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雲」流れに逆らう水は行き場を失う。積もる荒れた大地に鷺は降りたち。季節は素早く足取りを止めた。
沼。葦群の中、これ以上歩めばもっと地獄をみるだろう。あなたはどちらにしても傾がなければならない。波 ....
あんがいね
すっきりしているんだ

ずっとわだかまりだった
何がいけなかったのか
手繰っても
たたみなおしても
「もう一度」と
組み合ってもらえなかった
正解のないわたし ....
ひとつ数えてめをつぶり
みっつ数えて鬼さんこちら
とうをすぎたらひとり鬼
夕焼け黄昏月夜の晩に
目隠し鬼さん呼ぶ声さがす
まぁるいお月様おお笑い
月夜は月夜で好きよじゃないの
泣 ....
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
ひとはそれぞれの色を持つ
混ざるもの混ざらないもの

それぞれの色がキャンバスのうえで混じったり混ざらなかったり
様々な色調とタッチでそれぞれの場所を見つけて収まりひとつの風景をなす

そ ....
つまり...そう わかるよね ぼくには何も わからない...きょうはとても疲れていて、ねむりが...眠くってさあ、 かんがえてるけどね うん...努力はね、そりゃ...ほら、なんていえば、いいかな?  .... 時折 挫折します

嘘です

いつでも挫折しています

そのうち挫折があたりまえ

嗚呼 挫折こそわが人生わが歌

骨折も痛いが

挫折も痛いああ痛い

坐骨神経痛を略 ....
誰かによってすでに忘れ去られ
行き場を失ったおもいでが
枯葉のように不規則な落下をして
ぼくの背中に貼りついた

軒の低い屋根
が向こうまで続いた商店の群れ
の隅のうす暗がりからやはり
 ....
夕闇に光る一点を
名も知らぬ惑星だと決めつけていた
瞬きが眩しすぎて
直視するのを諦めていた
けれども今 感じる
あれは僕たちが
諦めてしまった未来
届きたかった希望

一つ言い訳を ....
白い珊瑚礁から 若い泡が立ち上り
陽を拝む前に 歳老いて消えるのを
何十何万と見てきた

覚束無い身体を揺すって
光の涙をゆうらりと
遊び心を腐らせた碧瑠璃を
黒ずんだまなこで愛している ....
柔軟剤のたおやかな香りに

青く火照った朴の空に

曇りガラスに散る光の粒に

惜しみなく降る情の雨に

萎れた紙に乗った言の葉に

甘い満足をくれたカップラーメンに

ビニー ....
夜、檸檬は乾いた
ソーダはふにゃふにゃにすきとおって
青ごしに見た君は
僕のかたちにくり抜かれている
夜が
街のかたちに染まるように

いったいどれくらいのなみだが流れたろう
街角 ....
ラジオから
音楽が流れている

朝の光が窓から差し込んで
世界がうんと美しく見える

女らしさや、男らしさが
ちりぢりばらばらに散らばって
混ざり合ったその向こうの
いや何にも混ざり ....
金木犀を纏って
波立たぬ心を晴らす庭

汗を紡ぐグラスに
青空を並々と注いで乾杯

野球バットは年老いて眠る
思えばこの庭は
何時から微睡んだのだろう

火照った地べたに風が這う
 ....
大切なものが
無くなってしまっても
大切なことに
変わりはないから
わたしは飽きもせず
大切を信じている



 
約束を守るふりをして
どこにも行かないふりをして
昨日と同じ笑顔を
明日も続けるふりをして

あなたの檻が
緩むところがただ見たかっただけで
私にしか見られないものが
きっとあると ....
キミはキミ
ボクはボク

そうだよ
どんなにジタバタあがいたところで
キミの心の芯(真)までは
辿りつけっこないんだ


ボクはボク
ボクは...

