すべてのおすすめ
 米粒 大切に味わっていただかなくちゃ

 雨粒 空からの恵みに感謝

 涙粒 気持ち切り替えよう

 粒揃 そんな世界はおもしろくない

 大粒小粒 凸凹だからおもしろい

 ....
 貴女滑稽で妖しい

 またこんな季節が巡ってきた
 名月を仰ぐ野分の風も乏しく
 焦がれる余裕もなく 
 日常に背中を押され
 されど視覚からのニュースで

 滑稽で妖しい貴 ....
流民をへて流民にあう
きみは遠い昔の記憶の中の文学少女

すべての物語を読み切れないように
たとえばたった一人の歴史も解析できずに

やはり僕はでくのぼうにもなれない半端者
きみの洗礼を ....
最後に故郷に帰った日

灯台に座って
風に舞うとんびを
いつまでも見ていた

神様の木のてっぺんに
命を抱えるとんびたちは

巣に近づくと魔法の笛を吹く

目が回るほど
螺旋に ....
古い温泉街の
しめやかな抜け道を思い出す

真上から照らされる焼けた道は
傾いた屋根の
濃い影ができている

つぶれかけのタバコ屋の角に
赤茶けた古いポストがあって

その手前を曲 ....
「即興」

タバコに火をつけて燃え尽きる時間

それまでにどこまで書けるかな

書ききれなくて また新しいタバコに火をつける

白紙の紙を見るとまた何か落書きしたくなるから

夜が ....
 どうしてだろう

 「ごめんなさい」が言えない

 どうしてなんだ

 「ありがとう」が言えない

 どうしてかな

 「好き」が言えない

 それは

 自分に正直 ....
五線譜にのらない音楽
数学的解決を持たない生命

リズムもない詠唱
楽器を持たない自由

空から降りてくる精霊にキッスをして
それでも抒情は余ってしまって腐る

どこにも幸運な人間な ....
眼の奥に
雲がかかり始める
末期的な
眠気の沈澱

鼻孔の通りが
苦しげに詰まる
致命的な
呼吸の収束

肩の上に
おもりが重なってゆく
黙示的な
体の硬直

終わり ....
曇天に忙しないあたま
陽のサウナからながれ落ちた汗
染みついた女鯒の滑りのようだ
冷珈琲が苦い
台所で背を向けたまま
居間のテレビから声が途切れることもない
「男はつらいよ/噂の寅 ....
いつのまにか夜だけがふけてゆくが
僕の朝はいつまでたっても来ない

時間の止まったままの時計をぼんやりと眺め
時系列のなかの無限の選択肢に思いを馳せる

ものごとを整理するには基準が必要だ ....
四季に手を振り手を招き
多忙の風の中 刹那に傾く 夕焼けの如く

鎧のような交感神経から
いつも幸運にも真水の中を泳ぐ魂になれる ひとひらの降り

快い爽と秋空 黄金色の結晶の影の趣くまま ....
公的機関の従事者ならば訓告は三度で戒告にあたる。これをもって訓告は最後通告とする。

煽り、相手の尊厳を傷つける目的の言葉及び不快な書き込みについて等々の条項に眼を通してみた。
なるほど、こち ....
気づかないうちにみえてくる
知らない小さな星だから

きみのこと
らしいなんて考えているとよけい気になります

投稿欄から消えてしまったひと

元気にしてますか?

それは ....
自慰を食べた
ガーティパイに対抗したくて
ドゥーもしたくて
蜥蜴王にも成りたくて
変だと思うが
ピンク運に巡り合う
揉む部位に戸惑い
グラスを掲げても
満たされぬ思い
広告がたくさん ....
踏切から身を乗り出せば
生暖かい風が勢いよく舞い上がる
痩けた頬をびたりと打つ轟音は
父の拳の重さそっくりだった

わたしはただ眺めていた
遮断機のぐらりと垂れた腕を
獲物を招き入れる触 ....
血圧が低くなっているのを
眩暈を起こしそうになって自覚する
照りつける太陽の下
息が荒くなりつつあるのを
必死に抑えて歩き続ける

冷たい水を全身に浴びたい
そんなことしたら凍え死んでし ....
わたしはすきだった
ひずんだ道路に影が伸びるの

事実の寄せあつめっていうだけの現実で
出来の良すぎる絵みたいな空気のなかで
混乱したパレットみたいに素敵な部屋で
きみはひとりだっ ....
           160814

