すべてのおすすめ
一瞬、黒を染める閃光
一瞬で死んでしまう火薬たち
目を離すものか
瞬きなんてするものか
君と過ごす最後の二人の時間
涙なんて……
…ううん、やっぱり無理だ
霞んだ花火、震えるほど ....
ドラムンベース 片耳で聴く
日常の心地よい雑音をもう片方の耳で聴く
私は両利きでバイリンガル
ドラムを叩きながら指揮をとる
芸術に殺されない半端な安全圏
一人旋風を創り満足して死 ....
カップを天に掲げて
ブラックを注文
濁った夜空に
入れるミルクなんてない
苦くて苦くて
どこまでも黒かった
「この世界から目を背けるな」
と言わんばかりに
今夜は目が冴える
....
掛け軸の中に残された想い
夜が十分に闇であった頃
月の柔肌に立ち昇る香の煙より
しろくあわく
現世を離れた囁きを運ぶ
ぬるい風を孕んだ柳のように
し ....
泣きたいの
泣いてるの
憎悪にまみれた
今 醜さしかない私は
どうすることも出来ない
今の私は
他人の慰めなど
他人の励ましなど
ただ自分の優しさに
酔いしれたいだけの言葉 ....
絶望をどうして
恨んでいるの?
どうしてそんなに
憎いと悔しがるの?
望んだのは君だ
望みを持ったのは
信じたのは君だ
信頼を寄せていたのは
君は勝手に泣いている
こうな ....
切れかけの電灯
霧が靄となり街を融かして呑み込む光景
真っ直ぐだと思って
実は傾いている電柱
世界が傾いて見える
あの三日月は何故嗤う
階のボタンを押さないと
エ ....
きみの手を想う
華奢でちょっと小さめだった
骨折して松山の病院へいっしょに行ったときも
きみの身体の一部が壊れたことに
かなしみを覚えていた
きみの替わりに朝
新聞配達をやった
....
尾鰭も背鰭もない者だから
スクラップブックから拾ってきました
この気怠さの海を泳ぐ
艶めかしい夏の生き物たちを横目に
白い爪痕も心地よい
日焼けした空をまる齧りにします
スイカ ....
争いはなくならない
ラブ・イズ・デッド
ぼくたちはやりきれない
悲しくてやりきれない
第三の視点を持とう
悲しくてしかたないから
第三極に憧れよう
知らない世界が待っている
何だって新 ....
トッピングのようなもの男女の恋愛なんて
人生の道に咲く包み込むような寛大な 十分に雨宿り踊る
貴方の胸の傘 空が虹で虹が紺碧の紅一点
盲目なんて覚めた醒め方 闇の病み
トッピングに踊らされ ....
波打ち際
ビー玉大 小ジャリ拾う
口にふくむ
「私 見張り番をしたのよ」
「何の? なぜ?」
「砂泥棒の・・・コロッケを買うお金欲しかったの」
....
飛ぶ
ということを手放して
風を作る
ということを手に入れた
君は無口なプロペラ
人間が涼む
猫が涼む
テーブルの上のうすい紙切れを
宙へ舞い上げる
いたづら
わたしに見え ....
奇数行 長谷川忍
偶数行 鵜飼千代子
時々は嬉しいこともあって
蛇の目に注ぎのぼる酒を見遣ると
それでお酒を呑む
波立つおもてにやがて 習ったよう ....
{画像=140706133117.jpg}
フリーという言葉に何を思い浮かべますか?
海月(くらげ)?
海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが
焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間
とくに創造的である必用も ....
冷蔵庫に賞味期限切れの
ちくわが一本残っていた
二日しか過ぎていない
まだ大丈夫だろうと
丸かじりする
食べながら
ちくわの穴と対峙する
もしかしたら……
別世界が見えるかも知れな ....
あなたは笑顔で泣いている
薄雲を通過した日差しの下
歩行グリーンベルトの上
うつむいて去ってゆく
私は笑顔で泣いている
笑顔で泣いているあなたを見て
かすかに揺れる半夏生の葉を見て ....
久々の晴れ間に浮かれていた午後
汗で膨潤した角質層が汗腺を塞ぎ
汗腺から出られなくなった汗は
俺の真皮の中で暴れている
汗よ
もがけ
閉じこめられた苦しみに
負けるんじゃ ....
涙が しょっぺー
砂糖をぶっかけても しょっぺー
わかっちゃいるんだけどなー なー
雨に濡れたアスファルトが映す街は
モノクロの写真
音も止まる
古いスチル写真
動いているのは
私の影
そして
雨粒と水の波紋
雨水に浸食されていく電柱は
濡れて黒い墓標
匂 ....
