すべてのおすすめ
誰かを好きになることで
その人を幸せにできると思っていた
そんな過ちを振りかざし
頬を赤く汚してきた

殺さなければいけないものは
純粋紛いの青春か


人のせいにしておけば
きっ ....
ひとつふたつ 手鞠唄
縁側に咲く 寒椿

すべてはあの六花の如く
儚く消える運命だと

俯き顔の君が言った
膝の上には銀色の猫

尾を高くあげ、するりと寄り添う
混沌の中にいる ....
近頃ふいに怖くなるんだ
きみの中身がいつのまにか入れ替わっていて
僕はそれに全く気付かずに
きみだと思い込んで毎日過ごしていたら

それはきみの気持ちがもし変わっていたら
と、いうことでは ....
幸せの音がする。


私ってこんなにポジティブだったっけ?

何を見ても素晴らしく愛おしい。



そして愛してるが故の哀しさと、寂しさもあって。



私の ....
雨が空からの使者ならば
私は何を伝えられよう

木々のこずえに
しなだれかかる茂った葉に
この窓に流るる雨水にも
知りたい便りがあらんことを
少し望みてじっと見つめて

このカラダ全 ....
 魔法なんかじゃないよ
君はそっけない顔をして言う

そのきれいな指先で操られて
形を変えていくものを茫然として見つめ
そんなしなやかな指裁きはできないと
溜め息を吐く

魔法の呪文は ....
忘れたフリが上手くなったでしょ?

付かず離れずが好きなフリして

本当は近付いた後の別れが恐かったりするし

曖昧な態度はお手の物だけど

時にはハッキリ心のうちを吐き出したいよ
 ....
何じろじろ見てやがるんだい。
ねえちゃん俺の顔知ってるかい。
逃げなくてもいいじゃねぇか。
ここであったのも何かの縁だから
少し、爺の愚痴聞いてくれよ。
すこし臭いか?
ジャっ 少し離れて ....
木造の家。

年老いた梁がぱきりと声をあげる。

見上げると其処には長い年月を経た木目としみ。

ぼんやりと眺めているとまたぱきりと鳴った。



そうかこれは、

 ....
ネットは好きだ

いや

中毒者なんだけども

あの世界はどうもピンとこない

刹那は単位なのか?

使われる表現は真っ赤な血の色に

分解した肉片

断片の拘りまで表現し ....
火の星が地球に災いをもたらすと
最初に口にした男の軽薄
蟻の長い行進を眺めて
奴隷制度に思い至る男の明察

エレベータをおりてエントランスホールを抜けると
都市計画に完全に準拠した景観が広 ....
例えば私があなたに会えるのなら
全速力であなたのもとへ向かうでしょうけれど
あなたが愛し愛されたいのは
全速力のスキップで向かうようなひとなのですから
私にはなす術がありません。

ああ神 ....
人は一人だと知ったのは
夕暮れの空き地に隠れたときだった
もう帰るもんかと思ったけれど
戻るしかない自分を恨んだときだった

なぜ子供は親を選べないの
なぜ生まれる場所を選べないの
親は ....
私達はいつだって独りで。

けれどどんな時でも、一人で在った事なんて一度もなくて。




気が付けば隣に、前に、

時には後ろに、誰かが立っていて。



 ....
  一

筆を持つ腕の無い僕は
口で絵筆をくわえ
カンバスに向かって
朱色を引いた

引いた朱色赤は次第に濃くなり
カンバスの中央で丸くなった
カンバスの下には申し訳 ....
今年最後の海を
あなたと見られたらよかったのに
秋が死んでいく
波音にはさまれて一秒ごとに

振り返るばかりの悲しい日々を
忘れるのに何年もかかるだろう
人と人が出会いそして別れるという ....
目の前のシルバーシート
半分だけ腰掛けて
杖をつき
キラキラのマフラー
この行き先について案じているから
パックリしたポケット
手を伸ばせば簡単に抜き取れそうな財布を抜き取る
そんな想像 ....
二人の思い出が
ぼやけていく

握った手が
離れた速度で

君からの手紙は
まだ引き出しの中

揺れる日溜まり
あの日の歌を口ずさむ

望んでも戻らない
手紙を読み直すことは ....
気が付くと音が止んでいた
いつもより時間が経つのが
早い気がする
雨はもう上がっていて
日はまだ差さないけれど
射し込む予感はあった
燃やされる堆積物に
湿った身体をそっと寄せる
釣り ....
海のビタミン吸い込んで
さざなみに抱かれたいの
君が新しいワンピースを着て
ベランダで僕を見てる

