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まっさらな紙が一枚
夜空から舞い降りてきて
ふと立ち止まる 君の手元に横たわる

゛私を汚してください
 あなたの言葉で
 その指先の綴る
 文字の連なりで゛

日々
わだかまる想 ....
ぼくは誰の遺志でいかされているのだろう
ふとおもったのだが

生物の基本原理は摂食と生殖
僕だって変わらない

人生や愛に聖書が無いように
僕たちは風に翻るのだ

遠く越冬する鳥たち ....
泣きたくなると
勝手にやって来て

何をしに来たのか
ひとりで本を読んでいたり
携帯をいじったりしている



「飯作れ」

言う訳でもないから

わたしも
 ....
あなたにとって思う、

偉人、英雄、天才ってどんな人?



そうね

世界には

数多くの偉人伝が伝わるけど

どんなに強くて

どんなにすごくて

どれだけ天才であ ....
木箱の扉は
下辺が蝶番で、上からゆっくり開き
外に倒れてスロープになる


岸壁づたいに太い蔦
滑車一本で昇降できる
ロッジ部屋のような
木箱のつくり


+ + +


 ....
私を傷つけたあの人は
結局私の人生にとって
大切な人じゃなかった

3年かかって
やっとそのことに気づいた

仮に今 あなたが
誰かに傷つけられたと思っているとしたら
あなたにはもっ ....
ユーモア教室に通うの刑に処す 脳に転移していますね


ある日
余韻の残らない口調で担当医は言った

丁寧に覚悟を積み上げてきたはずなのに
質問をする私の声は上ずっていた
ひとつひとつ言葉を置くように説明する
 ....
元カノの元カレの 元カノの元カレの
元カノの元カレ は 俺 だったか

甥の 恩師の 親友の 妻の 妹の 幼なじみを
いじめた子の 曾祖父 は 福沢諭吉 です


今日も何処かでタマネギ ....
らら空が音をつけて見ている

 見えない色 らら空の音

眠っている瞳 生きている耳

 らら空が音を変えて知らせている

色をつける耳 眠っている瞳に届く らら空の音

 近くか ....
今年も行った サーモンデー・フェスティバル
鮭が地元の川に戻ってきたことを祝う
アメリカ・ワシントン州イサクアという町で
毎年行われているフェスティバル

お祭りといっても
焼きそばやお好 ....
ぼくはあの頃 きみに恋をしていた
それで遠回しだけどアプローチしていた
きみがぼくの存在に気づいてくれるかと

でもまさかぼくの親友とつきあい始めるとはね
神様はなぜかいつもぼくに冷たい
 ....
あおい呼吸
霧雨のようなあなたの声
か弱く柔に響く
真夜中の
アイロニーパズルピース
うめるように
東京の隅っこ
ゆめのなか
あなたは
居座っていた


陽のあたる
 ....
一つ数えて 春を越え
二つ数えて 夏を越え
三つ数えて 秋を越え
四つ数えて 冬を越え

五つ数えて
軽く握る拳で
ポンと胸を叩く

吐き出した想いが
突如 目の前に現れる
誰に ....
私は誰かの余波

私は私で在るが無い
 
パリのオペラ座のすぐ横のキャフェ
ぼくが好んで座った席の
もうギャルソンと呼んではいけないムッシュは
ドラキュラ伯爵で有名なクリストファー・リー氏
そっくりのパリジャンだった

でも笑った ....
「サーカスに行こう」
                木の若芽


世界という名のサーカス
さあ始まり始まり
天球の円蓋に星の明るいライト
玉乗り 道化 ジャグラー 一輪車 空中ブランコ ....
スタンドカラーではないけれど 凛々しく立つ襟元
ベージュが王色の トレンチコート

10年前の私の トレンチコート

袖を通した瞬間から 棺おけに羽織る永遠の私の制服

張のあるコットン ....
秋の海は幻想的だから・・と
男が女に誘いをかける

秋の海は思い出が振り返す・・と
女が男を拒絶する

男と女が言い争う
互いに引く気もなく



男と女の口喧嘩が終わったみたい ....
秋の海が荒々しく呼吸する
うねる波 遠く水平線の少し上に
厚く濃く垂れこめた雲また雲

ただ一人歩く砂浜は
自らの心象を行くよう
波に打ちあげられた貝殻や
流木のような言葉を拾いあげては ....
もう何処まで来てしまったんだろう
振り返ればもう出発点は視えはしない
視界に映るのは遠い後悔か 懐かしい悲しみか
幻だったかのように過ぎ去った愛するひととの日々

