すべてのおすすめ
絆は悲鳴を上げる
壊れたオルガンから吹いてくる
冷たい無言の侵食に
皮膚は乾いて剥がれ落ち
ざらついた土壁が顕わになった
隠れたところから見ている
目が
衝突して{ルビ擦=こす}り付けら ....
わたしのなかから
遠い声がする

ふるさとよりも
遠いところから

その声にさそわれて
わたしはどこかへ
帰りたくなる

子供の姿に戻って
犬の姿に戻って
蝶の姿に戻って
そ ....
自称詩人のジジイの特徴は
他者の引用が多い
しかもそんなん誰でも
知ってるよ!っつうのを
勿体ぶって載せて
その後に
くっそつまらない
一言を付け足して
一丁出来上がり的な
本当に、 ....
軽やかな指先で美しい旋律を奏でている
貴方のピアノの音色がとても好きだった
薄地のカーテン越しに差し込む陽射しに
光のベールを纏っているかのように見えた

思い出を頼りに貴方の仕草を真似して ....
どこにもいない自分を探した
どこにもいない自分は
本当はシンクのなかのボウルに
貯めこまれた水を掬う手のひらのなかにいて
さかなのように鰭をかえして
私の指先をすり抜ける
沸かしたお湯 ....
 映える緑の並木道をゆくと教会がある。
 尖塔が銀色に輝き、裏手を流れる川のせせらぎが聞こえる。
 数知れぬ魂の鼓動は木の十字架の前で私を探している。
 まるで異国の者を探るような眼差しで。 ....
週末に逢う約束

部署は同じ
私たちが付き合っていること
たぶん誰も知らない

仕事中ついあなたを見てしまう
週末に逢う約束が色づいていく

仕事が楽しくなる
あなたが近くにいるだ ....
第一章
 
今年の正月前後の二週間、
心の中を台風が通り過ぎて行った。
 
去年の秋、
正しくはその前の秋に。
仲間の離婚のお陰で、
呑みにも乗る気になれず、
家飲みの癖がまたぶり返 ....
wake up in the early morning
鏡に映った疲れた顔を見る
忘れてしまいたい昨日の出来事
熱いシャワーでwash up

same news on the TV ch ....
あの日、初めて握った君の手は、
夕焼けのように温かかった。
僕らはなにも話せずに、ただ歩いた。
夕焼けが、やけに綺麗な空だった。
君の頬が夕焼け色していた。

夕焼けを見るたび、君のことを ....
なけなしの気力を振り絞って
捻り出した小さな叫び声が
雑踏に掻き消されていく

繋がりやすくなったはずの世界で
心の距離は広がっていく一方で
知らない間に通知ブロック

甘い言葉に誘わ ....
デフレ世代の
トップランナーが

昨日

いったそうです

とてもとても
まじめなおとこ


とてもとても
まじめなおんな


まじめで
ぶきような
おせっくす
 ....
雪のように溶けてしまえばいいのに
時間が解決してくれるというのなら
雪のように溶けてしまえばいいのに
時間が解決してくれるというのなら

貴方への思いは積もりに積もる一方で
心を覆い尽くす ....
映画をかくために
あなたが
しなくてはならないこと
とのタイトルなので
とりあえず
読んでいいのか
なぁ・・・うん。
と思いましたが
TOSHIO OKADA推薦なので
アマゾンで買 ....
目を閉じれば聞こえてくる

目を閉じれば見えてくる

目を閉じれば感じられる

近付いているのが分かる


研ぎ澄ませば強く聞こえる

研ぎ澄ませば強く見える

研ぎ澄ませば ....
鮮明に思い出せるのは一面に広がる花畑
降り注ぐ陽射しの中で貴方と恋に落ちた

永すぎる時間の中で数え切れない思い出を刻んだ
素晴らしい人生だったと胸を張ってそう言える

だから、私が私であ ....
荒れ果てたこの街に
すさんだ風が吹く

もう帰ろうか

帰ろうよ

との便りが耳元を霞めて行く

ああ

ああ

ああ

何故、何故荒れ果て黒く塗りつぶされた街の景色は、 ....
白か黒か

光か闇か

天国か地獄か

決めるのは誰だ



進むか止まるか

拾うか捨てるか

攻めるか守るか

決めるのは俺だ



勝つか負けるか

 ....
おおきなプリンを見た
まわりの商品が小人に見えるほどの
こどもの頃出会っていたら
一目で恋に落ちただろう
ぷるるんあまいときめきは
すぐに終わってしまうのが常だったから
記憶の中の憧れは今 ....
悲しい日々を終わりにしよう
それは終わりを告げられる人が言う言葉
それはあなたではなく、わたしが決める区切り
純度百パーセントの良い人にはなれないさ
純度百パーセントの悪い人なら
なれるかも知れないが簡単にはいかないだろう

