すべてのおすすめ
一生に一度 誰もが てっぺんに登りたいと思う
私もその一人だった
そう信じてた

だが てっぺんに長期滞在するほど体力は無く
高山病になってしまうかもしれない
私は柔である

居座る欲 ....
3000年ぶりに
蓮の華が開いた
泥の池の中で
世界は変わる
天恵は再び
人類の上に
取り戻され
魂の交信が
すべての地の上で
復活する
神が降臨する
金色の光を伴って
長い黄 ....
空から数億の擬餌針が滑り落ち
傘が無いから 針に濡れて風邪をひく
鱗のポケットからポロポロ
小魚たちの夢が零れる

海に落ちた流星は涙色
しょっぱい涙が海に混ざる
夢破れた星屑 水底にあ ....
食堂で上司と鍋を食べる
一つのテーブルに向かい合って
売場の食材を鍋に入れて
直箸でそれを口に放り込む

笑いながら上司が語るのは
どれも部下の陰口ばかり
気付いていないのか ....
『おや 気がつかれましたか。』

「はぁ。」

『まだ眠っててもかまいませんよ。』

「はぁ ん〜 とても長いエスカレーターですね。 」

『そうですね。』

「先が見えない。 ....
ただ 紺 としか言いようのない色の
ベニヤのようなうすっぺらい壁面の上に
サビだらけのトタン屋根がふわりと乗っけられている
建物そのものが 甘く針金で結わえられて
地球の上に ふわりと ....
何処の世界へ行きたいですか?
花がたくさん咲いてる世界ですか?
笑みが溢れる世界ですか?
愛される世界ですか?

本当に行ってみたい世界は?

行ってみたいのは 差別のない世界
行って ....
昼下がり、一人の子供が道端で待っている。
何を、というのではない。ただ当てもなく待っているのだ。
小さな眉をかすかにひそめ、人通りの絶えた路地を眺めている。
年に似合わぬ気配が、傷ひとつない ....
長い睫毛の目をくりくりと
人見知りも見せずお話してくれました
独学で成るレゴのヘリコプターと
黒マジックで見事に塗装し直したセダンと
救急車の工程中も見せてくれました
東京ばなながヒットして ....
姿見に映すわたしの姿
ぷくっと気になる「部位」がある




肩甲骨を意識して
立ち姿に気をつけてみた

たとえばモデルさんみたいに片足を気持ち後ろにずらす

それなのに元カレ ....
わたしたちより古株で
わたしたちより広い範囲に
(未知種)として一括りされる
名もない虫がいまもずいぶんと生き抜いている
らしい



Gという
まことに理論的な空間で
アドレス武 ....
風がつよいので
この期に及んで期待している
会えないのはもしかして
風がつよいからでしょう?
いつものブラックでは淋しげだったから
表情のない顔に何か落としてみたかった
今日は気まぐれで角砂糖一個

  ポツン

    呟く音が聞こえてくる

ちっちゃな輪っか 中くらいの輪っ ....
体の
もうひとつの機能を知って
不安で
怖く
子供に
戻る

こころから、
こころから、

言いながら
愛情は結局
体から出ている

気がつく

強 ....
ほんとうに

いろいろなものが
はなれていってしまいました

なにもかわらぬわたしをのこして


そしてそれは
あなたも
たくさんのひとたちも

これからいきるあしたにとっても ....
なんでもない休日の
中間点からおよそ50歩ほど
家に近づいたあたりで
やっぱり雨は降り出した

ありきたりの舗道を
無邪気に塗り潰していく雨粒
いつだって間が悪い僕は
もちろん傘な ....
湯船で脱力している
浮力を感じながら沈んでいる

湯をすくう
そばから両手から零れ
落ちる

形など止めずに
自由に流れるモノを
掴むことなど出来やしなくて

それでもすくいたい ....
もう二度と行かないし
もう二度と帰って来ない
フェリーの二等客室に籠りっきりで
俺はずっとノートに言葉を書きつけていた

海の色はクリーム色
世界は脅威だ
俺の知っていることは
世界の ....
フリーで、
女を呼んだ。
彼女ができたので、
もう、
風俗で遊ぶのは、やめるはずかもしれなかったが、
結局、
何も変わらないのだったら、
いったい、
生きるということは、
どうや ....
濁流から逃れた君は空を仰ぐ
散っていった者は悔いがあるだろうと
ひとりぽっちの青年は いつまでも呟く

気休めの暗示も
上っ面のヒューマニズムも
しだいに溶けて何も残らなくなるだろう

 ....
久しぶりに
酔っ払っている
宙に浮いている精神
河北の地では
いつも風が流れている
大地を流れる風
風の音に耳を澄ませて
煙草に火をつけて
ニコチンとアルコールが
身体を巡る感覚に
 ....
 
