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闇の底からあふれ出た泉が
幾千万もの星々になったのなら
夜の奥底からも
わき出でる無数の声が聞こえるだろう


僕らの血と肉で記す物語が
永遠の織りなす円環の一部なら
君の瞳を愛する
 ....
放埓に道の辺を埋めては幾重にも重なり
紅く、山もみじの朽ち葉を華やかに散らして
浄土の途には細やかな初しぐれ、
ただ傘もなく二人痩せた身を苛む。

勾配のぬるい瀝青の坂道には影もなく
緋色 ....
軽やかな部屋
羽ばたくように
真鍮の鈍い光の反射

中空にあるのは
現世から浮かびあがろうと
何ものにも縛られたくないと
軽やかな意識で瞑想したいと
でも思っているのか

未熟なま ....
セカイは都合のいい事だらけになるような
そんなポジティブさでするスカーイダーイブ

「怖いなんておもってたらやってけないんだよ」



ウェイカップ
ビルのメロディー
ケイオスを吐き ....
{引用=off



部屋の明かりを消しても
真っ暗にはならないんだね。
夜たちからは、もうとっくに
ほんとうの夜なんて
消え去ってしまったみたい。

街灯の光がカーテンを透かし
 ....
中島みゆきの『悪女』の次シド・ヴィシャスの『マイ・ウェイ』
を大音量で聴きながら唄いながら国道50号をぶっ飛ばす貴女に
びびりつつも県境越える前に早くもあたし嘔吐感、信号待ちで
ラッキーストライ ....
あの頃の私には
人と違う ということが恐ろしくてならなかった
生まれ持ったカラダのどこもが
他のみんなと違ってはならないと思っていた
思っていたのに違っていた
わずかにカタチを違えて備わって ....
例えこの世界が嘘だとしても
私の頬を包んだ
貴方の手の温もりは
真実だと泣いた

波が打ち寄せる岸壁に
叫んだ
私の人生は終わりだと
何故貴方達は言うのか
自らの人生でさえ
危うい ....
人と一緒にご飯を食べることが好きじゃない
まるで必死で生きていることを自分から暴露してるみたいで

嫌になる
嫌になる
ねえ、

私、あなたの瞳にどう映ってる?
天気の良い
朝方だったかしら
母が
庭の小さな一角に
ありがとうの種を
植えたのを見た

それから
気になってはこっそり
母を
見ていた
芽が出て
茎が伸びて
母の背丈を ....
オレンジペコに浸されて
君は突然蛇口をひねり出す

「ああ 1000まで数えなくちゃ」

おざなり気味なこの町では
零れてしまいそうになる フヘイフマン

足は真っ黒じゃなくて
 ....
いきているのか
しんでいるのか
わからないまま
湖水の上を歩く

光はもう見えず
声ももう聴かぬ
私の肌を通して
水面に気泡立つ

温度は寂しさで
あなたは弱くて
困った人だけ ....
   踏切


仮に待たされたと考えて
横切っていく貨物列車の裏側には
「さよなら」さえも存在しない
元々は一方的に出来合いとして扱われていたのだから
どこにも間違いはないと言えるのだが ....
十年、
十年。
なぞり続けてきた



十年、
十年。
殺し続けてきた



十年、
十年。
円環は一周する



埃かぶったアルバムの
ふやけた笑顔の遺影たち
 ....
あたしには他人が何を考えて生きているか
本当のところ分かっていないけれど
たぶん全員が自分と同じように悲しんだり
うれしくて涙を流したりするんだろう

抱きしめられるように花ひらく
泣きな ....
私はなぜ生まれたのだろう
誕生してほしかったのは
確かに母の願いだが
生まれ出でたのは私の意志なのだろうか
あれから何度考えても答えがでないのだ

