すべてのおすすめ
剥いたばかりのオレンジの皮には
世界中の切なさが詰め込まれている



予期せず飛び込んでくる酸味はほろ苦く
容赦なしにやわらかいところを襲い
細胞のわずかなすき間からもぐりこんで
き ....
いつしか雪が降りだして
夏なのにね おかしいね
僕は悲しい顔をして
君が帰ってくるのを待っている

僕のほうが先に死んでしまうよ
犬だものね 当然だね
玄関のタイルの冷たさに
柔らかく ....
夏は暑いけど
古い家屋の少し距離のある小陰や
蔦の覆った厳めしい医院が相応しいでしょ

冬は寒いけど
ひとりぼっちのスキーや
しんしんと鳴る空気が澄んでいるでしょ

それでも
やっぱ ....
モノ言う知事の鶴の一声で
急遽ネーミングが変わったのだが
大江戸の名は意外に馴染んでいる

最初は環状線になるはずだったのに
いつの間にオタマジャクシ型に
計画変更されたのだろうか

 ....
片隅に置かれた人形は汗をかいている
滴る雫は畳に吸い込まれる
部屋は水槽
水が満ちて、満ちて、満ちて
月影を残して
わたしの体を夜にする

性と性が繋がり生になる
欲望と ....
コンクリートの石垣と
区分けされた高台の下
淀んだブルーの海に
白いヨットの群れが
白いダンゴムシの死骸のように
そして、漂っていました。

風は海から吹いていたはずなのですが
魚の干 ....
花のような雨に打たれてひっそり
つま先を濡らしヴェランダを歩く
朝な朝なラヴェンダに水をやるのだが今朝は
グラデーションを確かめて新聞を取りにいく

白と水色と緑とオレンジと黄色で
僕の部 ....
閉じた眼
ひらこうと思えばひらけるけど
まだ まどろんでたい
そんな かんじ
 ぱぱ

 ぱぱ

 大好きよ

 心の中は、あなただけ


 会いたい

 いますぐに


 あなたの声を聞きたいの

 優しい声を聞きたいの

 手 ....
君の歪んだ妄想をぶち破りたくて

ことばを固めて
ぶつけても
時間の壁は揺るがない

君が紡ぐあいのうたは
100年前のアリアで

わたしは踊れない

きっと君は知らない
幸福 ....

四角い硝子の内側に
ぶわぶわしたひとびとが
等間隔に産み付けられた卵のように
ぎっちりと隙間なく座っている
人間ではないふりをした顔は
電灯に照らされて
生気がないように青白い

 ....
 いつの間にか捨てられていた 僕の渡したピアス

 何の予告もなく
   前触れもなく
 いつから途切れたのか 君の送信が

 
 何度 受信を選択しても

   新着なし   と表 ....
人の気持ちを量ろうとした
わたしは許されてはならない存在

持病か仮病かわからない
肉体か精神かわからない
弱気になったわたしはきみにコールする
待ち合わせの三十分前
「やっ ....
冷たいものを飲んで、それがツーっと体の下へ落ちていくのを感じるとき、口から一直線の道筋を筋書き通りに間違わず当たり前のように辿るとき、生きてるなあって感じる。
私の体、今日も正常に動いてました。ご苦 ....
おまえは自分でかわいらしいなどと思ってはいなかった。
まわりはかわいいという
しかし、おまえは自分が不細工と
信じていておどおどしていた。
幼稚園からの帰り道
手をつなぐ同級生がわずらわ ....
ねぇ、ママ

硝子の靴は
彼女にしか
履けないんだよ

暗闇は
僕らを照らしては
くれないんだよ

そうだろ?ママ



ケータイのメモリは
減らじとも増えもせず

 ....
鯵の開きってあのままの姿かたちで泳いでいるのかな
だなんて今さらながらにとぼけてみせても
私は私自身に過ぎなくて

迎え火で迎え
送り火で送る
ヒグラシの鳴く音に季節の移ろいを覚え

 ....
たましいが擦れ合って
生まれた音は
いつまでも胸のきざはしを
昇り降りしている

忘れてしまおうと思った
夕暮れの端から
温かい闇を連れてその音は
何度でも訪れる

君の仕草が ....
貴女がいなくなった日
空には虹がかかっていた

私は涙が零れない様に
いつまでも虹を見ていた

それから幾日経ったのか
私の心は未だ停まったまま

《2009-08-08》作
いつかあたりまえのことを美しい言葉で書くことが叶うのだろうか
いつか美しいものをそのまま提示して成り立つ詩が書けるだろうか

ほんとうは人生の意味を掴みたくてたまらないのに
ほんとうは美しいも ....
少し遅刻気味の進路

ミスを気が付いて自分を呪った

あの頃に戻りたいのはみんな同じ

いつの間にかに出来上がった

シークレットエンディングを

見るための条件は

どれも自 ....
親のいうことをきかないと死んじゃうからたいへんだ
きょうは花火大会
火薬のにおいをかぐために
ずらずら歩いて
親においつくために必死に歩いて
きれいだなあ花火
ゆがんだドラえもんきれいだな ....
電車でごじかんかかります
乗り換えはよんかいです

