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一緒になろぅ


耳に届けば心は梔子



一緒になろぅ


口づけ交わせば心は深紅



一緒になろぅ


眠ってしまえば心は濃藍
恵まれてないからだとか
体調がよくないからだとか


全部、きれいごと。


私が病む理由なんて簡単
必要とされず
自分が他人より劣って見えたとき


部屋の隅で
膝を抱 ....
あなたは昔言いました

…お前、偽物だ。と

寂しげにぽつり言いました

…お前、偽物だ。と


私 言い訳を探して

だってあなたは脳の病気だし
寝たきりでろくに口もきけない ....
ベーコンチーズトーストを差し出す

どんなに慌ただしくても
両の目からの弧光
を浴びて

お腹 風船みたいだよ

やわらかいんだろうか


コーヒーを啜っては新聞をめくる
ひい ....
幼い 記憶辿る
暖かなる 春 揺りかご ゆらり
ありがとう
聴こえるの
嬉しい気持ちで お腹がいっぱーい
満たされているのよ わたし
幸せのおすそ分け ちょっとだけ あげる
幸せのおすそ ....
いま からっぽのこの体 なにから詰め込んでいこうか
いま からっぽのこの体 目に映るはモノクロの世界
いま からっぽのこの体 なにから入れたらいいのでしょうか
いま からっぽのこの体 なにを愛せ ....
甘やかな
ひとさじの記憶を舐めたので
それにすがって
いまでも背負う
185センチをもてあます
トンガッテ戸惑う魂を


(ウザイ)
(ウルサイ)


五角形のつぶてを
吐き ....
彼女がいやなのは
その事柄よりも
それを知らないでいる時間

彼女がいやなのは
戦わずして逃げること


彼女がいやなのは
無視されること


人は傷つきすぎると
誰もが自分 ....
オレンジと
アップルと
互いの唇を結ぶきらきらの細い糸と

つぶして
 歯で
たらして
 口移しで
かきまぜて
 舌で

私は、
冬ワインとする
眠れぬ夜を越え辿り着く時

身からこぼれる無彩色な雫たち

こぼれるほどに身は透明になり

私はついに記憶を失う

この狭間の中で

行き着いたのは鏡の世界

映し出された情景 ....
揚々昇り立つ煙り 山より下るは
吐く息の ちぎれるも 薄れ
野に流るる かぎろい 四季の はじまり

卯月

甘い 春の来


*

そろり そろりと やって来たのは 糖蜜の ....
暇を弄んでいる
雨は上がった
日差しのなかに春を見つけ
香りのなかに沈丁花を見つけ
ぼんやりする

渦中のただなかにいると
気づけば
既に過去と知る繰り返し

追い ....
先週末に桜が散ったばかりなのに
あなたは
物置から引っ張り出したビーチパラソル
具合を見たいからと
これ見よがしに拡げてみせる

どうやら使えそうだな

アルミパイプの椅子まで組み立て ....
子供の頃のように
過去も未来も関係なく
無邪気に笑う事ができたなら



きっと君に
好きだって
伝える事ができたのに



君の桜色のその泪
はらはらと散る前に
わたしのウルフが遠吠えをしている
その青い瞳で遠く月を射ってしまえ
群青すべてはオマエのもの

気高き闇の王者よ
森の奥深く老木が生い茂る彼方から
瞬時におまえの気配を感じるとき
わたし ....
真っ赤な世界に三味線弾いて鳴いたこねこのおなかしろしろ
やわらかアスファルト
黒いグーグルアースで拡大できないふるさとの景色

夕暮れ 君の料理がうまくなる
(はっかないお味〜)
夕暮れ  ....
 一

真夏の昼下がり。
海へと向かう埠頭をめざして
ただ、闇雲に走るのは
未知のウイルスに侵された
一匹の狂犬。

ザー、ザーと耳の奥で
鳴りつづける不気味な雑音。
熱を帯びた鼻 ....
午前四時五十七分
うつくしくひかりに濡れた朝のなか
しっとりと艶やかな群青に紺碧にきんいろのそらのなかを
あなたはおちてきました


たったひとり



東京は潰滅しました
炎を ....
うねっても
まっすぐ
ひねくれても
まっすぐ
うっすらでも
まっすぐ
とぎれても
まっすぐ
まじわっても
へいこうでも
からまっても
それは、まっすぐ
狂人のフリをしてみたけど 至って冷静だった
詩人のフリをしてみたけど あくまで現実的だった
幸せなフリをしてみたけど やっぱり後悔は消えない

春になると エネルギーが 湧いてくる
春になる ....
桜咲いて
笑顔でゆこう
新しい日々
歩いてゆこう

久しぶりの雨
途切れた雲の隙間
薄暗い街に明かり射す
待ちに待ったBrand-new day

春一番にコートがなびく
上昇気 ....
桜舞う水底に佇む魚
たゆたうひとひらを
尾鰭で弾く

開ききった瞳孔で
仰ぐ空は
こみあげる白一色

こぽり、泡が漏れる
どこからか
漏れ続けている

ゆるい水流にもたれれば
 ....
さあ
一歩前へ

春風がそう言いながら
桜の花びらを携えて
背中をそっと押してくれた


さあ
踏み出そう
鳥籠の中 鎖に繋がれながら自由を夢見るいけない小鳥

ある時神は鎖を外した

いけない小鳥は飛び立った

無我夢中に飛び続けた

花を知り

星を知り

雨を知り

そして ....
まもなく夕焼けが訪れる
傾く陽射しが街を玉子色に染めると
空の木々の道路の色が深くなって
陰影を纏いながら豊かに発色するのだ

 図書館で見かけた風景学の本が気になって
 娘のミュージカル ....
月曜日
地面に並べられた各種弾頭のことを考える
打ち上げられたスペースシャトルの存在を信じながら
リリシストたちの高い志をリスペクトし
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような空気の中を  ....
君の、記憶の色をたどり始める


少し暖かくなってきたね、と
それでもふたり半分ずつ
かさなりあって歩いた

はや足のきみに
半歩だけ遅れる、わたし

つないだ手と手


暖 ....
ひどく病んでいろづいた花は
あたしをただ焦がします

鮮 烈 、

ほんとうはいらなかった
べつにどうでもよかった





曖昧なものは
曖昧であるうちは永遠です
曖昧 ....
夫の着ていたワイシャツの
袖口や襟元の生地が擦れてしまい

これで会社に行ってはいけないと
わたしが云い
名残惜しそうに夫はそれを差し出した

紺地に白チェックのワイシャツは
今日から ....
その涙
その歯ぎしり
その震え
向かうはいずこ

こいつを逮捕しろ

箱の中に移るひとかげ
お偉い人が指さすものの
指の一本で
そこは黒に
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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からっぽ- どらちゃ ...自由詩508-4-8
ジゴロのごとく- 渡 ひろ ...自由詩17*08-4-8
彼女- 舞狐自由詩7*08-4-8
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美しい日- COCO自由詩7*08-4-8
卯月- ひより自由詩9*08-4-7
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気の早いひと- 恋月 ぴ ...自由詩33*08-4-5
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桜、道しるべ- こゆり自由詩9*08-4-2
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ワイシャツ- よしおか ...自由詩13*08-4-2
狭く_細く_尖り- FUBAR自由詩7*08-4-2

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