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画面の中には写真嫌いの

ふてくされた顔が

画面いっぱいにあって。



ふと不意に幸せを感じた。


小さな小さなことの積み重ね。

物を言わない大人の人。

 ....
想像して
そこはふかい水底で
わたしは引き金をひく
ためらいなく
なめらかに
あなたは貫かれる

(だめ
痛みは
想像しないで)

ほのぐらい水底で
ゆっくりと赤い糸をひく ....
  世界にはたくさんの場所があり
  たくさんの営みがおこなわれている
  その日、僕が
  することを選んだのは
  床屋に行き
  髪を切ってもらうこと



  ひどく ....
「一人でディズニーランドのフィナーレに上がる花火を見た。
水族館の多面体ガラスドームに、ダイアと花の観覧車が映る時
すごくきれいだと思ったけど、同時に私が人生に欲しいものって
何だろうって ....
それはきっと些細な事で

幾重にも続く過程の先に
変わらない未来だけがまざまざと在り続けるだけ

変化が在ったと云う妄想だけの私は耐えきれずに崩れる

それはきっと些細な事で

幾重 ....
一ヶ月と一週間が並べられていて
レジの横には揚げたての一昨日

握りしめた過去を払って
少しばかりの現在を手に入れた

耳から聞こえる一寸を繰り返して
片手じゃ足りない隙間を集めて
 ....
できる
けどしない

あなたは
わたしに
なんでも

けど
しない
私はどう足掻いた所で
スッテンコロリン
女以外のなににもなれない。

生まれて死ぬまで哺乳類の
女とゆう生き物なのだ。


その女って生き物を時折ウザく

感じるときがある ....
{画像=110831002002.jpg}


夜の
瑠璃色の涼気に
夏は
フゥとため息をつき
頬杖をついて
浅い眠りを眠る
薄青い羽虫は
闇の中を飛翔するであろう
夏の夜に
 ....
終わったのだ、
叫べば 誰かが振り返る時代は。
日常の退屈の端境期で
それに気づいた不幸

俺は愚民だ
お題目のように 繰り返す
俺は愚民だ
他人様の 気を引きたくて
 ....
いつの間にか
消えていた


もうずっと
言葉を失くしていた


大事なものが
人ごみにのまれていた


ぎこちない優しさが
哀しみになった





そ ....
赤の鎖が 手足に食い込んでゆく
薔薇のうみのなか
催淫はもう身体を支配している

胸の上にのしかかってくる重圧感
息を吸い込めば 香る 甘美
薔薇の棘の痕 舐めるざらついた舌
拒否したい ....
ぼくはずっと、
ぼくという人間が、夢見たことや、
苦しみが報われたり、
いつか救われたいと願うことが、
すべて、
恋愛によって明らかになるものだと、
信じてきたようなところがある。
 ....
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で

どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる

リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか

小刻みに
あえて無 ....
もしかしたら自分はなにか
おっきな病気なんじゃないかって

決まる前から先のこと考えて、

あれしないとこれしないと。




今回ばっかりはきっと
テレビでゆう私に限っ ....
慈愛に満ちた器の中で
小さな生命が動いている
朝陽浴びる日を
抱いてくれる愛の手を 求め
器の中で静かに開かれる日を待っている

慈愛に満ちた器の中で
小さな生命は逃げ回っていた
己を ....
サマーウェイスティング
また 夏がめぐる

夏休みは
夏のお休み
ただ それだけ

街灯に蛾がへばりついて火をふいて
落下した
螢みたいに

蛾は脂を燃やして落ちていきながら
 ....
何時もと違う電車の中
開かない扉にもたれ空想の中

明日の事 もう どうでもよくなって

何時もと違う電車の中
知らない景色にもたれ空想の中

昨日の事 もう どうしようもなくなって
 ....
空いてます
ぼくのとなり

とても広くて
あなたのわがままはすべて叶います
来ませんか
ぼくのとなりへ

ちょっと高くてこわいし
階段もないけど
その右手も 左手も
ぼくに差しの ....
ミンミンゼミを食べた
ツクツクボーシを食べた
アブラゼミは食べてない

口をあけて上をむいたら飛び込んでくるんだやつらは
ばかだから

ミンミンゼミを食べて
ツクツクボーシを食べて
 ....
白雪の姫がめでたしってなったのは嘘です
白雪の姫がめでたしってなったのは嘘です
灰かぶりが幸福を手にしたのもほんの一瞬
そんな世界
一部上映
だからめでたし