ピアノを海に投げ込んで
遠い世界に歌を贈ろう
今年初めての海を
あなたと見られて良か ....
湧き出る水のある川をめぐって
ダムという池をつくるそうです
下の村では 水がとぼしく
水よ 水よと叫んでいるそうです

上の村では命の川と
崇めている老人は次々しんでいった

川はだれ ....
試行錯誤の裏の裏

銀色の鎧はマニュアル運転

カリスマもでるは変形顔面

理由の価値は1億よりは軽い

信頼を叩き潰すのは

蟻の行列

心の奥より沸き上がるのは ....
その町には 薔薇の舞う季節がある。
薔薇の花が 花びらではなく 花個体そのものが
ほたほたと降って来るのだ。

その季節には一面が薔薇の花で埋まり
昔ながらの洋服店も 学校も ガソリ ....
また 低気圧がやってきた
気分が乗らない

何もする気がなく
だらだらと眠る

ジャージャーと
水の音

またあいつ 手を洗っている
もう30分以上も

イラつく
なんで
 ....
夏のそらばかりが 身をせめる
南風の吠ゆる 島の岬に
母のかたみの 赤い櫛で
髪を梳く 

罪を乞うでなく
罰をあがなう 身にもあらず

まばゆく うれしそうに
紺碧色に待つ 海 ....
飛んできた花びらはお使いの途中
なんて書いてあるかは
太陽次第
掴んだって無駄だよ
ほら
もう
見えない

レモンソーダみたいな恋はもう ない
泡が綺麗だね
君が そう言った

 ....
樹齢いくつとかわからないけれど
ぼくより長く生きていることは間違いない
その身体のあちこちは皮をはがされ
表面に色の濃淡を作り出している


そんな老木のたくさんある枝のたった一本に
か ....
ふと目を上げると向かい側には同い年くらいのひと
高尾山にでも登るのかいかにもって雰囲気で
ひと待ち顔でおしゃれなデイパックを開けたり閉めたり

わたしと言えばパン教室のお友達を待っていて
忘 ....
 
自分を求めてくれる
自分を必要としてくれる
 
そういうモノに
ヒトは依存する
 
低気圧は急速に発達しながら
日本海を進んでいるんだという

静岡県では
注意報ではなく警報が出ているんだと
アナウンサーはいう

こんなに激しい雨
全部洗い流せばいい
泥、花、
眉 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
償い- 中原 那 ...自由詩6*09-11-15
春告げ鳥- 三奈自由詩9*09-11-15
中身は犬か魚- 智哉自由詩209-11-15
清眠。- aokage自由詩2*09-11-15
空からの使者- 朧月自由詩609-11-14
魔法- kauz ...自由詩9*09-11-14
独り言- 伽茶自由詩209-11-14
ノーバディ・ノウズ・ユー_ーバブルー- ……とあ ...自由詩7*09-11-14
はり。- aokage自由詩3*09-11-14
必然- 伽茶自由詩209-11-14
ギリシア・ローマの時代から- 瀬崎 虎 ...自由詩409-11-14
スキップ- 夏野 雫自由詩209-11-13
家族- 朧月自由詩809-11-13
ぬくもりを手に。- aokage自由詩9*09-11-13
赤い月__(全)- ……とあ ...自由詩6*09-11-13
さざなみと戦慄- 瀬崎 虎 ...自由詩409-11-13
バスガス爆発- 七味とう ...自由詩5*09-11-13
喪失- ミツバチ自由詩5*09-11-13
Silence- within自由詩7*09-11-13
さざなみと旋律- 瀬崎 虎 ...自由詩509-11-12
私たちの川- 朧月自由詩609-11-12
有効期限ギリギリの天国行きチケット- こめ自由詩1109-11-12
薔薇の舞う季節- 田園自由詩309-11-11
ウツ対強迫- 森の猫自由詩2*09-11-11
「ゆりと兵士」- 月乃助自由詩14*09-11-11
お使い花びら- 朧月自由詩309-11-10
結び目- あ。自由詩19*09-11-10
あかねいろのひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*09-11-10
知らぬ間の依存- 次元☆★自由詩3*09-11-10
亡命レイン- 都志雄自由詩609-11-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295