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一人ぼっちでないてたの。
じゃまには、なりたくなかったと。
だから、からだをすてたのだと。
一人ぼっちでないてたの。
「邪魔にならない=関わらない」
「関わらない=忘 ....
雲になった少年は
涙を流して
誰に何を
知っていてもらいたいのだろう
詩人になりたかったのは昨日のこと
今は風に流されるだけ
それだけのことに
満たされている
嬉し泣きしかでき ....
分かる範囲に囲まれて
安心の輪郭重ねて
もういいかなって思うんだ
人生を旅にたとえた人がいたね
豪雨の中ホームから降りて
道なりに進んだ大使館
絵を描いて
ちっちゃい駅作って
絵の ....
なんだかこぎ疲れたから
ちょっと立ち止り休んでみる
無理してこがなくとも良いのだと
あなたは諭してくれたけど
途中でやめるなんてことできなくて
意固地になんかなっていないよ
こぎ続ける ....
終わりでも
始まりでもなく
ただ
膨らんだシャボン玉が
ストローから
離れるか
離れないか
そんな感じ
だから私は
ちょっとした揺れを
感じながら
静かに
....
メデジン・カルテル(麻薬密輸組織)の殺害されたボスであったパブロ・エスコバルの弟ロベルト・エスコバル(コロンビア人)は、罷免された大統領アルベルト・フジモリと、彼の元情報部顧問ブラディミロ・モンテシ ....
桃太郎の養父母、
川上の兄弟達に気付かぬふりした。
蜜蜜蜜
黄金
黄金
蜜蜜蜜蜜蜜
池
黄金
池?
黄金?
崖!!
崖崖崖
女王様っ
……森
熱
熱
蔓
熱
雫
花花花
蜜蜜蜜
蜜! ....
開かれ行く道を見ている
その空白を
その荒れ地を
その土ぼこりを
空白の上
冬枯れの青い空は広く
この空白が埋められるには
まだ暫くの時間が必要に見える
空白の背景に埋もれる高 ....
偽善者
と名指ししてくれたら
うっすいDS
買ってやろ
死後の名誉など
武士じゃないしどうでも
いいから
でっかいテレビ
買ってきたい
確かに彼は笑っていました
穴だら ....
眠れない夜に
眠ってしまった店を想う
焼き魚が食いたくて
冷蔵庫の灯をまさぐるが
プラスチックしか見つからない
ジュースを転がす
傷んだ腹がないている
鍋焼きうどん食おうにも
....
「ゴルゴンゾーラって何?怪獣?すっげー強そう!」
って言ってたTくんは
そいつに会いに単身イタリアに渡り
一流シェフになって帰ってきた
ワールドカップ・フランス大会に
「オーレ・オー ....
突然まわりが真っ暗になり
右も左もわからない
上も下もわからない
からだの感覚がすべてなくなったかのように
いや、もしそうならば暗いという認識すらないだろう
なにも感じないのだから
右 ....
全然タイプじゃないし。
今考えても
理想とは全然違う子だなぁ。
あらためて
今日思ったよ
好きだったのにね。
あ
違うか。
まだ好きなのかも
しれないね。
なんで好 ....
ぼくは、運命だと信じ込んでいたけれど
きみは、偶然だとしか思っていなかったんだね
熱で味がわからない
浮かぶ綿菓子
ハッカばかりのドロップ
七色の飴細工
積もったかき氷にシロップ
夜空に金平糖
夢のような国にトリップ
熱で味がわからない
きっと、とびっき ....
鉄砲玉の家系です
誰も戻ってきはしません
吉野家へ行きました
思えばこれが東京の味でした
修学旅行の列から浸み出した
初めての味でした
今後戦争などというものへ辿り着く ....
僕が知りたいのは
CMの後に出される答じゃなくて
消費されていく新曲じゃなくて
僕が知りたいのは 僕が知りたいのは
作りかけてやめた
誰に送る宛てのなかった
....
アリははたらき者だって
みんな思ってるのかな
たぶんサボってるやつ、いると思うよ
えさをさがして歩いてるときに
まよったふりして
石のかげで休んでたり
けびょうつかって
すのなかでまる一 ....
ひとり部屋
にも関わらず
感じる別の温度
わたし部屋
にも関わらず
散らかされた言葉たち
わたしが私から
出ていくことはないから
それもこれも
....
誰かの哀しみを拾い上げる
冷たい小糠雨に濡れ
誰かの哀しみは
つぶらな瞳でわたしを見上げたように思えて
この胸に優しく抱きかかえた
歩道橋下の暗がりで拾い上げた
誰かの哀しみは
手の ....
それは今日ではないのか
かつて疑い
そして抗い
やがて慣れ
いずれ飽きて
強くなったのではない
君が目を覚ますのは
いつも五時間目の
誰もいない教室
窓際のその机の上 ....
神様が居るなら
どうして君は悲しい目をするんだ
願いが届くことなんてなかった
全部綺麗事さ。
神様が居るなら
どうして人に命のリミットを設ける
結局、信仰宗教は助けてくれない。
....
気の向くまま
足の向くままの
ひとり旅
ゆらゆら揺られ
向かう旅先に
とうに気付いてたはずの
色の変化
知らされる
悲しみと平和の街
これから ....
ときに
死にたいとすら思えないくらいつらいことのあとには
生きててよかったとすら考えない充実感があるもので
ただそれを味わうためには少しばかりの勇気が必要だ
でもそうなれたら
....
悪魔のような形相で
怒鳴りちらされるのは
我慢できる
けど
天使の微笑みで
悪魔のようなささやき
しないでね
きみの作ってくれたお弁当
食べるの ....
光の速さで君とすれ違う
ものすごく
速いスピードで
麗かな春の景色にも逆らって
不思議だね
同じ日にまったくの
逆方向に向かうなんて
今の距離より
はるか遠く
嘘を本当に ....
言いたいことが
あるんでしょ
いまのうちに
言って
月が射している間に
そのあと
そのあと
わたしは
闇を彷徨うから
月の光が
私の影を落として
さよなら ....
右手のスティックで地球儀を叩き壊す
白い硝子の地球儀
粉々に砕けて、僕の指を傷つけた
左手でラジオのスイッチをいれてみる
{雑音=ノイズ}と衝突する人々の声
嗚呼、あれは
最後のファン ....
ぼくは
腐った野苺を食べてしまったから
おかあさん
さよならです
片耳のちぎれた野良犬が
悲しい目でぼくを見つめているよ
灰色に濁った
その目の奥から覗き見る世界は
ど ....
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