わたしは
片付けきれない部屋
足の踏み場もなく
散らかったまま
古い紙袋からは
見つかってはヤバいものたちが
虎視耽々こちらを窺う
ベッドの中には
初恋の人を模した
バラバラの詩体
....
梅雨を仰ぐひととき 燦をご褒美に置いておく
今は灰色が銀色と柔らかな同盟を結ぶ 梅雨が前髪に透明な雫を創る
弾き出す紫陽花の衣に 新鮮な時代を吸い込むように 前を向く
天然に無意識に私の魂は ....
天井を見ている
小さな丸い大きな目を開けて
右手は暗号を司る 特徴のある握り拳
海ぶどうのハーモニカのような 足の指
口は ホーホーと開いている
天井を見ている
見渡せる限り 見ている ....
ちゅんとしか
啼けないでなく
ちゅんとしか
啼かない
くちばしの
下にある
君の発音器官が
そう決めたから
多くの言葉を持つ人は
たくさんの選択肢を持つけれど
ほんとうに伝 ....
夏野菜をピクルスにする
間引きのキュウリと
大根と
色鮮やかなパプリカと
あなたの傍にいつもいられますように、と
ピクルスは今日も味わいを醸す
{画像=140622083456.jpg}
*
言葉が漲っていますか
心が漲っていますか
前を見ていますか
手を握っていますか
感じていますか
感動してい ....
トイレットペーパーの芯で
1/10000のスペースコロニー模型を作る
125万平方メートルに1万人が居住するスペースコロニー
1万人がいる狭く閉じた空間は精密な環境下の秩序で成り立っていて
....
<僕らの本当の誕生日>
はるか年上の 僕の友達へ
敬語を使うなと言って 跳ねるように歩く
話したくもないという戦争の話を
僕にだけは 話してくれた
家出した僕を その日の夜に
君が ....
見上げてごらん夜の星ををききながら見上げてみる
梅雨の狭間の夜空を見上げてみる
あなたも見上げてはらっしゃらないかと、見上げてみる
*YouTube 見上げてごらん夜の ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト
(8812)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
FIREWORKS
-
凍月
自由詩
4*
14-7-26
架橋の踊場
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
12*
14-7-24
黒い黒い夜空のコーヒー
-
凍月
自由詩
5*
14-7-23
こだわり
-
ただのみ ...
自由詩
17*
14-7-23
続く涙
-
美砂川 ...
自由詩
1
14-7-23
愚か者
-
美砂川 ...
自由詩
3
14-7-22
人間の風景
-
凍月
自由詩
3*
14-7-21
手
-
梅昆布茶
自由詩
19
14-7-20
夏の幽霊
-
ただのみ ...
自由詩
20*
14-7-19
第三世界へようこそ!
-
ゴースト ...
自由詩
8*
14-7-19
恋_目次のページに瞳を細め
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
15*
14-7-14
潮(うしお)
-
芦沢 恵
自由詩
23*
14-7-11
やさしいプロペラ
-
そらの珊 ...
自由詩
28*
14-7-10
交錯詩_「お酒」_____長谷川忍___鵜飼千代子
-
鵜飼千代 ...
自由詩
16*
14-7-9
フリーでありたい_/_手段こそが望ましい
-
beebee
自由詩
28*
14-7-6
ぼんやり
-
梅昆布茶
自由詩
20
14-7-6
【_ちくわ_】
-
泡沫恋歌
自由詩
22*
14-7-3
笑顔で泣いている
-
ichirou
自由詩
13*
14-7-1
汗よ_この地球の大気に飛び出せ
-
ichirou
自由詩
14*
14-6-30
しょっぺー
-
殿上 童
自由詩
21*
14-6-30
雨が降る街にて
-
ichirou
自由詩
12*
14-6-29
ひとつの殻の中で崩壊して往く
-
ただのみ ...
自由詩
22+*
14-6-29
灰色と銀色の梅雨
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
16*
14-6-27
天井とお空
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
18*
14-6-24
はずれくじひいたみたいなすかすかのオレンジを憎んでみたりする ...
-
そらの珊 ...
自由詩
20+
14-6-23
ピクルス
-
鵜飼千代 ...
自由詩
12*
14-6-22
自分に問いただす言葉_/_信じています
-
beebee
自由詩
24*
14-6-22
1万人が住むトイレットペーパーの芯で考えて楽しむ
-
ichirou
自由詩
8*
14-6-13
僕らの誕生日_/_永遠
-
クナリ
自由詩
12*
14-6-9
見上げてごらん夜の星ををききながら
-
殿上 童
自由詩
20*
14-6-9
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