鼻先を冷たく縮ませるから
(ふぅ〜と片手で覆い息を吹きかけるとき  ....
なにも空を飛ばない
なにも地に潜らない
なにも海を泳がない
なにも地上を歩かない

誰も舞台で歌わない
誰も舞台で踊らない
誰も舞台で奏でない
誰も舞台で演じ ....
一本の
JR線路記号のような白黒の紐で
するすると地膚におりたつ

口を開けた 函
一列の
七十億の

新聞紙(パルプ)が敷かれ
中をかさこさ歩きまわる
ひよこ一匹をさがす

 ....
馬鹿にされた悔しさ
加速する暴走
先祖伝来の不動産 
有価証券
貴金属の類
すべて換金した

その金を持ち
北アフリカの
マラケシへ飛び
文字通りマラを消した
いや正確には
付 ....
小さな頃に
時計を忘れて
ベランダ越しに
ゆっくり空と雨を眺めてた。

殺伐としたアスファルトの上は
不思議なほど 臆病で 落ち着きなく
速く 淋しく 意味は薄く 汚れ 喜びまでもは は ....
秋の草原
枯れ草色

ついこの間は
若草色だったなんて
まるで騙されているよう

春芽生えて誕生し
今は老人なのだね

あっという間の一生
何を思い土に還るのか

きっと『死 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不眠症- うずら豆自由詩5*10-12-8
コード2- ……とあ ...自由詩610-12-8
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近未来てき- サワメ自由詩310-12-6
- 朧月自由詩210-12-5
まだだ。まだなのだ。- 板谷みき ...自由詩5*10-12-5
議事録- アズアミ自由詩110-12-5
蒼い唇_☆- atsuchan69自由詩12*10-12-4
。。。- こころゆ ...自由詩810-12-4
悲しみが訪れた- 小川麻由 ...自由詩4*10-12-4
照明- 佐和自由詩610-12-4
女川- 真山義一 ...自由詩1810-12-4
くるしみ- yumekyo自由詩7*10-12-4
別離- ナカツカ ...自由詩7*10-12-3
日本昔話- ……とあ ...自由詩5*10-12-3
深夜のディズニーシー- 小川麻由 ...自由詩4*10-12-2
阿呆の戯言- がぱ自由詩3*10-12-1
口内炎- 七味とう ...自由詩7*10-12-1
禄山- ……とあ ...自由詩8*10-12-1
きこえる- 佐和自由詩310-12-1
狂女の独白・2- salco自由詩7*10-11-30
Pink_Rabbit- うずら豆自由詩6*10-11-30
手荒れからの回想- こころゆ ...自由詩510-11-30
取り分けるひと- 恋月 ぴ ...自由詩34+*10-11-29
_One_by_One_(冬の星)- アラガイ ...自由詩3*10-11-29
NAI(内)- ホロウ・ ...自由詩2*10-11-28
インターネット・ファクトリ_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩8*10-11-28
ギソク_W島綺譚の章_- ハイドパ ...自由詩3*10-11-28
- がぱ自由詩1*10-11-28
草原の約束- うずら豆自由詩4*10-11-28

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