すべてのおすすめ
コトバは音声と意味を結びつけるしくみの総体である
コトバの本質は意味を伝達する道具

それはぼくの頭の中の愛という概念を体の生理的機能にしたがい
aiという2音素の物理的波動に変換してきみの鼓 ....
おいおいそんなに簡単に
孤独になりたいなんて言うなよ
孤独はそんなに親切じゃないぜ
きみが想う程やさしくもないぜ

きみは親しくつきあえると想っている様だけど
孤独にだってね 選ぶ権利はあ ....
わたしは、「お母さん」になりたかったと気付いた。でも全然違う。手の届かないもの。その気になればいくらか真似は出来るだろう。でもそれにもいまは疲れ果てている。わたしには時間が必要だ。

 ....
詩って編もうとして
編めるもんじゃ焼きじゃないですよね

或る時 或る場所で
何かを見たり
ぼんやりとしている時に
或る言葉が躓く様に突然浮かんでくる

その時に
ずっと眠っていた自 ....
池の彫像が凍り
ダイアモンドの降る夜
人々は平等に薔薇を持ち
生と死にかわり
玄関前に立っている

その問いに
正しく答えることはできない
そのまま立ち去ることも
できない


 ....
馬は
人を踏まない
人は
人を踏み台にする
時折 背負った荷物をすべて下ろしたくなる
 そしてまぼろしの中の風のように
 異邦人たちの衣を揺らしながら
  何も持たずに消滅したい

時折 鳥となって旅路の終わりへと飛び去りたくなる
 ....
おさんぽカーには幼い顔が幾つも並び
桜の木の下をゆっくりと進む

時おり吹き抜ける風の冷たさに

ぐずる子がいて
あやす保母さんの肩には桜の花びら舞う





手を繋ぎあう ....
ぼくはアメリカ合衆国が大嫌いだけど
JAZZを芸術にまで高めたことには
大きな敬意を払っている

しかしJAZZは黒人奴隷のゴスペルを
発祥としているために秀でたJAZZMANには
人種差 ....
 
ものに名をつけるのは ひとの営み

ときに名をつけるのは ひとの奢り

ことに名をつけるのは ひとの悲しみ



  
モールの画材屋で
ホルベインの水彩セットを買った
施設に行くと
祖母は食堂のテーブルで
ニンニクの皮を剥いていた
お誕生日おめでとう
リボンをつけた木箱を渡すと
高かったでしょう?10万 ....
水の流れる壁に
透けて見えるのは
彼らが存在していないからだ
ネコの耳をした少女が
暗闇の中を近づいてくる
いつも裏目に裏目に
出る

よく来たわね
オートマータが怖かったでしょう? ....
石を高温で焼き
それを鍋に放り込み
作る料理があると聞いて
心が痛む

そんなに
熱したら
石に住む
この子たちは
どうなるのだろう
かあさん、熱いよう、と
泣くんじゃないか
 ....
ニュース画面に映る満開の桜
その下で 賑わう人々
東京は お花見なのに

防寒着を着て かわかした軍手を持つ
白い雪が降り続けるので 消しに行く
桜より 広く白い

積み上げられた雪の ....
病院のベッドに三日間泊まった
聖なる牢獄に三日間も居たんだぜ
すごいことさ

可愛い看護師さんは小首を傾げて言った
何処に居たってあなたの生きる不安は同じでしょ
そう彼女はとても魅力的でセ ....
{画像=120408072250.jpg}


 春、春、春、桜吹雪

ひらりと花びら
僕の掌に 舞い落ちた
そっと 握りしめて
指の隙間に閉じ込める


 ―― 縛ることが愛だ ....
{画像=120407235731.jpg}


その一本の桜の木は
古い民家の門扉の横にあって
左右に大きな枝を広げていた

ごつごつとして人を寄せ付けず
大地の力を漲らせ
雨風にそ ....
壊れてしまったレコード
もしくは
石のように固いバームクーヘン化した父
その口からは
絶えず呪詛がこぼれる
隣に住まう
父の兄上との確執が
幼い頃から
絵巻物のようにまた綴られる
も ....
「お世辞」


