すべてのおすすめ
住む人の居なくなった実家
風を通すために帰省して
東京に帰る日の昼食は
味噌ラーメンが美味しいと
親父が通っていた店で食べる

 若いころ札幌で食べた
 味噌ラーメンの味に魅せられた親父 ....
{画像=080907104708.jpg}

神社の縁の下は雨宿りの場所で
みんなの隠れ場所だ
賽銭箱の階段の脇から入って
宝物を蜘蛛の巣の奥に隠した
捨て犬も捨て猫も一緒に連れ込んだ
 ....
人に聞くものでも
道に聞くものでもなく
恥じらいの衣を脱いだとしても
僕たちは凍えない


世界中のどんな子猫よりも
いたずらに柔らかくて
鳥にでもなってしまいそうな
かけが ....
〈とってもフロンティア〉で展開される使いまわされた陳腐な言葉の羅列が一日国家元首の発言集として販売されることになるのであろう。怒濤の如く拡大再生産される煮えくりまくった腸の酢漬けが憎しみなる内容を乗せ .... 延々回帰線をなぞって
大丈夫なのに、のどが咬めない
知らないの そう聞こえる、
逃げてきたセクターを端から閉ざされる
私が歩みを進めるほどに
故郷の地面まで
焦げてゆくのだと気が付く
( ....
だれかを見ている
だれかに見られている
 
そういう感覚
 
あるいは
だれも見ていない
だれにも見られていない 感覚

実はまわりは存在していなくて 私も存在していない
 
全 ....
電車娘がやってきた
今日も朝から大股歩き
黄色い線は彼女の勇気 
白い破線は彼女の正義
派手な格好で颯爽と
そんな彼女にみんなは釘付け

電車娘がやってきた
いつも手ぶらで乗ってくる
 ....
つよいびるかぜを
さけながら
まちのきっさてんにはいる
ぶれんどこーひーに
くりーむを
とかしこんで
そそぎこむとちゅう
ふたりになって
はなしていた
おんなともだちの
けいたいで ....
コンクリートにできた
水たまりに
魚が空を飛んでいた

僕はそれを無感動に見つめる

雨が止んだから
傘をたたんだら
空に虹がかかっていた

僕はそれらを無感動に見つめる

濁 ....
冬眠   の猿
の尻尾  の
揺れてる
木のうろ の口






(猿は冬眠しません、ええ、わかってます、、しないんですけど、、、)
手首の傷は癒せたとしても
こころの傷は癒せない

ずきずきと痛むこころの古傷は
まるで親知らずの発する悲鳴のようで

嘆いているわけじゃない

こんな季節の溜め息は
寝付けない台所の ....
流れついたものが内に秘めた記憶に感応するように見えてくる形がある
それを現実の世界に引き上げることだけに誠実にノミをふるってきた人
立ち上がる形は僕の解釈なんていとも簡単に呑み込むように静かで確固 ....
今は
帰りのエクスプレス
成田で別れた
今も焼き付く蛍光灯の真白
新宿駅のホームを踏んだ数なら負けない自信が、ある
薔薇のポートレイト
「デューン・プール・オム」が残る部屋
無邪 ....
{画像=081028104443.jpg}

種の起源を遡る
鯨にあるという地上の記憶のよう
身体の記憶に繋がる原初の記憶
納屋の藁束の上に横たわり
こころを拡げて探り当てる
目を瞑り腰 ....
海の底のような
薄墨色の空を従えて
ヒンヤリと佇む
片側3車線のバイパスを

時速80キロで流す

クシャッと自分の心を
にぎり潰した今の僕には
生理的に合う速度で

ハンドルも ....
からから

からから

糸巻き

運命巻き

繭は糸に 糸は呪縛へと
きつく きつく 縛られた運命の輪

オーロラ姫の紡ぐ先に

針の先が差すみちしるべ

あかいあかい道 ....
わたしの
両眼は野良猫なので、まれに
きみの影で化けている
部屋の隅で、まれに
息の根を止め損ねたあの子が見えるのだが

わたしの
言語は蛭
だったのだ、たくさんの日本語が
彼の血を ....
峡谷を挟んで
街がまた一つ
大きな白い砂漠に
のみ込まれて
消えた報せ

夜空の向こうには
目が醒めるほど
白い砂漠の朝を待ちながら
砂粒は銀色に輝いて
すらりとした紺色の地平線へ ....
皇帝夫人の指輪は 不思議な宝石みたい
疲れを癒やしてくれる 光を放ち続ける

