すべてのおすすめ
空を見上げる君は
とても無防備だ
尖った顎先から
なだらかなカーヴを描いて
道が現れる
これから
戦いに出向くにしては
哀しいくらいに
無防備だ
それは
最後まで手放なせずにいた
 ....
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ....
うとうとしながらうったメールは
夢の中のわたしに届く

夢の中のわたしは自信に満ち溢れ
非の打ち所がない

夢の中のわたしはとてももどかしそうに
寝ているわたしにメールを返す

目覚 ....
欲しかったのは
そんなことじゃなかったのに
必要だったのは
そんな言葉じゃなかったのに
どうしていつも
間違ってしまうのだろう


わかってほしかったのは
そんなことじゃなかったのに ....
我を張っている
我を忘れて

  集める炎の中心に 焦りに煮た冷や汗
  額から離れぬ 汗の辿り 焦げ匂いがする

我を張っている
我を呆けて

  ピンポン玉が姿に似合わず 人々の ....
メダカは気弱な小魚だって
それが定義だと
それが憐れだと
勝手な思い込みが押し並べて

それがあまりにも{ルビ酷=むご}いと
両手で包み込もうとする
君の余計な優しさが
彼等の胸まで押 ....
砂の中の太陽
失敗の方へ
音はオレンジ

青い穴
青い炎
白い紙

眼は消えない
昼の北斗七星


タ 
    チ
       ケ 
     ....
大きな蓋がひとつあれば
こと足りる
あれは
実に包容力のあるヤツだから

けれど
ここには
とても小さな蓋しかないのだ
あろうことか
私のキッチンには
小さな蓋しかないのだ

 ....
ホンマに? 
ホンマに。

ホンマにホンマ?
ホンマにホンマ。

これ、
エンドレスです

美しい季節を
嘘だと思うから

哀しい現実を
嘘だと思いたいから

ホンマにホ ....
あかるい雨の夜に



空を見あげて

ボウッと明滅して加速して
加速して
それから、加速して

笑って、鼓動を数えて、目を細めて

空へ

飛び立つ
タンクローリー
 ....
遠い思い出
青い海

浜辺でお昼寝

鯉の甘露煮

砂だらけのシャワー室

赤い車

もう戻らない
ふたりの時間
向い風が吹き荒れて
わたしを白線へ押し戻す
もがけばもがくほど
重くなったコートは
身体から熱を奪っていく
向い風いつの日か
そよ風に変わるだろうか

向い風が容赦なく
わたしを地 ....
何故ひとはひとを殺してはならないのか
これは人類に対する未だに未解決の問い

ある学者はこう言った
『殺人は誰も幸せにしない』

これは解答でないと想うけれど
解答に辿り着くまでのひとつ ....
産業の海は
寒色インク
どぶのグラデーション
おっと
空だよ
自然の絵描きは
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
今日は      鬱
やっつけ仕事で  鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
排水溝から
 ....
君にとっての世界

それはこの部屋のなかがすべて

出かけてくるよ

君は寂しげに小首をかしげ

ドアをあける気配に

まだかなまだかなと待ちきれない様子で玄関を覗き込む


 ....
グレイの空が
煌かせた子供の心を集めて
グレイの空が 太陽に呼ばれている
煌かせた無垢の子供が
グレイの空のカーテンを明ける

 旅立ちの出迎えにふさわしく
 灰色の白黒つかずの動機を孤 ....
一歩が出ない
その一歩が出ないのは足があるからだ
足がなければ一歩も出ない
這いつくばるのか、おまえ
両手を拡げて
飛び越えるしかないぞ

!JUMP !JUMP ! J ....
人は
自分のテリトリーに
侵入者が
入ってこようものなら
たちまち
不機嫌になって
どうにかして
追い出そうとする

そのテリトリーさえ
誰かからの
借り地だというのに
             きみに桃缶をささげよう
             からっぽの胃にそれは
             やさしくおさまるだろう
             あまい汁は熱 ....
暫々 努力を称える名言として
エジソンの残した

