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冬の朝
あのひとを
ミルク色の息が包んでいた

わたしがだんだん透き通る

あのひとを
あたたかいブランケットで包みたい

わたしがだんだん透き通る

わたしがわたしじゃなくなっ ....
ユーミンの歌だったと思うけれど
だれかほかの人が歌っていた
サーファーが、
銀行員になった友達と再会して、
お茶するっていう歌

それで、サーファーは、
銀行員の友達のパリッとした姿 ....
造られた仮面は

私の傍に転がっていて



「さぁ、お好きなのを選びなさい」と。



私は傍にある仮面を片っ端からかき集めて
全部ちょうだい、と言って笑ってみせた


 ....
夜景を見下ろせるバーは
君のリクエスト

赤ワインに映り込む
夜景の輝きが
ほんのりと僕らを色づける

甘い言葉が
次から次へと出ても
飽きることなく
甘い夜が伸びている

ワ ....
手が、震える


繋がる術を、なくしてしまった

温かい手はなくしてしまった



あぁ、手が震える



この手を握ってほくない

と、言ったら嘘になる



 ....
敵の居場所は知っている

私の中の私自身


不細工な顔でこちらをみてる


敵の居場所は知っている

私の中の私自身


敵が憎い

敵が嫌い

敵は無力


 ....
美術館前の石畳は冷たい雨に濡れ
慌てて開く折り畳み傘は
夢のなかから引き摺りだされたのを
ごねてでもいるのか
機嫌の悪さを隠そうともせず

冷えたこころをあたためてくれた
あなたの背中が ....
月曜日
わたしには仕事などない
だけど、うちにばかりいると叱られるから
とりあえず、仕事に行くふりをして
たんぼの畦道をよろよろと歩いた

畦道は細くなったり
太くなったりして
歩きや ....
あなたが感じた
その美しさを
僕の手のひらで触れることが出来るのなら

あなたが感じた
その痛みを
僕の右足で蹴ることが出来るのなら

あなたが感じた
その優しさを
僕の頬がさ ....
それは約束された儀式
かりそめの情熱

どちらが先に瞼を閉じるのか
けものの眼差しとなり相手の出方を窺い合う

わざとらしく歯を閉じ
拒んでみせるのは
初々しさをこころにまとい

 ....
みんなが
願いごとを
かけすぎたせい?

叶えることができないから
消えてしまう星。

それとも
願いごとが叶ったから
かわりに消えてしまうの?

ううん

星が落ちるのは
 ....
お酒を飲む。
未成年だけど。
お酒飲めば、死にたくなくなる。
くらくら。
ゆらゆら。
私は、強くなる。
自分を守るために飲む。
て、言いながら
次の日には、二日酔い。
ふしゅしゅ。
 ....
{引用=落花することに歓びがあるとするならば
目の前に横たわる海鼠状の災禍を受け入れてみたい}

あなたと
わたし
コロシアムと密かに呼び合う
誰ひとり立ち入ることの無い塔屋の片隅で
ふ ....
あ、が悪意で
い、が意地悪で
う、が疑い深くて
え、が怨恨で
お、が汚染で

そんな世界じゃなくて

あ、がひろいひろい「アイ」で
い、が色鮮やかで
う、歌声で
え、が笑顔で
 ....
あるお腹が空いた日
しょうがなく戸棚を開けた
何もなかった
幸せすら
見当たらなかった


