すべてのおすすめ
 ある科学者は、そこで対になる点などセカイの怠慢の極みだという。
 ある考古学者は、われわれが日常で行っていることはすべてその向き合う点のバランスだという。
 ある文芸評論家は、点は一つの空間に一 ....
別の道を選んだ僕は今 何処を歩いている?

僕達が交わる
終わりまでの距離を

心の何処かで測っている
 
若い女性に人気があるクレープを
男子高校生たちは売ろうと決意した

クレープは売る前に
クレープは包むものだ

経営観は強気の攻め一本
結果については勝つか負けるか
の二分法
若気の ....
レモン色のチューリップが
それは雨天のせせらぎであって
顔は飛沫(しぶき)をはじいていたのです

あなたは最初の花ですか
植物図鑑のはじめですか
あなたは「赤」のはずなのに
あなたの夢み ....
運河に架かる橋に立つ

とおく
離れた風景

それは空が広く
開放的な風景でもある

けれど
あるべきものが何もない

陽は
とおく
小さなビルの彼方に落ちて

地平の近 ....
ごめんね


そんなふうに


わらってあげられない



せめてどこかに


やさしいことばが落ちていたら いいけれど
チャペルの鐘の音 
ハレルヤのゴスペルの響き


祝福の音色を浴びてキラキラ輝くのは
淡いパステル色の金平糖
小さな羽根を羽ばたかせ
あなたのキューピッドが運んでくる。


甘い砂 ....
ペダル・プッシャー!
ロンリー・シー!
ウォーク・ドント・ラン!
ベンチャーズ!!

夏になるとベンチャーズを聴きたくなる。
夏はベンチャーズだ。

じっとりと流れ出る汗をなめとり、
 ....
用を足すだけなんだけどね

うら寂しい公園の片隅にあるのは決まって便所ってやつで

おおむね和式の便器しかなくて
紙なんか無くて
げげげのお友だちなんかの手が暗闇からぬらりひょん

べ ....
穏やかな夏の青い空に
幼い頃聞かされた赤く染められた天地が
嘘のように
頭を刈った少年たちの
淡い掛け声が響いた

誰もが歩む死への行進
だけど殺し合いは御免だ
「兄弟仲よに分けないか ....
死んだ少女の手を取って
「タリサ、クミ」とイエスは言われた
少女よ、起きなさい
へべれけにされマワされて
中学生の少女は自殺した
夏の未明、背伸びの季節には
恋に恋する期待もあっただろう
 ....
革命的な言葉を口にしながら
麦わら帽子の海賊たちが船出する 
追い風 あふれる秋色の陽光

夏をふりかえらない はしゃぎ声に
バルーンの剣を空に 掲げ、

略奪のためでも
自己の利益の ....
風邪ひいた
鏡の私が情けない顔で
くしゃみを3発
脳味噌が揺れる
くしゃみを3発
モナ・リザもくしゃみをする
その時
?泣く女?もくしゃみをする
アイスランドもくしゃみにぶれる
世界 ....
ススキの穂の群れの中でキスをしました
高く澄んだ青い空が見えました
ここは心の中にしまっておくための
誰にも邪魔されない場所だから
あなたとわたしは幸せでした
サワサワと穂が揺れて包むものだ ....
今夜わたしが泣くための哀しみのレシピは
あなたが神様であることです。


(こまやかにその肌をついばむ)


中身はわたしとおなじであるのに
慈しみだけですべてをゆるされて ....
しらない人が
にやにやしながら
ついてくる

ああ
わたしは
人を殺しつつ
誕生に感涙し
星空にふるえながら
少女の処女をうばう

わたしの命から
意味が剥がれおち
あな ....
                かたかたと
                長い帯
                シュレッダーの
                跳躍
            ....
横顔にぴしぴしグマアミグヮー
濡れぼそりながら
私たち家族おまえの骨を探して歩くさぁ
野原道を彷徨うよ
さっきまでね、
青く尖った蘇鉄が生い茂る庭先にいた
玉虫は突き刺されて
空に ....
居酒屋の深夜2時





バイト上がった後の

30や19や27の

集まりに わたくし15





参戦して おっきくなるため


副流煙 お腹 ....
(てらてら笑うニンゲンはたいがい……)