天才とは1%の閃きと
99%の努力だとの言葉が
引用されるけれど

それをぼくなりに解釈すると
99%の努力をしても
1%の閃きがな ....
{画像=120423020744.jpg}


** いつものイタリアンレストランで **


今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い

 ....
朝日はね
特に良く晴れた日の朝日はね
そりゃあもう別嬪さんで
たったひとりで見ていると
もったいないような
独り占めできてうれしいような
不思議だね おれは
新しい朝と結婚したくなっちま ....
大空に心を飛ばそう
美しいコトバを追いかけて
風船のようにふわふわ漂いながら
心の中に綺麗な模様を描く
それは私だけのオリジナル
私には 『 創作 』という翼がある

誰にも理解されな ....
長いスロ-プを滑り落ちてくる記憶の思いがけなさに
ふと足をとめて目の前をよぎる影を追えば
短くなった日時計は正午でとまったままうたたねをして
またあの回廊へといざなってゆこうとする

この場 ....
僕は君の夢を見る
シーツにくるまった君の夢を

静寂とともに訪れる穏やかな時間と空間が見せるのは
幻想と想像と冒険の世界

僕は月の光を全身に浴びて
宇宙(そら)の夢を掻き集める
 ....
手紙の最後に
P.S.と記す

ああ、そういえば
思い出したよ
とでも
いうような
そぶりで
P.S.と記す

白状すると
本文は
この追伸を
書くための
助走

その ....
数センチほど開いて
庭石を動かしたなら
地球の公転も微妙に外れたよ

鉛筆で一ミリ大きく
尖った亀は緑色M字開脚
え、まだ、暗い穴を掘ってるの?
シャイなやつらだな

 ....
タイトルはブリティッシュトラッドの歌姫
サンディ−デニ−の海と私のねじれたキャンドルというアルバムからいただいた

近所に日本最大級の品揃えの蔦屋ができてそこでいまはなき彼女のジャッケットに遭遇 ....
丸みを帯びた花びら一枚 好き嫌い 好き嫌い

くびれ撫でる花びら一枚 表の艶 裏のスモーキー 好き嫌い 好き嫌い

女の湿気 外からの単調の雨の音

虚ろな指先で ほのめかす花びら一枚 好 ....
母は肉体と魂が徐々に離れていくものだと言った
こうして話をしているときにも
食事をしているあいだにも
離れていくのだと

だから私たち姉妹は
祈りはそれを遅らせるものだと思っていた
不思 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
希望- そらの珊 ...自由詩1012-4-25
命の呟き- HAL自由詩12*12-4-25
アドバイス- ここ自由詩312-4-25
理由- 春仙自由詩4*12-4-24
冷やし汗- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-4-24
メダカ- subaru★自由詩18*12-4-24
黄砂- 和田カマ ...自由詩1+*12-4-24
蓋についての考察- そらの珊 ...自由詩10*12-4-24
ホンマ?- そらの珊 ...自由詩8*12-4-24
明るい雨の夜に- 投稿者自由詩412-4-24
海坊主- 舞狐自由詩712-4-24
【_向い風_】- 泡沫恋歌自由詩18*12-4-24
マイル・ストーン- HAL自由詩4*12-4-24
は_く_さ_い- 和田カマ ...自由詩3*12-4-23
うつろぎのひと- 恋月 ぴ ...自由詩26*12-4-23
高嶺のグレイ- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-4-23
!JUMP- アラガイ ...自由詩7+*12-4-23
借り地- そらの珊 ...自由詩8*12-4-23
桃缶と祈りの夜に- 石田とわ自由詩8*12-4-23
天の邪鬼- HAL自由詩6*12-4-23
幸せのレシピ_/_ランチのハヒフヘホ- beebee自由詩20*12-4-23
黄金の花嫁- ただのみ ...自由詩28*12-4-22
【_翼_】- 泡沫恋歌自由詩18*12-4-22
旅立ち- 梅昆布茶自由詩912-4-22
月夜- 春仙自由詩2*12-4-22
追伸- そらの珊 ...自由詩18*12-4-22
渚より棒シマうま- アラガイ ...自由詩4*12-4-22
海と空とねじれたキャンドル- 梅昆布茶自由詩912-4-22
湿の淡い夜- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-4-21
Jes- mizunomadoka自由詩712-4-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294