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あの頃の私は何処かへ消えてしまったよ
心の何処を探しても見あたらない

あのギラギラとした得体のしれない魔物は
何処かに消滅してしまった
澄みわたる心に影はなく
怯えることも
 ....
雨がひとしきり降る朝
空を眺めるお偉いさんが一人
鈍色の空から落ちてくる水滴は
液体にしては痛い
液体にしては不随意だ
液体にしては不誠実だ
頭の悪いお偉いさんは頷いている
これが雨とい ....
指の腹で虫を押し
断つ命
確かに確かに
桜ドロリと溶け
葉桜は墓標
毛虫湧く
もうすぐもうすぐ
もうすぐに暑い季節が来るから
せめて夜だけでも涼しく
すやすやすやすや
団扇ゆっくり ....
砂漠に埋もれる柱時計
風にまかれて
砂まみれ
カラカラの蜥蜴
時計のてっぺんで体温を上げる
振り子は動かず
蜥蜴も動かず
砂だけが動く
分針も時針も動かず
埋もれながら
止まりなが ....
ひとり気楽な夜
薄暗い部屋で過ごす
夢はない
思い出と酒
それだけでいい
目を瞑り故郷を思い浮かべる

波の音が遙か遠くから聞こえる
海は凪だ
漁船が沖へ向かう音が響く
浜風がカー ....
二〇三高地を狙って
突撃を繰り返す
我が軍に原子爆弾は落されて
戦艦ゲイ号も沈む
翌日の記事の
原稿のゲラ刷りも間に合わない
実証主義的考えが
蔓延(はびこ)って居て
二〇三高地は中々 ....
正論は武器
わたしを罵っているあいだ
さぞかし気持ちがよかったでしょう

わたしが謝るのは
あなたを見下しているからです
憐れんでいるからです
そんなことにも気が付かない梨の花
ごめん ....
私は何を残すことができるのか

恥を 汚名を
何かしらの名誉を
残すのか

しかし 
時がたてば
人々の記憶から忘れ去られてしまい
滅んでしまうであろう

私たちが日々なしている ....
諦めてしまえばいい
そうすれば楽になる 晴れやかになる
それが出来ない

捨ててしまえばいい
そうすれば自由になる
それができない

嗚呼 楽になりたい
晴れやかに自由になりたい
 ....
【街景】
感覚というものに訴えたのは
騒めきの嵐
取り留めのない言葉の流れ
舞い上げられた人間の叫び
雑踏とした街並に咲く
毒づいた偽りの花
もう震え上がった真実を
覆い隠す暇は無い
 ....
高速でかけめぐる

春夏秋冬

お茶の間に座り

夜から朝へ

東へ西へ

電脳空間に暮らしてる

花はセラミック

空はセルロイドカバー

飛び散って欲望

強欲 ....
マスターに会った
仕事帰りの立ち寄った100円ショップ
たまたま見かけて追っ掛けてきてくれたようだ

グリーンのパジェロミニ
助手席にはkさん
マスターと一緒に
お店を切り盛りしてきた
 ....
波の苦しみに喘いでいると
右耳の周囲にごみの磁場が形成されて
私は間も無くて
ひとたまりもなくテーブルに前歯をぶつけて
少し?かけてしまう(自慰ではないよ)
位相空間がシルクロードに出来てい ....
雨が降る
紫陽花濡らし
雨が降る

時は刻々と移り進み
季節は淡々と入れ代わり
命は生まれ育ち輝き枯れて
人は何かに導かれつつ自らを更新し

雨が降る
紫陽花青々と
雨が降る
みてみろ
穴だらけな真っ赤な顔してさ
今日は犬みたいに吠えてやがるよ
普段は青白い顔して
冷たくクールぶってるくせにさ
遠吠えも届かないふりして
俺らの上で兎はべらして
満ちたり欠けたり ....
気持のいい青嵐、目を閉じる。

湿度がいない隙に
溢れたしょっぱい水を絞りだした、


要らない物は捨てて
新たな柔らかい風を入れよう


ひけらかしたいの大好きな人の
宝もの
 ....
大きなスーパーには時々奇声をあげながら働いている青年を見かける。
新しくできた大型のドラッグストアはいつも人手が足りない様子だ。
それでも二週間ぶりに行ってみると店員の数が増えていたりする。
 ....
やめて

