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水面の歌う声
月をも遠ざける
まるみがかった夜の漣

騙された雲は空を去り
世界が空に包まれた
朝はもう 来ない

額のしわを撫でながら
小男が河原を跳ねる
青白い夜のざ ....
ポケットに入れっぱなしにしていた

まなあたたかいビスケット食べ

ほろ苦い味が口の中に拡がり

なんだかしょっぱいなと思ったら

嗚呼何だ、瞳から落ちる雨のせいかと

確認したと ....
無言のまま階段を上がる
放課後。
誰もいない校舎でひっそりと息をしてる僕ら
先生が来るといけないから、と
なるべく音をたてないように
階段を一段一段

手だけを繋いで
まるで心臓がそこ ....
黒猫 道で倒れている
わたしは黒猫 抱き寄せる
黒猫はわたし 抱き寄せる

黒猫 血を吐いている
わたしは黒猫 さすってる
黒猫はわたし さすってる

黒猫 風にじゃれている
わたし ....
大量にバスケットの中につっこんだ

様々な商品はレジなんか通さず

その場でかぶりつく

繋ぎだした僕と

未来の僕との距離に

羽ばたいて行け

今少しずつ確かなモノになって ....
欲しい「もの」を手に入れた。
一番綺麗な方法で 一番誰かが傷つくやり方で
僕の欲しい「もの」を手に入れた。

満足してるよ?
もう欲しい物はない。
手に入れた「もの」が
僕の手の内にある ....
  (チューンアップ!)

愛してチュー 愛しているのよチュー
今夜のチューよいい匂い
チュー華がよかったとか言わないの
チュー途半端は大嫌い
全て自己チュー 仕上げにチュー


愛 ....
月光を浴びて生まれた一人の少女
その唇から
言葉がツタのように伸びてからまり
あの家を覆ったの

家の中には
青白い顔をした少年が一人
小さな椅子に座っていて
コーヒーミルを回していた ....
あの子パジャマが大好きなのよ


みんなが言うわ
そうよパジャマが一番よ

そう言ってわたし
パジャマ抱き締め夜の空へ


パジャマジャマ
パジャマジャマ


みんなが ....
空があんなに晴れていたこと

今ならわかるよそれくらい
君は最後までいじわるだから

失くしたのは全部
御貴重品でした全部

抜け殻でした

今ならわかるよそれくらい

遠回り ....
男が
美しいものだという事を 知った
骨ばった手も
厚い胸も
大きな足も

上着のポケットに突っこんだ手
そのときの肩から背中が
恋人を待って人混みの中を探す視線
そのときの首すじが ....
もう聞こえないノイズのような工事の音

もう聞こえない野良猫の喧嘩

もう聞こえないあのとき歌った詩

もう聞こえない信号が変わるときのうた

もう聞こえない悪魔のささやき

もう ....
あなたって脳みたいなひと
がんばってるのに騙されやすくて
まるで脳みたい

遊びのきくハンドル
遊びすぎて弾けたハンドル

時間ならたっぷりあるから

すぐ連絡ちょうだいね

そ ....
死んだフリして共に戦おう
みんな上に沈んでるし
拾ってもすぐに捨ててしまうものばかり
襲われないように死んだフリ
落ちないように死んだフリ

死んだフリ

生き急ぐ人がいる
死んだフ ....
いつか見えなくなる希望の光に

昨日まで見えていたはずの僕らの

足跡は砂嵐に巻き込まれて消えていった

はじけた涙の湖が

ゆっくりと波を立てながらながれてく

言葉に出来ない思 ....
あなたが好きよ
  あなたも好きよ
あなたは嫌い
  あなたも嫌い

バイバイみんな お別れよ
バイバイみんな 手をふるよ


ほこりまみれ 隅っこの教室
拍手を浴びて泣いたっけ
 ....
薄い眠りの表層に
愛しい物語が広がる
つかみどころのないストーリーを
諦めたくなくて
覚めてしまいそうになる自分を
何度も呼び戻す
せつない私

恋のようでもあり
思い出のようでもあ ....
悲しいの 悲しくないよ
  カラスが首をかしげてる

もういいでしょう ゴミでしょう


あったかいミルク猫 雫だけポタリ

とぐろを巻いたやさしい声
  目の前の木壊れたままポッキ ....
駆け足だったあの頃
{ルビ躓=つまづ}くたびに零れた
ぎこちない音も
こうして、つないでみれば
いつか、優しい旋律