お世辞を言うのは
下手ではない
お世辞を言われるのが
下手なのだ

流れ落ちるほど
ユルユルに頬を緩ませて
頭の上に八分音符を
乗せてりゃいいものを

野 ....
今日一日を 糧に 爽やかに

人生刹那と カウントしようと

人生長きと カウントしようと

その刹那の赴くままに ポピーがそよぐ風に 爽やかに

選択する余地に 感謝の阿吽の呼吸を  ....
死にたての顔は
愛する人にだけ
見せたいと思う
それは最後の贈り物

だから
病院ではなく
家がいい

生まれたての顔だって
昔は
家で見られたのに

ほかほかの湯気をたてた ....
長いこと
なにかを探しながら
生きてきたけれど
とりたてて
見つけたものは
何もないような
気がする

わたしは
よくばりだったのだろう

長かった夜が明ける
昏い空に
ひと ....
     四月  灰色の午後
    
     湿った雪が舞っている


    人生で何度目のことだろう
   
     心は鉛の錨となり

    失望の海に深く下ろされてい ....
とうとうきみは声を出してくれなくなったね
ぼくが死ぬまで一緒に声を聴かせてくれるかと
想っていたけれどやはり来る日は来るんだね

きみはきみの生んだ会社の
50周年を記念して誕生したものだっ ....
鎖に繋いでくださいと
言わされている紺色の群れ

縛ってください
何も考えられないくらい
と言わされている
紺色の群れ

殴ってください
おしっこ飲ませてくださいと
言わされて
 ....
空の真ん中に立ってみる
真っ青に晴れた
空の真ん中に立ってみる

なるほど空は晴れてはいるが
どうせ遠いし関係ないし
なるほど空は晴れてはいるが
地上じゃ風が暴れているし

森は
 ....
冷たく尖った風とか
蛍光灯みたいにぎらついて凍る日差しとかが
自分をいじめているみたいに感じるのは

あたしもうぢき駄目になる
あたしどんどん老いてゆく
あたしどんどん朽ちてゆく、と思い込 ....
桜が降ってくる
雪が降ってくるように

その時
人は
空を見上げずには
いられない
人は
命の終わりに
気づかないふりなど
出来はしないから

空から降ってくる
ひらひらと
 ....
南へ向かう鳥達が
薄色の空に溶けて行った

きみは衣装棚から
厚い上着を出してきて
胸元に飾った小さな憧れを
そっと隠した

子犬が地層の匂いを嗅いでいる
鳥の化石に恋をしたんだ
 ....
天才とは神に選ばれしもの

そう神はきみの近くにいた

しかし余りに神に近いため

その手と握手してしまった

そして天空へ消えて逝った

そしてきみの名だけが残る

神はいつ ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
aiという音素- 梅昆布茶自由詩1812-4-11
礼儀作法- HAL自由詩8*12-4-11
母親- はなもと ...自由詩712-4-11
方法論- HAL自由詩8+*12-4-11
問いかけ- mizunomadoka自由詩512-4-10
- HAL自由詩2*12-4-9
乖離したものが_いま_月のように弧を描き- ただのみ ...自由詩26*12-4-9
陽春のひと- 恋月 ぴ ...自由詩26*12-4-9
差別以下の差別- HAL自由詩2+12-4-8
名をつけるのは- 殿上 童自由詩28*12-4-8
四水園- mizunomadoka自由詩612-4-8
killing- mizunomadoka自由詩112-4-8
ストーンチャイルド- そらの珊 ...自由詩15*12-4-8
雪守り- 砂木自由詩18*12-4-8
自由或いは生きる意味- 梅昆布茶自由詩2212-4-8
【_花びら_】- 泡沫恋歌自由詩12*12-4-8
桜木_/_その大きな木は生かされている- beebee自由詩28*12-4-7
石蕗の家(改題しました)- そらの珊 ...自由詩12*12-4-7
刹那的発泡詩_<_1_>- nonya自由詩26*12-4-7
ポピーの風- 朝焼彩茜 ...自由詩2*12-4-7
プレゼント- そらの珊 ...自由詩11*12-4-7
美しい朝- そらの珊 ...自由詩11*12-4-7
__尽きぬ恵み- ただのみ ...自由詩20*12-4-7
親愛なる声- HAL自由詩9*12-4-6
紺色の群れ- 三原千尋自由詩7*12-4-6
真っ青な空の真ん中で- 三原千尋自由詩6*12-4-6
年増、あるいは舞台について- 三原千尋自由詩6*12-4-6
- そらの珊 ...自由詩20*12-4-5
晩秋- 壮佑自由詩32*12-4-5
1994年5月1日- HAL自由詩5*12-4-5

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