すべてのおすすめ
おかず一品足りないと
不機嫌そうな顔をするあなた
でもね、わたしだって何かと忙しいし
お給料日だってずっと先

あなたに足らないのはおかずじゃなくて
もうちょっとの頑張りなのかな
好きな ....
うちにおいてあったコンポを

とってくるから玄関でまっとって

うちにははいったらあかん

とにかくあかん


運んできたコンポ

部屋にじぶんでおいてきて

おれははいった ....
 、の入口に従えたのは、その言葉が正しいと思えたからだ。

だから不安と向かい合って椅子に座った。
クッションに針が仕込まれているなどとは思いませんし、仕込まれていても構わない。
この言葉が真 ....
ふるびた日記の片隅に残した言葉を 忘れても
わたしの中の心の片隅に残した言葉は 忘れない

雪が解けるように消えていった
それだけの時間と それだけの思い出なのに

どれだけの気持を綴 ....
深い深い記憶の奥
絡み合う蔦の
苔むした石橋

深緑に輝く水に
めくり上げた素足を浸し
木漏れ日に目を細める二人
手をとり
見上げ続ける

僕らはいつも一緒だった
それぞれが
 ....
春がやってくるらしい
新しい旅立ち
夢に向って新たな一歩
憎たらしい春
くそったれ 春
意地悪な春
花たちが咲き誇り
どこもかしこもいい匂い
狂ったみたいに
ホーホケキョ ホーホケキ ....
あのひとのいる
夢の味はコーヒー
苦く透きとおって
わたしの肌の内側を
密かに磨き上げる
砂糖もミルクも要らない
香りが逃げてしまう前に
その温もりをちょうだい

あのひとがいる
 ....
自分の指からではないのだ

髭も
悪くはない
唇から
私の味がかすかに

それがなによりも
月をじっと見ていました

***

  細い銀の格子に囲まれて
  床はモザイク
  天上には白い月の天体写真
  四辺に青いクッションを敷き詰めて
  お気に入りの羽根枕を左腕 ....
「おつかれさま」

思わず「えっ」と聞き返してしまった
久しく労わりのことばなんて無かったのに
何かにつけて話しかけてくるし
誰かさんからの着信メールを気にしなくなった

あなたの言葉を ....
ぼくが
何かを書こうと捻り出す文字も
誰かが造ったモノで

ぼくが
何かを伝えようと搾り出す言葉も
やっぱり誰かが造ったモノで


ぼくが
納豆食べられるようになったのも
彼女が ....
 カウ・ボーイがあたしに言った
 
 「忘れ物だよ」
 
 あたしは
 忘れたんじゃない

 わざと置いていったのだ

 もう
 いらないから

 「よかったら
  あげ ....
 
 
 
 
 
 
   人は

   外界の未知なるものを

   素晴らしいと感動するが



   自分の体にある

   内側の未来を汚らわしく思う
 ....
君とキスばかりしていたら
窓からはいるそよ風が
いちごの甘い匂いになって
君の舌も綿菓子みたいに
しゅるしゅると溶けていって
つないだ左手が
初めて温度を知った気がした
やわいき ....
昼夜を問わず、働いているあたしたちは
お天道様と一緒に
寝起きしているおさるさんより
少しだけ不幸せなのかな

凍えるような寒さが緩み
やっとぽかぽかしてきたら
今度は花粉症が猛威を ....
うっわつらな心ん中で
魂が逆様に浮かんで
気持ちが手遅れになっているのがわかるんだ



『無意味』という

くすんでしまった
いのちが逆様に沈んで
言葉が枯れ切ってい ....
たった1度のテロで汚染される土地に
ビルなんか建てるもんじゃない
石ころ一つで割れてしまう雨戸に
鍵をかけるなんて馬鹿らしい
記憶ほど確かなものはない
突き破ろうとすると飲まれてしまうし
 ....
ある日突然
人を魅了するような
やさしく穏やかな
寛大で力強い
音を奏でられるはずもなく
今日も地道に
地味な練習

そんな音を奏でるには
日々流れゆく音に耳を澄まし
イメージ膨ら ....
意識には軸がある
眠る独楽のように
外からは静止しているように見えて
存在を大地に穿ってゆく

そして
頂は常に天を向き
宇宙の何処かにあるであろう
とおい故郷を指し示す
独り楽しく ....
待合室の本棚で
文脈が所在なく足を抱えている
現代の錬金術師が白衣を着込み
セロトニンとドパミンを調律する
部屋の隅々まで描いた木は私は統計になる
意識が目の裏と舌の上で目まぐるしく動き
 ....
真白に染まる朝の光浴びて
穢れ無き優しさを持った貴女は微笑む

別れの朝に白妙という言葉を贈ろう
貴女はいつも優しいから
桜咲け

真白に染まる白日の中で
辛いときに手を差し伸べる貴女 ....
創書日和「月」 往還


月に巨大な鏡を置いて望遠鏡で覗いてみた
レンズの視界のなかで望遠鏡を覗きながら手をふるのは
自分がするよりも少し遅れて手をふる
2.56秒前の私
無数の少しずつ ....
夢の中に落とし物をした日の朝
猫になっていた
仕方がないので
夫を会社に送り出してから
家事は明日にしようと決め
日向ぼっこをして過ごし
夜になったので眠った
明日はせめて、猿になりたい ....
この季節は自分の名前が口々に交わされるので
用心しなければならない
迂闊に返事をしないように
ほいほいとついては行かないように
簡単に微笑んでしまわぬように
まんまと
好かれているなどと思 ....
頼まれ事は

断らないをモットーに

どんな小さな雑用でも

どんな大きなお仕事でも

断らないをモットーに


過程が大切なのは知ってる

それは良くも悪くも

自分の ....
あー うまいわ〜

ひなあられ食べながらの甘酒、最高やなぁ


えぇ 今年の お内裏様の発表でーす ドラムロールっ

ジャン!

3年連続で、ましゃ! 福山雅治! いぇぃっ

 ....
誰かのためになっているのかな なあなあ、あんたなー
じゃれ合うのもいい加減にしてーな

目の前で二人で嬉しそうに
こっちは涙こらえて必死に笑ってるのに

きついわー
ほんま
きついわ

なあ
好きや言うたやん ....
泣きたいのに
年齢が邪魔をして泣けない
大人顔

友人の電話に
声が滲む


人はいつをもって
大人と言うのだろう

まだわからないなんて
子どもみたい


また眠れなく ....
神様がホームに立つと
いつのまにか
列車がやって来て
旅は始まる

次の駅は
あなたです
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
足りないひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*08-3-5
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目覚める前に- よしおか ...自由詩5*08-3-4
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銀格子姫- 由志キョ ...自由詩308-3-3
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- 佐々木妖 ...自由詩6*08-3-1
白妙-貴女に贈る言葉-- 相羽 柚 ...自由詩2*08-3-1
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夢の中に落とし物をした日- 小原あき自由詩31*08-2-29
名前についてのいろいろとわたくし- よしおか ...自由詩7*08-2-29
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