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君のことを
煙草1本分だけ考える
はずだったのに

君のことを
煙草3本分考えてた

煙草の煙は
君への

想いのように
柔らかく漂ったり

ため息のように
切なく漂ったり ....
細くても勁(つよ)い芯に
四枚の葉が大きく広がっている
四つ葉のクローバーの形は調和と安定の象徴
故か
かつて飛行機のすべてにプロペラがついていたころ
最終的に四枚羽が理想とされ
それ以外 ....
かつて、私の泣き声の
代わりに歌ってくれた小さな川
その横を闊歩する

今の私の泣き声は
私の子宮にうずまいているから
軽やかに
川縁を散歩することが
できる
水の流れる音
さらさ ....
2004/03/04(Thu) 19:50 投与物質無し

詩とアフォリズムとの架け橋 その過程であること

今回に於いては ただ実験自体であること 
その未完へ向けての 矢の飛行であること ....
陽が射してきた
ジメジメした心の片隅に

気色悪いカマドウマを
光の矢で刺し殺せ

奴は生きる気持ちを
食い荒らすから

陽の光
君の言葉
手の温もり

暗く湿った心の片隅
 ....
親子で罵りあいの口げんかした後は脳みそがカラのまま膨張したみたいで
このまま大見得を切って飛び出してやりたいと思うのだけれど
空を見上げれば虚しくて
大地はちっともわたしの味方をしては ....
  .
きょうは自転車には乗っていない
耳をぴんと立てて伸し歩く尻尾が揺れる
学生ブレザーを着た猫と肩を並べていると
人間の格好をしているのが恥ずかしい
  .
猫だけのことはあって歩いて ....
路地というか、街というか
繁華街というわけではなくて
うちの回りとかでもいい、住宅街とかでもいい
特定のここというよりも、人がいっぱいいたりするよりも
うるさいところよりは、誰もいないのもさび ....
地球にない道を僕はオルゴールとともに歩いている
そんなことを想い描いていると、うしろの誰かが遠い神秘な世界を指差しながら僕の小さな肩をポンとひとつたたいた。
「おまえの遊び相手は田んぼの蛙に ....
ドモ、ロボトデス
ヒト、スキ
モノ、スキ
コトバ、スキ

キセツ、ハ、メグッテ、ハナヤグ、コロニ
トリヤ、ムシラモ、カナデル、コロニ
プレリドッグノ、デアタ、コロニー
・・・ボク、コユ ....
夢を見た久しぶりに
夢だから
起きてすぐ霧散してしまって
途切れ途切れにしか覚えていない
けれど
目覚める瞬間の光景だけは
辛うじて覚えている


四国だかどこかの地方都市
何処か ....
「じれったい!」と叫んでいた男の背中にすがりつこうとして
彼が必要としてたのは私じゃないことに気付く

う〜ん、淋しいかも

開けてはいけない扉を自らの意思で開けてしまったのだし
それが愛 ....
魚の小骨のように胸腔にナイフが引っかかっております。
子どもの時分からずっと引っかかっているのです。

(おかしいですか?
 たいして悩みでもないのですが、
 やみつきだなんてとんでもない。 ....
栗をむきました
それだけで
私の友達のもみじの木が
さらさらと笑いました
私は今、手に抱えきれない程の
難題を抱えているというのに
栗をむくのに必死だったのです


ねえ、君と私
 ....
やがて忘却の海辺に打ち寄せられた白い欠片、
朽ちた流木や貝殻の転がる旧い別宅の荒れ果てた庭に
ある日。螺旋に絡みつく二本の蔓の梯子が垂らされていたが
それはあたかも、私には儚い夢の終わりのようだ ....
喫茶店の窓から覗く
街の風景は
透明で美しい
ガラス細工のようだ。

道往く人々の足取りは軽く、
今宵のクリスマスイブの準備に追われる
幻想的な蜃気楼。

漂う煙草の煙に人々の心奥を ....
僕はケータイで
ニルヴァーナの
「十七歳の娘の匂いにむんむんむらむら」
を聴いていた
そうしながら
いつの間にか
旦過市場の異次元に迷い込んでいた
魚屋で一匹の
真っ赤な
鯛が
「 ....
父のためにメザシを焼いている。
メザシから出てくる
もうもうとした煙

父のためにメザシを焼くなんて
つい最近までは
思いもしなかったなあ
留守中の父が戻ってくるまでに
焼いておいて差 ....
あんたぁ ちょっとぉ みかけに よらない 日本一のくるくるぱぁー