だから取り合えず普通でいいよ
普通のレベル指数はどれくらいだろう
わから ....
赤子が泣いてる

怯えて泣いてる

しがみつき

泣きじゃくり

ぬくもり求めてる

母の胸の中

すやすや眠る

夢見てる

鳥の夢

花の夢

笑ってる
 ....
クロワッサンが食べられなかった朝
のけ者にされたのには訳があった
枯れススキが墓地の北には生えていた
神社の狛犬が暗闇であくびする
徐々に明るくなって行く周囲
船場跡に居た我々二人は
オレ ....
僕が
僕たる
僕の自我

要らない
知らない
くだらない

世界は仮りもの
あるいは
僕のつくった
僕だけのまぼろし

暗黙の気付きに
従って
ほんとうのことに
気 ....
君と話すのはいつだって楽しい。
図書室のなかで、校庭のすみで、僕らはたくさん話をした。
君は僕の疑問へ無理に答えを与えたりはしない。
君は、分からないということを風に揺れる風鈴のように愛している ....
夜更けに金縛りにされて
目が覚めているのに
体の自由が効かない

アパートの部屋の外は暴風と激しい雨で
なのに誰かがドアを思いきり叩いてる
訳がわからない言葉を叫び出して
ドアノブを回そ ....
君の瞳が不思議。

君の声が不思議。

君の笑顔が不思議。

君の強さが不思議。

君の美しさが不思議。

君の優しさが不思議。


野良猫みたいに不思議。

夕焼けみた ....
薄皮を剥いでいくように
少しずつあなたに真実を
話していこう。私が私を
貫くために犯してきた罪
を。目まぐるしく動いて
いく世界から外されて、
誰にためにも、自分のた
めにもなれないと確 ....
ノストラダムスが予言した未来は
本当に訪れるはずだったんだろう
少なくともその直前までは

インチキなんかじゃなくて
回避しようとする人達の意思が
予言の呪縛を打ち砕いたんだろう

運 ....
痛みをふさげ
とあなたはいつも目を閉じる
声など切り裂いてしまえとも
私はあなたのことばに
いつもしたがわない
私は誰かの痛みを食べて
誰かの悲しみの血を
この身に受けているから
お母 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ことの終わりの理- ただのみ ...自由詩7*18-1-13
遠い声- やまうち ...自由詩9*18-1-13
クソ未満- 花形新次自由詩218-1-13
青い薔薇- 1486 106自由詩418-1-13
- あおい満 ...自由詩218-1-13
映える緑の- ヒヤシン ...自由詩4*18-1-13
週末- 夏川ゆう自由詩318-1-13
草稿①- よーかん自由詩218-1-13
ファンデーション- 1486 106自由詩118-1-12
君みたいな夕焼け- 水宮うみ自由詩3*18-1-12
すくわれる- 1486 106自由詩118-1-12
オジサン青年の正月_「社会勉強」- よーかん自由詩118-1-12
火山灰- 1486 106自由詩118-1-12
キネマ旬ポウ- よーかん自由詩1*18-1-11
秒読み- 1486 106自由詩118-1-11
マチルダ- 1486 106自由詩218-1-11
凍えるように- 自由詩318-1-10
戊戌- 1486 106自由詩218-1-10
おおきなプリン- ただのみ ...自由詩8*18-1-10
悲しい日々を終わりにしよう- 中山 マ ...自由詩118-1-10
ライフスタイル- こたきひ ...自由詩118-1-10
赤子が泣いてる- 星丘涙自由詩6*18-1-10
結論付けた- 間村長自由詩818-1-10
世界の本意- シホ.N自由詩218-1-9
夏の話- 水宮うみ自由詩5*18-1-9
嫌になっちまった- こたきひ ...自由詩318-1-9
不思議- 水宮うみ自由詩3*18-1-8
終わらない十字架- あおい満 ...自由詩218-1-8
予言者- 1486 106自由詩318-1-7
その扉へ- あおい満 ...自由詩118-1-7

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