 ピンクの薔薇が
 いっぱい咲く
 街角にある
 知り人の家
 雨上がりの板塀に
 枝垂れて

 うす桃色にそろった
 花が笑っているように
 川端の知り人の家
 今日は留守 ....
立ち止まるのもありとは思うものの
夏らしさを感じる風の勢いに身を任せてみる

買い物帰りとかに立ち寄る近くの公園
このあたりは放射線とは多少なりとも無縁でいられるのか
小さな子供たちのにぎや ....
本棚を、好きな本だけで、
埋めてしまえば、
ぼくとゆう人間が、それで、
できあがるといい。
ところが、
彼女の家には、本どころか、
雑誌すら、一冊もない。
安っぽい家具、
ピンクの ....
{画像=110522224220.jpg}


気が付くと雨の音があって
全てが濡れている。
空気の匂いが濡れている。
自動車の走り去る音が濡れている。
風にそよぐカーテンが濡れている。 ....
なぜ詩なのか



面倒臭くて つい
手軽な言葉を投擲してしまった
口淋しくて つい
甘ったるい言葉を咀嚼してしまった

<優しさ>の優しくないアクや
& ....
ぼくが寝付けないのは
すこし飲んだアルコールのせいか
食後のあとのコーヒーのせいか
それとも 今日を終えたくないのか

・・・・


眠れるように 君に おやすみを

眠れるように ....
 臍ではない
 あなたの中心
 にむかって



水平なのに
ピアノに載せた
しゃぼんが滑りおちるのは
ふぞろいな黒鍵のせい
です、

です、を手焼きせんべいのようにぱちぱち ....
  長く
  太い縄があるといい



  南中を見計らい
  太陽に繋いでくれ



  なるたけ
  丈夫な縄がいい
  僕を
  あの光に吊るしてくれ


 ....
鏡の裏から七色の道化師がひょっこりと顔を出してこう言う、
この中に入ってみないかいとおおざっぱに誘われた、
箱の中に入ってはいかがかな?
箱の向こう側からは七色の幻がうねりながらこちらを傍観して ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8786)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
てっぺん- subaru★自由詩8*11-6-2
3000年ぶりの蓮の華- ジム・プ ...自由詩8*11-6-1
諦めを知らない小魚たち- subaru★自由詩4*11-6-1
職場で鍋- 1486 106自由詩311-5-31
天国へのエスカレーター- 北大路京 ...自由詩18+*11-5-31
あまみずの_水化粧- yumekyo自由詩10+*11-5-31
本当に行ってみたい世界- subaru★自由詩13*11-5-31
小田原- 小林 柳自由詩211-5-31
SiD- salco自由詩6*11-5-30
隠すひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*11-5-30
、(むし)- 乾 加津 ...自由詩15*11-5-30
いいわけ- はるな自由詩211-5-30
珈琲- subaru★自由詩4*11-5-30
play- 自由詩611-5-30
あいしていると- 寿自由詩3*11-5-29
雨_雨_フレフレ- nonya自由詩13*11-5-29
湯船と湯気- kauz ...自由詩4*11-5-28
世界を共有する密林- 真山義一 ...自由詩25+11-5-26
B型の女- はだいろ自由詩611-5-26
ひとりぽっちの青年- subaru★自由詩8*11-5-25
放射線を排出する国- ジム・プ ...自由詩7*11-5-24
薔薇の咲く家- 生田 稔自由詩611-5-24
数えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*11-5-23
キッチンでバックから- はだいろ自由詩411-5-23
- beebee自由詩911-5-22
詩なのか- nonya自由詩19*11-5-22
眠れるように_君に_おやすみを- 北大路京 ...自由詩11*11-5-22
、_(ご利用は計画的に)- 乾 加津 ...自由詩6*11-5-21
南中- 草野春心自由詩6*11-5-21
七色の道化師からこんにちは- がぱ自由詩311-5-21

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