夏は赤く輝いて 冬は青く輝くんだ
是非とも手に入れたいな オイラのモノにしちゃいたい

  あの怪盗ルパンも  ....
憂鬱になった時

思い出すのは君の前向きさで


その明るさや全てが僕の心に光を灯した




そんな君が日に日に大きくなって

  愛しくて愛しくて


自分にはないモ ....
川辺にて、そっぽ向く猫背
歌を口ずさんでは知らんふり

肌寒い夜が君を照らして
片思いしたままの猫戯らし
優しく優しく揺れている

浅い川が流れるのをみて
そこに漂いたいと思うけれ ....
「柿色の髪飾り」

私はずっと窓の外を見ていました
お母さんが結婚して、お父さんが新しいおばあちゃんを連れてきました
何を話していいのか分からず
私はずっと窓の外を見ています
おばあち ....
{引用=縦に瞼をひらく半円形の港 回転扉を転がす
いくつもの歳月 このひっかかり具合に画さ
れカサコソ枯葉が散るから 浴槽のなかで手
拭を頭にのせ、石柱はすこしいい気分になる


てんでば ....
なんだろうね 人間て
こんなに頑張って こんなに努力して
それでもダメなときがあるんだよ
冷たくなった僕の頬を
熱い熱い涙がつたっていく

こういうのを不条理と人は言うけど
きっと誰かが ....
どこか信じてた
どこか疑ってた


でも


なにもかも
おしまい




どこまでも信じてた
再起を願ってた


でも


繋いだ手は
 ....
朝、窓際じゃなきゃなんもしない

はっはっはっはっはっはっはっはっ
走る走る できなかった ぜんそく
1時間30分先の 空飛んで
また会おうね新宿 5キロやせるから

はっはっ
走る走 ....
わたしは
エンディングテーマを
作曲しています

はあ
はあ
はあ

あああ
好きな形の生き物たちのこうしん
好きな形の生き物たちのこうしん
好きな形の生き物た ....
おかあさんから手紙がきました。
おかあさんは手が震えるから、看護婦さんが字を書いた手紙でした。
おかあさんの写真が2枚入っていました。
おかあさんはおしゃれできれいで自慢のおかあさんでした。
 ....
七人 に 天空 と 無名 で 起ち              
あらがいがたき 正午 を 周囲 を 迸り 位置              
とびのくやうに 最初から 生存スルハズ の        ....
子供の頃と違う理由で
おはじきを呑み込む
でも重くなるばかりで
透明を手に入れることができない

たとえ半透明ぐらいまでになって
軽くなってふわりと飛んでゆけても
シャボン玉よりもずっと ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8823)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
味噌ラーメン- kauz ...自由詩26*08-11-8
縁の下_/_夏の記憶- beebee自由詩2308-11-8
静脈- あすくれ ...自由詩8*08-11-6
エキドナの庭に評論家が迷い込んだようです- 2012自由詩1*08-11-6
セパレーター- 梶谷あや ...自由詩508-11-5
懐疑- チェセロ ...自由詩508-11-5
【電車娘】- つむじま ...自由詩5*08-11-5
ゆきむし- りゅうの ...自由詩8*08-11-4
夢を失った子供- a_ya自由詩308-11-4
逃げます、ひたすらにげますお願いします- リーフレ ...自由詩308-11-1
きしみ- 恋月 ぴ ...自由詩20*08-11-1
永遠というもの- kauz ...自由詩2*08-10-30
「抱」- 長谷川智 ...自由詩4*08-10-30
恐竜の記憶- beebee自由詩15*08-10-28
アンバランスドライブ- kauz ...自由詩5*08-10-27
糸車- 湖月自由詩3+08-10-27
超新星爆発- 伊月りさ自由詩5+*08-10-27
白い砂漠に恋する夜明け- りゅうの ...自由詩4*08-10-27
盗む男- 北大路京 ...自由詩17*08-10-27
愛と憧れと嫉妬を、君へ- 蓮川ヒロ自由詩308-10-27
照らして- 湿児えの ...自由詩208-10-26
柿色の髪飾り- it自由詩408-10-19
アケビ- norif自由詩1208-10-18
時間泥棒- 西日 茜自由詩10+*08-10-12
さよならの詩- caleha自由詩1108-10-8
ふかい- ともちゃ ...自由詩6*08-10-6
セキセイインコ- ともちゃ ...自由詩7*08-10-4
手紙- ともちゃ ...自由詩21+*08-9-23
モンパルナスC-8- 《81》 ...自由詩208-9-15
鳥籠の水- 皆月 零 ...自由詩8*08-9-14

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