あるお腹が空いた日
雨粒を一掴み口に入れた
なんの感情もなかった
ただ
冷たくなった雨 ....
夜更け
流れ星がみたくて
窓をあけた

見上げれば
夜空は雲に覆われて

街は静かに
眠りについていた

雲は
晴れることなく
夜空を守り続け

あの雲の上では
きっと
 ....
もう
この気持ちを

置き去りにして
歩き出さなければいけない

わかってる

とっくに
さよなら
だったってこと

向かうべき道は
どこかもわからずに

今は真っ白な霧 ....
明日は
晴れるかな

あなたに
会えるかな
いつもの笑顔じゃなくて
落ち着いた笑みを浮かべて
紡がれる言葉には
貴女の決意が見えたの

船出が近いのね

一緒に笑って
一緒に泣いて
たまには喧嘩もして
すぐに仲直りして
 ....
らくだ
らくだ
月夜のらくだ

らくだの黒目は何を見る
地平線の果てまでも
星明かりのみ

らくだ
らくだ
月夜のらくだ
かなしみもよろこびも
おまえには見えるのかい
凶器って

ナイフでも
銃でもなくって

コトバなんだね。
ねんねんな
ねんねんな
 
耳元近く響いて
優しく鼓膜を揺らす
 
 
ねんねんな
ねんねんな
 
もう歌ってもらう
年でもないけれど
 
 
ねんねんな
ねんねんな
 ....
過去も未来も
空に還っても

あなただけを
愛してる。
歩いていく
あのひとの背中が見える

ふと
立ち止まって
花に顔を近づけて
思い切り息をすいこんで

花の香りが
たくさんあのひとを
満たすだろう

そんなところが

好き
十年ぶりのあなたを見て
すこし寂しくなりました

わたしが
紅く染まり
散っていくさまを
じっと見ていたあなた

その輝かしい憂いを失い
探しているように感じます




 ....
働くってことは
否応無く押し付けられた役柄を演じること

食品会社に勤めれば
賞味期限の記されたシールを貼りかえる日々
罪の意識など三日で消えてしまう

コールセンターに勤めれば
クレ ....
ジャガイモの皮を剥いたことある?

妻に尋ねられ
そういえば
記憶に残っていない

娘が小学校低学年のとき
いもの皮むき みんなでしたとき
血だらけになった男の子がいたらしいよ
娘が ....
手でも叩こうよ
しあわせであっても
そうじゃなくても

しあわせなら
よりしあわせになるように

そうじゃないのなら
少しでもしあわせに近付けるように

できることなら
あなたの ....
灰色のコンクリートには
ない、ない
としか書かれていなくて

薄紫色の夕暮れには
さあ、さあ
としか書かれていなくて

茶色の地面には
まあ、まあ
としか書かれていなくて

青 ....
もう
何もいらない

あのひとさえ
こころから遠ざかって

あの過去の記憶も消えうせて

ああ

そうなれば
どんなにいいだろう

わたしという存在
それは無用なものなのに
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透き通る- 風音自由詩6*07-11-3
サーファー- ふぁんバ ...自由詩4*07-11-2
仮面- 三奈自由詩6*07-11-2
夜景と赤ワイン- 夏川ゆう自由詩207-11-1
夜にオモウコト- 三奈自由詩6*07-11-1
未来- 三奈自由詩10*07-10-28
秋、さすらい- 恋月 ぴ ...自由詩25*07-10-26
なんでもない一週間- 小原あき自由詩36*07-10-26
出来るのなら- 乱太郎自由詩28*07-10-21
秋、くちすい- 恋月 ぴ ...自由詩26*07-10-20
星が落ちるのは- 風音自由詩4*07-10-18
酒守- 愛心自由詩107-10-17
秋、ふたたび- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-10-16
あいうえお- 風音自由詩8*07-10-15
あるお腹が空いた日- 小原あき自由詩27*07-10-15
流れ星、見えない- 風音自由詩5*07-10-15
果てまで- 風音自由詩2*07-10-14
明日は晴れるかな- 風音自由詩4*07-10-14
風をうけて- 優飛自由詩707-10-14
砂の海にて- 渡辺亘自由詩307-10-14
傷つくのは- 風音自由詩5*07-10-13
子守歌- 秋桜自由詩2*07-10-13
過去も未来も- 風音自由詩6*07-10-12
誰も見てないところで- 風音自由詩2*07-10-11
花詠残影- 悠詩自由詩4*07-10-11
働くってことは- 恋月 ぴ ...自由詩28+*07-10-10
じゃがいも- 乱太郎自由詩17*07-10-9
- 恋月 ぴ ...自由詩27*07-10-8
人生ノート- 小原あき自由詩24*07-10-7
もう何もいらない- 風音自由詩2*07-10-7

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