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まぼろしのような毎日が辛い
家族ごっこ、友達ごっこ、恋人ごっこ

楽になりたい、
思う度に絶望する
私は一生、変われない

うつむいて歩く
笑顔の奥は、無表情
私はずっとこのままだ
 ....
踏みしめる音が心地よいから
麦を踏んでいるわけではない

やがて来る冬を越して春を迎えるために
僕らは強くならなければと
強がっている

強がることでしかゆるされないと思い込んで
差し ....
海面にゆれる
ずっと上空
どんな世界なのか
知らないけど
太陽とやらが眩しくて
ぶくぶくぶくぶく
信号を送り続けた
返事はまだこない


産卵を終え
返事はきてないけど
い ....
白壁の結露が乾く前に
一足先に階段を駆け降りて
鏡の曇りが晴れるよりも早く
下駄箱から逃げ出した
必要なものが少なくなってしまい
机に描かれた落書きもどことなく素っ気ない

悴んでばかり ....
産んでくれて ありがとう
絶望と悲しみの淵で
私もろとも沈まないでくれて
ありがとう

あなたのお陰で
今 私は生きています

生きていると
哀しいこと辛いことが多々あるけれど
生 ....
詰まりきった側溝の底

僕の未来を閉ざされて

走り抜ける影に嫉妬

陽光
反射しないことに嫌悪する

無い物をねだり
在った物を忘れてしまった
腐海の海
視界は暗転とし
働 ....
「大事なのは、ギアがガチッ!と切り替わる、あの瞬間」



暗い真夜中の道路、車を走らせていく、
今夜は寝ないかもしれない
光る猫の目のように黄色いヘッドライト、
センターライン追いかけ ....
「もーマジでおまえ死ねよー」

笑っていう君



じゃあ

私がほんとに死んだら、君はどうする?
追われるものを追うものの
山彦越える、相聞歌。
闇にまぎれ
主は言問う、
「戸は開けぬ、知らぬ、存ぜぬ」
読み人知らず。


送り火迎えて遥か
節句の里。
柴刈り、道拓けて
今か ....
教壇から頭ごなしに説教をするタイプでもないので
例によって教室を歩き回りながら僕は話す
半年、あるいは一年ほどの付き合いで学生について
何ほどのことが分かるかと問われれば返す言葉もない

も ....
神田小川町から靖国通を歩く四人の詩人

一人は青い顔をして健康の大事さを説きぶつぶつ食べ物の名を呟く
一人は赤い顔をして声高に愛を語る
一人は黄色い顔をして金の儲け話を話す
そして、一人は黒 ....
{引用=

とがった影は、みすてられ
切り取る冬の陽を証明する
見上げる円錐のモミの木から
どこまでも つらぬくように
まっすぐに伸びた

疑うこともせず、迷いもせずに
影を作り出し ....
前景化された思考などただの屑だ
弁当箱の隅をつつきながら
やせこけた男がしゃべっている
はて、はてはて、これは
イッタイいつの出来事だったか
胸の奥のわずらわしさに突き動かされ
思想焼けを ....
夢の中でさえも苦しめられてる。 あたし幸せになれないの? うん、なれないの。 わかってる。 けれどそれでも触れてみたい触れたら何か変わるかもしれないって浅はかな希望。 諦められないところがきっとまだあ .... 『ちょっと、相談があるんですけど』
から始まった会話。

あなたにぺったりとくっついて尋ねた内容は


『どうしたら背が伸びるんですか?』


もっと深刻な話を予想していたあなたは
 ....
表に隠し事を置いての帰宅

家庭内では夫婦みたいなものを演じて
翌朝のベッドのシーツだけが
不自然に整っている

   *

夕刻の歓楽街
会社の上司に連れ添って
男は飲めもしない ....
おとなの恋は

ちょっぴりこどもの恋がうらやましい

なんていうのは、ないしょの話
無彩色の交差点で
あなたは立っていましたね

行き交う車を眺める毎日
通勤人を見送る毎日
グレーの空気を吸いながら
そこに立ち尽くしていましたね

忙しい人々は
誰もあなたを気に ....
おもいで

10円玉を握りしめたいつかの少年が泣いていた
こんなにも近くにコンビニがあるのに
駄菓子屋という夢の国は遥か遠くで
疎開してしまって

コンクリートだらけの街並みはいつも ....
シスター、魔女たち

「黒い森を、見知らぬ男と女が逃げています。あれたちは、城下の者ではありません」

月光の影(シルエットだけ)