振り返れば道は一本だけ
 ....
「からだの言葉」
                木の若芽



おへそをのばそう
心ものびる
足をもみほぐそう
心もほぐれる

 

おへそと足はとってもだいじ
あっためよ ....
桜守はいつも見ている
敷居の前を

週末に見慣れた木立
榎が化けた大欅が
獣たちを一瞬で覆い隠す

昔 此処が夜のしじまだったように
限りない静かがありふれていた

ダカラ思イ出ス ....
親のいうことをきかないと死んじゃうからたいへんだ
きょうは花火大会
火薬のにおいをかぐために
ずらずら歩いて
親においつくために必死に歩いて
きれいだなあ花火
ゆがんだドラえもんきれいだな ....
ソファーで寝転がり落ち込むお母さんをはげます
休日の午後
海外のビールを飲んでいる
夏休みだとおもう
地下鉄にひとりで乗れなかった

ないしょで飼ってるのに
賃貸の壁でつめをとぐねこ
 ....
ORIONの一すじの涙はオオカミの喉をつたっていった
ドン・ファンのシルエットが壁に映って
眠たげに呼吸する悲恋はもう海に還ってしまった
漣の番
砂浜の影
コンバース
黒のレザージ ....
なでられて
ほおずりされて
よるはおなじふとんのなかでだきしめられて
ときには はらだちまぎれにほおりなげられて
なみだやよだれをつけられて
それでも
きみはいつもわらっていた

きみ ....
物語の主人公で終わるのは当然わたしなのだが
思いもよらず次から次へと脇役に死なれてしまうとは
脚本はやはり書き直すべきだったのだろう。
肉体的に屈強な男だったり
あるいは繊細で我慢強 ....
星空の底で悶えるしか能がない私を

これ以上ないほど嘲るような感じで

煮えたぎる太陽が夜だ夜だとうるさい

山脈の向こうから見ている人は誰

山脈の途切れるあたりで自分自身と向き合っ ....
さらさらと無限にかたちを変えてゆくもの
どくどくと体の中を対流するもの
ぼそぼそと語りかけるもの
ろうそくの科学で薔薇の庭園を飾る
 
スズメバチの襲撃を警戒しながら僕たちは生きている 
 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いちまいの紙- まーつん自由詩11*12-11-17
ゆだねるもの- 梅昆布茶自由詩1012-11-17
泣きたくなると- 鵜飼千代 ...自由詩13*12-11-17
弱いからこそ。- 元親 ミ ...自由詩612-11-17
木箱と旅先の少年_(夢喰植物)- 乾 加津 ...自由詩12*12-11-17
エール- 夏美かを ...自由詩15*12-11-17
ユーモア教室に通うの刑に処す- 北大路京 ...自由詩812-11-16
その日- nonya自由詩28*12-11-16
夜のリレー- 猫道自由詩612-11-11
らら空- 朝焼彩茜 ...自由詩812-11-10
サーモンデー・フェスティバル- 夏美かを ...自由詩13*12-11-9
ただの回想- HAL自由詩2*12-11-8
霧雨の声- マーブル自由詩212-11-7
ワガママな季節- subaru★自由詩16*12-11-6
生命のエコー- 徘徊メガ ...自由詩212-11-6
おもてなし- HAL自由詩6*12-11-3
サーカスへ行こう- 木の若芽自由詩312-11-3
私のトレンチコート- 朝焼彩茜 ...自由詩1112-11-3
秋の海と男と女- subaru★自由詩14*12-11-2
それもまた- ただのみ ...自由詩19*12-11-1
旅人への歌- HAL自由詩11*12-11-1
からだの言葉- 木の若芽自由詩212-10-30
あの大欅- subaru★自由詩10*12-10-29
センチメンタルバーカ(仮)- ともちゃ ...自由詩512-10-29
家族旅行の計画- ともちゃ ...自由詩512-10-29
ORION- マーブル自由詩512-10-27
ぬいぐるみ- そらの珊 ...自由詩8*12-10-26
事件とウイスキーと- アラガイ ...自由詩15*12-10-26
スケッチ- 2012自由詩312-10-25
沙漠と薔薇- 梅昆布茶自由詩1412-10-25

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