奏でられる音階、の隙間
置き去りにした、いくつもの溜息
そっと、触 ....
水底に置かれて
屈折した空を見上げては
ただの黒い点となって
あぶくを吐きつづける私は

その蒼に抱かれながら
浄化という名のもとに
この躰を満たしながら
還りましょう 雨に

 ....
真夜中にはかなく舞い飛ぶ

黒アゲハは暗闇にとけ込んでいなくなった

夢の見過ぎで狂った世界の

中で僕はまた孤独のままで

君が泣いた涙がはじけて

世界に響き渡った

一つ ....
あぁわたし

うっかりしてました
あなたを好きになってしまいました

うっかりしてました
あなたに愛を打ち明けてしまいました

うっかりしてました
あなたのキスを鵜呑みにしてしまいま ....
もう見えない昨日の太陽

もう見えない昨日の満月

もう見えない昨日の夕陽

もう見えない小さい頃の思い出

もう見えない君の笑顔

もう見えない世界の裏側

もう見えない僕の ....
もっとほしいの?
なんでつながなくちゃだめなの?

別にもういんないよ
平気だよ
苦しくないよ
スースーしないもん

どこへ連れてくの?
チクチクするの?
もうポイしちゃうの?
 ....
マスカルポーネ
白馬にココアをかけたのはわたしです
王子さまにココアをかけたのも
そういえばわたし わたしです

ニアミスティラミス ひきずります

思ってもみない事態発生

したた ....
あなたが僕の夢に現れなくなって
ひと時が経ちます
幾度あなたの御姿が
僕を切なくさせたでしょう

僕の思い描くあなたの像が
西から東へと傾き
照れたように笑っています

お母さん
 ....
笑ってたんだ
笑ってたんだ
きっと
あったかい土に抱かれて
優しい雨に愛されて
まだ見ぬ地上の風に憧れて
君たち 泥んこぼうず達は
笑って
幸せに
暮らしてたんだ
そして 素直に育 ....
どうしよう なきそうだ

いままで あまえていた 

ははの 

せなかから

すべりおちてしまった みたいだ

あんまり

ちいさくなっていたから

なでてあげようとした ....
進めどこまでも

限りない空に向かって

虹を掴むためには

どうすればいいの?

誰か僕を導いてくれ

動き出した隙間風を使って

舞い飛ぶ

指先に感じる思いが絡まって ....
君の瞳に住む子犬は元気ですか?

ときどき聴こえてくる鳴き声は
わたしの胸をしめつけます

かわいかったたったひとりの親友
あの時かかえて逃げちゃえばよかったな

抱きつきすぎて嫌がら ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
その夜の岸辺に- チェザー ...自由詩5*06-6-10
名も知らぬ君から貰ったビスケット- こめ自由詩706-6-9
横になる、夏。- 夕凪ここ ...自由詩11*06-6-9
黒猫- アサリナ自由詩7+*06-6-9
僕の夢のお城で君を待っているよ- こめ自由詩906-6-8
独占欲- 蛙の子自由詩106-6-8
チュー子のテーマ- アサリナ自由詩7*06-6-7
ひとつだけお願い- ふるる自由詩22*06-6-7
パジャマ- アサリナ自由詩5*06-6-5
今ならわかる- アサリナ自由詩2*06-6-5
- さち自由詩12*06-6-3
もう聞こえない・・・・君の声が・・- こめ自由詩506-6-3
思ひ過ぐす- アサリナ自由詩4*06-6-2
死んだフリして共に- アサリナ自由詩4*06-6-2
「サワーブルー」- こめ自由詩706-6-1
お別れのことば- アサリナ自由詩7*06-5-31
夢の匂い- さち自由詩9*06-5-31
雨上がりのおひとりさま- アサリナ自由詩3*06-5-31
初夏がまわしたオルゴール- 佐野権太自由詩15*06-5-30
夕顔- 落合朱美自由詩31*06-5-29
スクランブル交差点- こめ自由詩906-5-29
うっかりしてました- アサリナ自由詩6*06-5-27
もう見えないよ・・・・・君が- こめ自由詩906-5-25
おててとおてて- アサリナ自由詩4*06-5-25
ニアミスティラミス- アサリナ自由詩2*06-5-24
母へ- けんご自由詩606-5-23
新じゃが- さち自由詩18*06-5-23
せなかをみつめる- さち自由詩10*06-5-23
メロディーストーム、君たちのハートには響いているかい?- こめ自由詩706-5-23
瞳の子犬- アサリナ自由詩4+*06-5-23

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