やめてください

知ってます
あなたの好きな詩い人
あなたの横に居る詩い人

少しだけ眠りたい
1人

あなた
2人

知っていた

知っていた

何度も ....
みんながみんな
ヒーローなんだ
白狐の面をつけ
高層ビルのガラスを駆け下りて
悪者を倒し
困っている人を助けるんだ

手りゅう弾
爆弾を腹に巻いた未亡人
爆撃難民乳児死亡
学校病院 ....
天使が生まれた日

私は知らないフリをする

天使が生まれた日

あなたは柔らかな詞を囁く

そそくさと向かう天使の住処。
温かいココロのスープを作るよ

手慣れたもんなのです。 ....
サンゴ礁の様な幸せを探して居たら
脱衣場で急に扉が飛んで来て
指を負傷してしまう
猛烈な扉に
右手の人差し指が
痒みまで作る

サンゴ礁の様な倖せを探して居たら
洗面所の電気を急に消さ ....
去る者は追わない

留まることも知らない

たとえ自己であっても

心の空白は埋めない

ただ眺めるのみ

朽ち果てた窓辺に

降って行く証しに

行き着く叫びは無い

 ....
声がきこえる 
歌がきこえる
気持ちがいいことを
気持ちがいいと
言ってはいけないような世の中で
気持ちが悪いことは
気持ちが悪いと
いとも簡単に口にして
誰かを踏みつけて立っている
 ....
まっくろなカーテンで
きみとわたしを隔てたい。
ここにいること
心臓の音がうるさい。
生きている。

「なんか疲れた」

それが君への復讐。
二度と触れられないように。
永遠になる ....
朝がくるころ
身を隠すんだ


夜に生きる
吸血鬼
アサヒに怯え、うっとおしい。



中夜行のウさぎを
夜に寝かせるのは
可哀想だろうか
チクリとどこかが痛いな

いず ....
夕暮の路 小石を蹴り
空に小言。


きれいじゃない

靴を見て歩く。
前はみない。

どこからか聞こえる
各々の箱型から かほる灯と火。
夕げの支度

カチャカチャ、ジャー ....
から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった

寝ても覚めても
あんまりカラカラと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった

(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ....
甘味は旨味であり
糖はいつだって甘く
舌に感知させ
甘味を脳に伝える
多幸感

人は甘味を欲し
人は甘味に執着する
甘味は人を縛るほどに依存させる

欲望は無限で際限がないと安易に ....
自転車はよけなかったが
携帯電話はよけた
モーツアルトのピアノソナタは
K.(ケッヒェル番号)310と330で
イヤフォンで聞いて居るうちに
幼稚なところにたどり着いた
途中会計事務所が角 ....
僕たちは
宇宙にうかぶちっちゃいぱいの
トッピングなんだろうか

僕たちは
寄せ木細工で設えられた社会という
調度の構成要素にすぎなくて

いつも忙しくて小さな不満に支配される王国の
 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
________正気に返った私が正座して祈っている- 星丘涙自由詩3+*17-6-21
雨が降ってる- ボビーD自由詩317-6-21
今はまだ雨降り続けども- 秋也自由詩4*17-6-20
砂流時- 秋也自由詩2*17-6-20
ひとり東京- 星丘涙自由詩4*17-6-19
二〇三高地- 間村長自由詩517-6-19
右手- 清花自由詩317-6-17
何時までも残るものは- 星丘涙自由詩2*17-6-17
自由になりたい- 星丘涙自由詩2*17-6-17
青春の小道(小詩集)- 宣井龍人自由詩4*17-6-17
そして悪魔が嗤う- 星丘涙自由詩1*17-6-14
マスターに寄せて- 梅昆布茶自由詩917-6-14
デウスよ出よ- 間村長自由詩5*17-6-14
雨と紫陽花- ひだかた ...自由詩917-6-13
天体因縁- 秋也自由詩5*17-6-13
負け戦に挑む_おかしな人だ- 水戸 う ...自由詩5*17-6-12
日日草- ツノル自由詩4*17-6-11
____苺月- 水戸 う ...自由詩5*17-6-11
追悼- 秋也自由詩2*17-6-11
赤い風船- 水戸 う ...自由詩3*17-6-7
右手の人差し指- 間村長自由詩317-6-6
心が震えて- 宣井龍人自由詩5*17-6-6
- 清花自由詩217-6-5
ランニング- 清花自由詩317-6-4
ウさぎと吸血鬼はちがう- 水戸 う ...自由詩2*17-6-4
虹のあっち- 水戸 う ...自由詩3*17-6-2
からがら- ひだかた ...自由詩10*17-6-2
ブラックアップル- 秋也自由詩1*17-6-1
夾竹桃- 間村長自由詩11*17-5-31
alien- 梅昆布茶自由詩13*17-5-31

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