あんまり遠くに
いるもんだから
こっそりたくさん
泣きました

あんまりなんにも
わからないから
何度も途方に暮れました
嘘は ....
消されたのは

もう少しで完成する

自分自身のマネキン

君はまだ約束の場所には来ない

何分何時間何日何年

もう何度目かの冬が訪れも

君は僕の前には姿を表すことはなかっ ....
ホルマリン漬けのきゅうりとなすを
きずものは怖いそうで
そんな怪談みたいな話誰もしたがらない

そんな夏に
やけないように、やけないようにと
野犬を尻目に
冷房の効きすぎた部屋でくず湯を ....
毎日
夕暮れ時になると
必ずスーパーマーケットへ行ってしまう
何か買うべきものがあるように思うのだ
冷蔵庫の中には
肉も野菜もそろっているのに
心の片隅がすうすうして
それを埋めるものを ....
ガラスの器にいれたばかりの
シリアルに牛乳をかけて
カリカリと食べる

ほんとうは
牛乳をたっぷりふくんだ
しなっとした
シリアルが好きなんだけど

朝は気がせいて
いつも
カリ ....
わたしが無職だったころ
茹で卵と塩むすびだけはんかちに包んで
毎日河原へ出かけていた
それしかやることがなかったのだ
アンケート用紙とかに
無職
と書くのが厭だったので
仕事を探してはい ....
リリリリー
公共地下道に蟋蟀の鳴き声が
響き渡る

蟋蟀の
姿は見えない

最近の公共地下道は
明るすぎて人工物まる出しで
めまいがする

塾帰りの中学生たちが
とめどなくおし ....
飼い猫と捨て猫の違いぐらい
こんな私だってわきまえているよ

あなたに甘えられなくて
ミカン箱の中で過ごした一夜

大輪の花火きれいだとあなたは言った
そんな花火になりたくて
この街へ ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8738)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オレンジ- あ。自由詩10*09-8-14
人生の大半は君を待つことに費やされた- 瀬崎 虎 ...自由詩12+*09-8-14
人の強さと美しさを知るとき- 瑠王自由詩3*09-8-14
大江戸線- kauz ...自由詩10*09-8-14
わたしの体_-Night_or_Noon-- 百瀬朝子自由詩9*09-8-13
マリーナの夏- ……とあ ...自由詩9*09-8-13
ぐるり- 瀬崎 虎 ...自由詩6*09-8-13
- 長谷川智 ...自由詩3*09-8-13
思慕- 柊 恵自由詩909-8-12
『君の手』- あおい満 ...自由詩5*09-8-12
電車ごっこ- 吉田ぐん ...自由詩809-8-12
残された部屋のなか- within自由詩8*09-8-12
病い- 百瀬朝子自由詩7*09-8-12
ひとすじつう- つゆ自由詩3*09-8-12
三歳のおまえ- ……とあ ...自由詩13*09-8-11
旅に出ようか- 小岩井祐 ...自由詩309-8-11
覆水のひと- 恋月 ぴ ...自由詩24*09-8-10
会いたい- nonya自由詩12*09-8-9
- @ショコ ...自由詩409-8-9
あたりまえの詩/美しい詩- kauz ...自由詩14*09-8-8
グッバイグッバイグッバイ- こめ自由詩2009-8-8
Fireworks- ともちゃ ...自由詩909-8-6
距離- はちはち ...自由詩13*09-8-6
自分自身のマネキン- こめ自由詩809-8-5
血_蚊- さわ田マ ...自由詩309-8-5
スーパーへ行く人- 吉田ぐん ...自由詩2409-8-5
シリアル- 森の猫自由詩3*09-8-5
わたしが無職だったころ- 吉田ぐん ...自由詩49*09-8-4
蟋蟀が鳴く/ひとりごちるように- kauz ...自由詩7*09-8-3
見つめるひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*09-8-3

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