呪われし王の姿、針の雨嵐吹き荒れる棘丘に現す

 ....
どうにも背中が重苦しくて

心霊学を生業にする友に

キルリアン写真を撮ってもらった

すると

遠い昔に白い羽だった

左右の肩甲骨の間に

まあるい暗闇が写っていた

 ....
サラリーマンだった父の背中は
遠くて近寄りがたかった

自営業を始めた父の背中は
なんだかわからないオジサンだった

年老いた父の背中は
丸く小さくなったが
ぐんと近づいて
いろんな ....
小さく芽吹いたポプラが
わたしの背を追い越して
空まで届かんと
生き急ぎます

ナナカマドをついばむカッコウが
雪に赤い跡を落とし
上昇気流にのって
翔けまわるのです

潰されたホ ....
ゴリラを棚の上に載せると
エビスビール500ミリリットル入りの缶を
二本も開けて仕舞った
あんなにビールを嫌って居たのに
棚の上に載せただけであんなに美味しそうに飲むなんて
私はびっくりして ....
はじける光を逃がしたくなくて
手のひらで両耳をきゅっとふさいだ


いくらあたたかな毛糸で肌を覆っても
手足は温度を忘れたかのように冷たい
冬は嫌いじゃないし寒さにも強いほうだけど
この ....
気絶しそうな海が春の鼻先で
壊れたり生まれたり寝返りを打ったりしていた
レイン・ツリーと何度も口にしながら
飛行機雲を保存する方法を考えた

音が消えると振動がなくなるので
悲しみは無意味 ....
コツン
と、道端の小石にだって躓いて
踏みしめるあなたの地肌は硬い
それなのにわたしたちの共存は
たしかなもの

世界の車窓から
わたしは国外へ出た事はないけれど
画面の前で夢を膨 ....
白いあなたはたちのぼりました
火葬場の空に

時間はどこででも流れるものだと
感じた棺の残骸
自分の嗚咽に一番 自分が驚きました

私はあなたを憎んでいたし
あなたと対決する日がこわか ....
散るために咲く花の 年々

洞庭湖の晩 暗く 俯き 
薄氷の光を踏む

木立の沈黙 彩か鳥の姿まだ帰らず
君の歌声 一遇 銅琴の音 華やかなりし頃 
遠く 
宮廷楽人 詩酒の会

 ....
かってわたしは煙の精を葬った
そして色の精も片づけた
今や酒精も遠ざけようと思う
なかなかのやつで骨が折れる
金もかかる
楽しくやっつけよう
濃厚なやつ淡いもの
色精とよく似て手ごわい
 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
弱さ- ゆず自由詩4*10-1-30
踏みしめる音が心地よいから- kauz ...自由詩6*10-1-30
お魚と、燃えたぎる太陽の挽歌- 窓枠自由詩6*10-1-30
雨上がり、春を待つ- 中原 那 ...自由詩810-1-30
ありがとう- 綾瀬のり ...自由詩1210-1-30
ビー玉のうた- 窓枠自由詩4*10-1-30
Drive_All_Night- 楽恵自由詩13+*10-1-29
どうする?- くろきた自由詩410-1-29
鬼追- 楽恵自由詩6+*10-1-29
それでは試験を配ります- 瀬崎 虎 ...自由詩5*10-1-29
四人の詩人- ……とあ ...自由詩9*10-1-29
影のない女- 月乃助自由詩16*10-1-29
塩水とピーナツ- 真島正人自由詩1*10-1-29
あたしの中に- ゆきちゃ ...自由詩210-1-28
30cmとちょっと- 空都自由詩7*10-1-28
裏と表は相、反して- 窓枠自由詩4*10-1-28
ないしょの話- 殿上 童自由詩7*10-1-28
クスノキさん- オンガシ自由詩3*10-1-27
線香花火- 窓枠自由詩18*10-1-27
Moonlight_Shadow- 楽恵自由詩6+*10-1-27
キルリアン- ハイドパ ...自由詩4*10-1-27
背中- 綾瀬のり ...自由詩810-1-27
銀世界に紅- 相羽 柚 ...自由詩4*10-1-27
笑う時だろうか- 間村長自由詩210-1-26
真冬の灼熱- あ。自由詩9*10-1-26
飛行機雲を保存する方法- 瀬崎 虎 ...自由詩510-1-26
愛して止まないおっきなお母さん- 窓枠自由詩2*10-1-26
忘れ形見- 朧月自由詩1210-1-26
落花の季節- 楽恵自由詩6*10-1-26
春の野の草花の如し- 生田 稔自由詩310-1-26

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