おかしいな
どんなに解っ ....
時々、人の目を臆することなく
甘えてみたくなる

鼻をあなたの背中に押し付けて
思いっきり
人の匂いを吸い込んでみたくなる

ひなたに寝転んで
雲の形に一喜 ....
ちょっと薄汚れて古い街だが愛着もある
あの街へかえろう

鑑別所から卓也もかえってきたし
住むところとこれからの仕事をなんとかしないとならない

さんざん迷惑をかけたその当事者が俺だなんて ....
わたしたちは
ふたり

いつも別々

ふたりのわたしたちは
ひとつになる試みもしたけれど、

きっと
その時は気付いていなかった
けれど
ひとつになるのは
窮屈だっ ....
星を見て いっぱい話して 笑い合って
それでもうまく伝えられなくて 思いを断ち切った


あれから一年たった

時は過ぎ あの時とは気持ちも状況も変わる

あの日 弱っている私に 優し ....
もう、手の届かない
懐かしい季節に
向かうようにーー

クレソンをひとくち
レモンもバニラもお好みで
そんなふうに朝を過ごしたら
天気は良好
青りんごをポケットに入れて
森へ出掛けよ ....
欠ける月の裏側

隣にいた乗客は

溶けて灰になっていた

塞いだ耳の奥からは

もう一人の僕が囁いていた

雑誌の名前も知らない女が

此方に微笑んでいるのは

レン ....
君の胸の音を聴いている

瞳を閉じれば浮かんでくる
電車がゆく
車輪の音は確かなリズムを刻む
無機質でいて
それはなぜか温かい
からだじゅうに
張り巡らされた
赤い線路を
休むこと ....
なんたることだ

この手付かずの不幸といったら

墓石のようにビクとも動きやしない

変色した月はこの世を終わりにしようと

面白いように世界を捩曲げていく

私までぐしゃぐしゃに ....
誰かが扉を閉めてしまった
私は夜ごと出口を失くした夢をみる
扉を閉めたのは 私
そのうえ錠前を壊してしまった

壊れた錠前をまず直そうとする人は
人の心を思い遣る人
壊れた花瓶を
片付 ....
プライドや
スキルや
イデオロギーといった
後付けアイテムで体裁を整え
何層にも膜を張って
“ ハッタリ ”という殻で
コーティングしたら
実物より 
やや立派に見えた

だが
 ....
陽のあたる書棚 憩う一羽の本

タランチュラのような手が二つ

美しい表紙を捕まえると

隙間なく閉じられた頁に太い指が滑り

弛緩した貝 白いはらわたよ

青く刺青された文字は星 ....
何か栄養素が足りないような思考
無意識に生姜湯と書いたメモに従い はちみつ不要で机の上

もう少しで つわりの時期を終える 
猫がしょぼーんと鳴いている ごめん かまってあげられない

ベ ....
いつも待っている
誰かを
何かを

右手か
左手で
いつまでも招きながら

黄色い砂埃も

べたべたしたちっちゃな手も

酷い陽射しも

すぐに味がしなくなる憐れみも
 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
荒地_(序白)- アラガイ ...自由詩10*13-11-28
あんがいね- 鵜飼千代 ...自由詩15*13-11-25
目隠し鬼さん- 月形半分 ...自由詩513-11-24
彗星- 鵜飼千代 ...自由詩17*13-11-23
colors- 梅昆布茶自由詩1213-11-21
10- きるぷ自由詩2*13-11-21
挫折の人- ただのみ ...自由詩23*13-11-20
9- きるぷ自由詩4*13-11-18
捨てられたもの- 清水らく ...自由詩213-11-18
海月のまなこ- 雨慈ムシ自由詩6*13-11-18
生きの音- 雨慈ムシ自由詩313-11-17
二酸化炭素- はるな自由詩1113-11-17
朝の光- うめバア自由詩12*13-11-16
夢庭- 雨慈ムシ自由詩313-11-16
thing- 自転車に ...自由詩713-11-15
どこにも行かないふりをして- クナリ自由詩413-11-14
- hiroto22自由詩3*13-11-14
子供だねと頭を撫でて- 中山 マ ...自由詩313-11-14
あの街へかえろう- 梅昆布茶自由詩1113-11-14
ふたり- 鵜飼千代 ...自由詩10*13-11-14
神様のいじわる- 葉月桜子自由詩4*13-11-14
散策- 月形半分 ...自由詩613-11-14
20世紀最大の謎- こめ自由詩413-11-14
真夜中の耳- そらの珊 ...自由詩1713-11-14
ムンクの叫び- 月形半分 ...自由詩413-11-14
心理テスト_(詩人サークル「群青」十一月の課題「非」より)- Lucy自由詩21*13-11-13
【_途上の人_】- 泡沫恋歌自由詩21*13-11-13
朝の読書- ただのみ ...自由詩21*13-11-12
仕方ないことのてんこ盛り- 朝焼彩茜 ...自由詩13*13-11-12
招き猫- nonya自由詩18*13-11-12

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