それはラップと違うんでねえのの声を聞き
レゲエの方がの声を聞き
義太夫は迷っているよ
迷っている三四郎
ストレーシープの美彌子に恋をして
 ....
雨が降るような降らないような
少し 降る ような
降らないような
雨が
砂丘の砂が乾いているような
すこしは
変わっていない ような (そうか)

祭りの陰で
トイレで
しゃがみこ ....
音がする
夕立の
音がする
慌てふためく
声が聞こえる
慌てふためく
足音が
雨の音にかき消される

無人の道に
雨が叩きつける
地上にたまっていた
堆積物を弾いて
空中にま ....
嘆息の理由なら他にある
豊満な月に耐えきれず包み紙を脱がせただろう
子供みたいにあちこち汚して
今日がその日ならと狼みたいに祈ったね
誰かのせいだと言うのなら
それはわたしのせい(玄関前の犬 ....
職場でいつものように働いていたら、頭痛がひどくなり意識が遠のいていき、これは危ないと早退、医者の診察を受けたら熱中症にかかっていた。ちょうどお盆休みの時期だったので私は休暇を取り実家で静養して .... わたし は わたし
あなた は あなた

日常言語は区別する
自他を区別し対象指示する、
この繋がっているからこそ反発し合う世界を

     〇

わァたァしィ はァ わァたァしィ ....
【紙屋町界隈】

ここには来れないあなたを
さがしています
わかりやすい たいどで
わかりやすいことばで
さがしてみます

街のあちこちにカメラを設置し
あなたの陰を
さがしてみま ....
貴方の声が
虫のように耳もとにささやき
私の皮膚を穿孔して
血管の中に染み込むと
私の血流はさざめき
体の奥に蝋燭を灯すのです
貴方のだらしのない頬杖も
まとわりつく体臭も
すべてが私 ....
始まりがあり
終わりがある

でも魂は
永遠を知っている
永遠に生き続ける

始まる恋があれば
終わる恋もある

ネガティブではなくて
ポジティブなこと
成長の旅を続ける

 ....
雨女の君が颱風を呼び寄せる前に     忘れ物          ルシファーお前の本当のなまえを
ちっちゃな落とし物を捜している
                      言語の獲得はきみとぼく ....
黒い、毛の長いねこを飼っていた

みんなもらわれて
のこった一匹は
白くないしオスじゃなかったけど

玄関に出てきて見上げた
ママに「飼おうよ」って言った

味付け海苔がだいすきで
 ....
村のお月さん
雲にのる

そりゃ
みんなが穴になる

村のお月さん
雲にのる

そりゃ
みんなが穴になる

…まま
みんなが
穴になる




 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
粒(つぶ)- 佐白光自由詩116-9-17
貴女滑稽で妖しい- 朝焼彩茜 ...自由詩8*16-9-16
流民- 梅昆布茶自由詩15*16-9-15
時の場所- ガト自由詩6*16-9-13
雷鳥- ガト自由詩3*16-9-13
即興- 自由詩116-9-9
言えない- 佐白光自由詩216-9-7
タルカスの夕べ- 梅昆布茶自由詩916-9-7
終息- シホ.N自由詩216-9-7
黒く指された脊骨- アラガイ ...自由詩6*16-9-6
朝が来ない理由- 梅昆布茶自由詩1016-9-5
秋空鑑賞- 朝焼彩茜 ...自由詩816-9-5
ネット犯罪者への訓告3- アラガイ ...自由詩5*16-9-5
小さな星- アラガイ ...自由詩3*16-8-29
意欲- 間村長自由詩216-8-22
死籠り- yuez自由詩216-8-15
誕生日には- 坂本瞳子自由詩4*16-8-15
- はるな自由詩716-8-14
同じ声、同じ部屋- あおば自由詩5*16-8-14
雨が最近_降りません- オイタル自由詩216-8-14
夕立- 北村 守 ...自由詩516-8-14
氷の散弾にブルーハワイ- ただのみ ...自由詩9*16-8-13
消滅- 葉leaf自由詩116-8-13
母音響き愛(改訂)- ひだかた ...自由詩316-8-13
紙屋町界隈- るるりら自由詩10*16-8-13
あな_二篇- 山人自由詩15*16-8-13
始まり- 夏川ゆう自由詩616-8-13
忘れ物- 梅昆布茶自由詩316-8-12
友だちのねこはどこ?- ともちゃ ...自由詩716-8-11
アリとお月様- アラガイ ...自由詩4*16-8-6

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