ってなぁ

あほぉいうたひとがあほぉなんですぅ、あほぉ
 とぎすまされたナイフのように
 口元にはいつも
 ふっきれたような不敵な笑み
 藤木くんはそういうひとだ

二十歳すぎ
鼻と耳にピアス、眉毛なく黄金色の長髪をふりみだす姿はライオンのよう ....
猫猫しい彼女
罪悪感のほとりで
レースの黒と踊る

隙もない
目を離すことができない
成す術もない
忘れられず脳の底に溜る

 の声
 の指
 の頬
 の髪
 の癖
 の仕草
 の香り
 の夢

無意識に象った

 が消えずに

何時までも 何時までも

忘れられず ....
アルペジオ踏んで
流れる海を見る
果てしない水平線
船が出る。

ノウゼンカズラ
蝉の声
子供の声
もう今はない

君はデイゴの花を
髪に飾り笑っていた
野良猫が笑っていた
 ....
やがて晩秋というのに夜中のしじま
身を寄せ合う恋人達の姿もない
灰色のロミオは塀の上
ソネットをひとくさり
オウ、ムォウ、マオ、アオー
猫が、まるで狼族の遠吠えのよう


{引用=出て ....
疲れた眼を開けると

目の前の街路にわさわさと
夥しい数の奴凧が
尻尾を引き摺ったまま
蠢いている。

大きいのやら小さいの
赤いのやら黒いのや
斑模様やら縞模様の
真丸のやら楕円 ....
 「泣き腫らした家」

 その家は号泣する
 時間を失った丘陵にたたずみ
 家主の帰りを待ちわびながら

 その家はときどき夢想する
 彼女が門扉を開き
 飛び石伝いにやって来るさ ....
涼しい風に乗って
赤トンボが行く

僕たちを見つめながら
スイスイと行く

何となく僕は照れて
紅い夕日を眺めてみたり

夕暮れどきの君は
ほんのり朱くて
可愛くて
明日はきっと晴れるよね

そう願わずにはいられなくて
ふと手を休め振り返る

自由気ままに暮らしてきた日々

愚痴っぽくなってみたり
ときには人恋しいくせして無口になってみたり

 ....
額縁だった庭に景色が戻ってくる
寂しい程に整えられた装置は
演歌師が
おっぺけぺーを 
捻る、
舞台であった

もうすぐ演歌師がいつでも住まう
庭になる

説明のいらない
「ああ ....
  .
痛くされて泣きたいわけじゃないんだけど
また来てしまうきみのところへ
そしてまたきみの何でもない一言に傷ついて
また泣いて泣いたと言って叩かれて
   .
また泣いてもうきみには会 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
煙草1本分- ミサイル ...自由詩710-11-4
四つ葉のクローバー- yumekyo自由詩2*10-11-3
川縁にて- ナカツカ ...自由詩9*10-11-3
臨床詩作法_/_****'04- 小野 一 ...自由詩3*10-11-3
光あれ- うずら豆自由詩3*10-11-3
因果- アラガイ ...自由詩7*10-11-2
練り歩く猫- Giton自由詩2*10-11-2
避難4- カエル自由詩110-11-2
_道‥(端)- アラガイ ...自由詩6*10-11-2
ロボト- 乾 加津 ...自由詩5*10-11-2
夢を見た- kauz ...自由詩2*10-11-1
ケーハクなひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*10-11-1
反映- 豊島ケイ ...自由詩17*10-11-1
栗をむきました- ナカツカ ...自由詩11*10-10-29
黄昏の霊廟_★- atsuchan69自由詩15*10-10-29
天使の舞い降りた夜- ヒヤシン ...自由詩4*10-10-28
メシアはどこだ- 真山義一 ...自由詩2210-10-28
メザシ- ナカツカ ...自由詩9*10-10-27
あほぉ- 殿上 童自由詩12*10-10-27
ライオンの爪あと- 乾 加津 ...自由詩8*10-10-27
シロとクロ- 瀬崎 虎 ...自由詩310-10-26
思人- 徘徊メガ ...自由詩410-10-26
海岸沿いの木の下で- ペポパン ...自由詩4*10-10-26
Calling_❤_Juliet- salco自由詩6*10-10-26
襤褸凧- ……とあ ...自由詩8*10-10-26
泣き腫らした家/泣くまでの経緯- 豊島ケイ ...自由詩14*10-10-26
Red- うずら豆自由詩6*10-10-26
秋の夜長に歌ううた- 恋月 ぴ ...自由詩33*10-10-25
おっぺけぺー- 鵜飼千代 ...自由詩15*10-10-25
厩舎- Giton自由詩1*10-10-24

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