悲しいとおもうたび
苦しいとおもうたび ....
冷えた氷の一片が
熱く手のひらを突き刺す
待つことを乞うように

力一杯握りしめると
氷の時間が止まる

氷のなかにあるものは霧と雲
そのなかにわたしの足跡はない

どんなに熱を残 ....
奇妙な絵だった。

空には赤い月
青いグラディエーションの夜空に星はない。
地平産は白く
大きな駱駝が1頭
太い大きな足は象のようだ。
蹄はなく
指が3本
駱駝の顔は大きい。

 ....
これが何を意味するかは解らないけど、


この痛みは確実に、私の身体を蝕んでいる。




何とかしなくちゃとは思うのだけど、

行動に移す程の事でもないかと、思ってし ....
大切な人を傷つけて
人はまた成長するものなのでしょうか

何度も何度も同じ失敗をする

大切にしたいと思えば思うほど
傷つけてしまう

その気持ちを隠して
私と接することに
余計に ....
丁寧に折りたたまれてぼくの声は
秋の海の波打ち際
街路が冷たい空気に抱きすくめられる前に
こころを回収するために僕は駅へ向かった

音がいつまでも鳴り止まない海
音声もまたエネルギなのだ
 ....
誰かに
傷つけられた
心の傷は
簡単に
癒えるものではない

同じような
状況に
あっている人を
傷つけたりしたらいけない

やさしくなろうよ
みんなで
ひとりの
辛さを
 ....
インドでの最後の日
褐色の海に
トビウオが跳ねる。
海底油田の採掘船の間をすりぬけて。

少女たちが物乞いをしている。
海を背にして。
彼女たちは自営業者なのか、と私は考える。
それと ....
不安はカーテン越しに忍び寄り
心の弱さを暴露するからきらい
道々でこれからの進み行きを
一緒に考えてくれる人がほしい

答えははじめから決まっている
心は望む方向へしか向かわない
それで ....
君が汚れてなかったらいい
どうか 綺麗なままでいてくれたらいい

汚い、綺麗の境界線は分からないけど

君が透明のまま
穢れてなかったらいい
それだけを、願うよ

十月も末になるとパソコンが
鼻をすするような音を立てながら起動するようになる
動作もどことなく鈍くて
悲しいつらい気持ち悪い
という類の言葉は迅速に変換されるのに
楽しい嬉しい気持ちい ....
その日、僕は仕事を置き去りにして
青山墓地に向かった。
そして、
その日、僕の何かが壊れた。

さよなら神様
神様は本当に死んでしまったのだ。

五歳の僕は
毎月現れる本屋から
月 ....
 
精神は肉体を蝕む

精神は理性を奪い去る

精神は狂気に成り変わる

精神は命までもを喰らう



絶対的な終わり



手を伸ばす事は弱さでは無い
 ....
そこには白い夜が横たわっていた。



美しい肢体の上には黒い枯れ木が今にも折れそうに、

風に揺られていた。




私はその枝をポキリと折って、

彼女の口元 ....
叔父さんと凧揚げしたのもこの川 
台風一過の増水を父と見たのもこの川
あいつと夕陽を見たのもこの川
家出して夜を明かしたのもこの川
好きだった子の手作りを初めて食べたのもこの川

利根川の ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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濡れ髪の三千院- atsuchan69自由詩14*09-11-3
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スカーイダーイブ- モリマサ ...自由詩709-11-2
off- 夏嶋 真 ...自由詩3009-11-2
スピーディン・ロマンサ(the_speeding_roman ...- 都志雄自由詩3*09-11-2
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食事中にて- ゆず自由詩1*09-11-1
おくる花- かんな自由詩6*09-11-1
きせかえ人形- 黒乃 桜自由詩409-11-1
月夜- 瀬崎 虎 ...自由詩609-11-1
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大人- 桜 歩美自由詩109-10-31
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思いやり- そよ風さ ...自由詩6*09-10-31
ムンバイにて- 都志雄自由詩6*09-10-31
道々で- 瀬崎 虎 ...自由詩209-10-30
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冬支度- 吉田ぐん ...自由詩1209-10-30
マイ・バック・ページズーさよなら神様ー- ……とあ ...自由詩18*09-10-30
絶対的な終わり- 美音子自由詩409-10-30
しろいよる。- aokage自由詩7*09-10-30
My_4th_Story- 都志雄自由詩609-10-30

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