ずっとむかし叔父のいった
そのつづきを思い出そうとする

(てらてら笑うニンゲンは)

 (たいがい……)

  (たいがい……)

  ....
あんたはカスカス

うちはスカスカ

ふたりそろおて、ほな、さいなら
*


ビブラートに揺らぐ空の裂け目を
幻視の鳥が飛ぶ


*


明滅をくりかえすビル群が剥がれ落ちる
 ((NYという記号を描くその一点として わたしが燃やされる))
 ....
 オタマジャクシが
 ぼくのまぶたの裏側に棲みついてしまった
 けれど、だれからもみえない
 ぼくにも
 影の輪郭しかみえないが
 たしかに棲みついて動きまわっている

   ....
たぶんあいつは生きている。






ニッポンにノラの黒猫なんてんのは


あふれてるんだろうけど。


あいつはちがってた、 ごめんよ。  





 ....
愛は優しさだけじゃないって教えてくれた
激情とも言うべき気持ちのぶつかりあいが必要だって

でももういいんだよ
穏やかな気持ちでいれば
闘わなくていいんだよ

空は広く
そして何処まで ....
人の声がしていた
気のせいかもしれない
聞かなければ、
聞かずにすむのかもしれない

鬱蒼とした密林の獣道らしかった
薄日の差し込むそこは、鳥が時折 過ぎていく
朝ならばもう、あたしは学 ....
台湾人がやっている置物屋で買った
誕生石にまつわるブレスレットを腕に巻いていたら
霊能者にさんざん罵倒され
軒下に巣食っていた日除けの蜘蛛
ジリジリ逃げる
堕胎した子を洞穴まで連れて ....
              

真夜中に揺り起こされた
見知らぬ男が側にいた
男は声を潜めて、島を焼く、と短く言った
これから島を焼くのだという
どこへでも好きなところへ逃げろ、そう呟いて ....
弟と拾ってきた仔犬
団地では飼えないからと母にきつく言われ
泣く泣く拾った場所へ戻してきた次の日

くんくんと悲しそうな鳴き声忘れられなくて
自転車に乗り夢見ヶ崎まで

小高い丘の上には ....
眩いばかりの夜景
愛を語らう恋人の横で
血を流してる男がいる

腐った内臓から異臭を放ち
神経の切れた手首は紅く染まっている

誰も気にかけない
苦しみは男だけのもの

夏の蝉のよ ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ボクが夢で見た楕円またはその中の二つの点について- 豊島ケイ ...自由詩5*10-9-23
交差点- 徘徊メガ ...自由詩410-9-23
クレープは包むものだ- N.K.自由詩19*10-9-23
レモン色のチューリップが- 乾 加津 ...自由詩14*10-9-22
とおく離れた風景- kauz ...自由詩6*10-9-21
ひとりあるき。- 自由詩310-9-21
sweet_wedding_sweets(祝福の歌)- 渡 ひろ ...自由詩20*10-9-21
夏のベンチャーズ- R.F.自由詩1*10-9-20
流すひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*10-9-20
彼岸入りに- within自由詩15*10-9-20
タリサ、クミ- salco自由詩11*10-9-19
旗のもとで、- 月乃助自由詩15*10-9-19
微熱- salco自由詩11*10-9-19
仙石原にて- 西日 茜自由詩4*10-9-19
かみさまのレシピ- あぐり自由詩310-9-18
しらない人- はるな自由詩210-9-17
シュレッダー- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-9-16
洗骨- 楽恵自由詩6*10-9-13
おっきくなる- サワメ自由詩410-9-13
てらてら笑う- 豊島ケイ ...自由詩10*10-9-12
さいなら- 殿上 童自由詩12*10-9-12
直線_9/11- 夏嶋 真 ...自由詩27*10-9-11
ふあんな街は犀の背中にのっている- 石川敬大自由詩1610-9-11
さっさと_ね- サワメ自由詩210-9-10
鎮魂歌- うずら豆自由詩310-9-10
密林からの- 月乃助自由詩11*10-9-8
洞穴墓- 楽恵自由詩9*10-9-7
焼島__- 楽恵自由詩8*10-9-7
夢見ヶ崎のひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*10-9-6
墓標- うずら豆自由詩310-9-6

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