醜い醜態知らないの?あ ....
「もしかしたら、今は見えない
戦争状態じゃないのか?」

野営地で目を覚ますと
体中が汗ばんでいた

ジッパーをあけると
ナイロンの外は青空だった

すでに日は高く
肌を焼く太陽光 ....
おじいさんに ばらの枝を もらった

「土に挿しといたら 根が生えて
           やがて花が咲くよ」
と言われた

素直に 土に挿して 水をやった

春になったら  ....
 散らばった削り屑をかき集めて呻いた。ほのかな樹木の香りがした。あたしは一個の彫刻になっていた、ことばのかたちにからだを削り上げたのだ。記号の救命艇。戦艦は撃たれて沈み、ことばに乗らない彫刻未満がうよ .... 立派な人になれなくてもいいから嘘をつきたくない
たくさんお金を稼げなくてもいいから嘘をつきたくない
かっこいいスーツが着られなくても
おおきな家に住めなくてもいいから嘘をつきたくない
どうかぼ ....
青黒い皮膚の下で
躍動する肩甲骨に
未熟なサーファーが乗り上げて
水飛沫を上げて砕け散る

白い泡立ちとなって
打ち寄せる指先は
永遠に砂浜を掴み損ねて
桜貝の汗を置き忘れていく
 ....
手のひらの
指紋をみたら
のっぺらぼうだった

鏡をみてたら
右とひだりが
わからなくなった

君と話してたら
とても
悲しくなって
それでも
静かに笑っていた

本当はキ ....
理由もなく泣いたんだ

夕暮れの頃

蹲る背中を撫でる雲影は

声を消してはくれないくせに

そっと優しく抱いてくるから

泣いて良いかと聞いたんだ

雲は答えてくれないが
 ....
ひとの一生ははかなくて
ふいにやぶけてしまう
ぴんとはった
うすがみのように

3月11日
がんを患うあなたの目の前で

おそらく数千の一生が
一瞬にしてやぶけてしまった


 ....
溢れる光が やさしく ふたりを包む
頬に触れたあなたの指先
くすぐったくて 思わず笑った

春の陽だまりの笑顔で 
あなた いつだって泣き虫なわたしを救ってくれたの

さくさくさくら…… ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8770)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとりだけ- サワメ自由詩111-9-2
さびしい右手- はるな自由詩311-9-2
稲妻- 草野春心自由詩15*11-9-1
どしゃぶり長距離ランナー- 麦穂の海自由詩4*11-9-1
ミルフィーユ- 徘徊メガ ...自由詩211-8-31
光陰- Seia自由詩511-8-31
けど- はるな自由詩5*11-8-31
スッテンコロリン- サワメ自由詩111-8-31
夏の夜に- beebee自由詩17*11-8-31
Crying_Man!- 御笠川マ ...自由詩111-8-30
幸福論- COCO自由詩211-8-30
薔薇のうみ- 洞野いち ...自由詩411-8-29
恵比寿へ行ったの- はだいろ自由詩811-8-29
異心のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2311-8-29
もしもしも- サワメ自由詩111-8-29
慈愛の器- 洞野いち ...自由詩411-8-28
夏至- 麦穂の海自由詩4*11-8-28
逃走未遂- 徘徊メガ ...自由詩211-8-28
- たま自由詩37*11-8-28
セミ食べたい- ブロッコ ...自由詩211-8-27
愛でたし- 宇宙姫自由詩211-8-27
白昼夢- 麦穂の海自由詩6*11-8-27
夢の庭- 佑木自由詩3*11-8-27
泣きなよビリー- paean自由詩511-8-27
ぼくのゆめ- あまね自由詩511-8-27
- nonya自由詩18*11-8-27
のっぺらぼう- 梅昆布茶自由詩311-8-27
抱擁- 徘徊メガ ...自由詩211-8-26
3月11日- 麦穂の海自由詩7*11-8-26
Cherry_blossom- 洞野いち ...自由詩511-8-26

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