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夜の散歩中に迷い込んだ名も知らない小さな神社は
まちあかりも遮ってしまう茂みに覆われている


自他共に認めるリアリストのわたしでも
物の怪の姿を探してしまいそうになり
風で葉がこすれるか ....
もう描きたくないと
イーゼルを蹴って君は出て行った
僕は君の絵がいつも好きだったのに


君は前に言った
キャンバスはこのまま
これ以上にはならないと
絵筆を持ったままで
白 ....
 はじけるようなロック
 聞きながら車の中
 ラーメン屋にひたはしる
 たまにはこんな夜も ね。

 メタルチックな音楽に
 高速道路の魔法の光
 モダンに文明をたしなんでみる
  ....
棒人間は今日も黒い涙を流す

言葉よりも大きな気持を

整理整頓する

嘘っぱちな深夜通販番組を

薄目で見ては誉め称える

貴方は死刑と言われたけれど

そんな証拠は何処にも ....
戻るものなのだと 思っていた
         想っていた
         想ってきた
   そこに   いた


  90゜ 歩きだして
 180゜ 振り返って
 270゜ 見失っ ....
 
君の心はシャボン玉のように

フワフワ飛んでは パチンと消える

僕が君を守ろうと

そっとのばした この手のひらで

君の心を壊してしまう

どんな優しく包もうと

パチンと消える 虹色の ....
時間が闇にこぼれてる

少しづつ
さらさらと

砂時計の砂のように



気付かなかった


もし気付いていたら
私はソレを
止めることができたのだろうか


こぼれ ....
混ぜてまぜて混ぜてまぜて

たのしいのは いいけれど ねぇ

あっ

まっくろ になっちゃったら

どうしよう?

ああっ

どうしよう!

もう

とり返せやしないん ....
そう

お月さまをバラバラしたの

あたし

とんかちでね

えいってやったの

いいでしょ

これでおあいこよ
 
夕焼け空は 僕たちの

色んな想いで 出来ている

あの日交わした 約束や

「またね」と言った その想い

膝を抱えて 待つキミや

家路を急いで 走るキミ

泣き顔、笑顔 怒り顔 ....
生まれたばかりのきみは
ぽやぽやとした輪郭でふわふわとした軽さで
赤ん坊の手のひらにもおさまるほどの大きさで


あたためられてすくすく育つ
産毛はだんだん寄せ集められて太くなり
気付け ....
小さな星が僅かに光る

近未来的な都市で

黒い煙に包まれて消える

電話の向こうで話す人間は

どのような輪郭の持ち主なのか

君の首を絞める夢を見て

いつも起きる時は冷や ....
なんだか淋しくて空を見た

ダークブルーの空に
魚がいた

風が吹くと
魚は消えた


なんだか淋しくて湖を眺めた

エメラルドグリーンの湖に
私がいた


ゆらゆら揺れ ....
僕だって泣きたいよ

いまの状況が分からない

好きなんだ

タイミングが分からない

もう泣くなよ

どうしたらいいか分からない

ねぇキスするよ?
夜が起き出して
今夜はと舞台衣装に着替える
黒い不安と白い恐れの鍵盤を
交互に叩くその曲は
泡立つ恍惚の光り

濡れた海を拭くように
満月の落した布が
昼と夜の境界線から漂う
かもめ ....
地下鉄は地上よりは涼しかった

青信号を手を挙げて渡る小学生を見て

まだまだ捨てたもんじゃないと一人で頷いた

混ざらない綺麗な夢を見たいな

明らかに時間切れだけど

必死でし ....
 
 
想いが募れば募るほど


激しく燃えるともしびよ


己の想いを命とし


燃える運命(さだめ)のともしびよ


いつかは消えると知りながら


想いを燃やし続けてる


全ての想いが尽き ....
 
 
どうにかなると思ってた



なんとかなると信じてた



願えば叶うといったのに



どうにもならない事もある‥



せめて貴方に届けたい
 ....
“熱が冷めた”らしい。

きっと、時の流れが君の心に入り込んで、少しずつ熱を奪っていった結果なのだろう。
幸福や悲しみ、怒り。
時間には、様々な熱を冷ます効果があるって聞いた事がある。
 ....
この線から出たらダメ


頑張ってよ
って背中をたたく私の右手

何度もうなずき
力なく笑うあなた

一生一緒だけど

この線からは出たらダメ


今は一番お互いをよく知る ....
本に挟んでおいた

しおりの行方はまだ分からずにいた

どうしてかな

簡単に人を裏切るのに慣れてしまったのは

有効期限まではまだまだだけど

速めに使っていよう

自分さえ ....
{引用=うずくまる。
からだの表面積をちいさくして
世の中の37%を遮断する。


わたしのまるいふくらみと
わたしのしろいふとももをくっつけて
ひとつ。にすると
やわらかな鼓動を感じ ....
インダストリー あなたはかよわい

朝つゆを映し 虫の動作を録音し
脳ブロック積み上げる快楽

ピカピカにみがいて
荒々しくけずって
求める声のうつろ

傘の骨ならかめばくだける ....
偶然見付けた奇跡を

大事にとっておいたけれど

奇跡は重ねれば薄くなるもの

そうして消えるのにはたいして

時間はかからなかった

森羅万象とは全てのことを言うらしい

理 ....
いつもいつも
きみのこと
考えてるわけじゃないよ

ただ
青空を見上げて

時々
どうしてるかなって
思い出すんだ

胸につかえができて
切なくなる

もうあえないきみが
 ....
僕は 海のそばに住むことにした

十月の浜は ひとけがない
足跡もなくて 夏よりきれい

海の家は ほったらかしで
風鈴がやたら 鳴っている

冷たい風に ゆれる
ガラスの音で 空気 ....
ガラスの向こうで雨は
規則的に降り続いていた

ベランダの花を
静かにたたいていたのは
儚さに惹かれた空の
答えのない 問いかけだったのだろう

いくつも落ちてくる雨粒

空から僕 ....
ともだちと
ばか騒ぎ

たのしいなぁ

こんなに笑ったのひさしぶり


けど

うちに帰ったら

…ふぅ

すごい
肩がこってる
揺れる花は荒野に一輪だけ

その上で流れた一線の流れ星

空間は穏やかに過ごしていた

まだまだ口にだしていない言葉は

たくさんあるけれど

それもこの花が枯れる時には言えるだろ ....
熱い光はただ重なって
そっと重ねられて


渋滞した道でせわしなく鳴るクラクションも
軽やかに散歩する犬の太くて短い声も
光に飲み込まれてかき混ぜられて
珈琲に落としたミルクみたいにぐる ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リアリストと月- あ。自由詩14*09-9-29
Left- 小林 柳自由詩3*09-9-29
たまにはこんな- ふね自由詩409-9-27
棒人間は今日も黒い涙を流す- こめ自由詩1109-9-27
spiral- 伊織自由詩609-9-25
‐シャボン玉‐- ‐弘‐自由詩1109-9-25
無題- 舞狐自由詩7*09-9-24
色遊び- cass自由詩1*09-9-24
やられたら?- cass自由詩3*09-9-24
‐夕焼け空‐- ‐弘‐自由詩509-9-24
言葉、へ。- あ。自由詩11*09-9-24
黒い空の下では今日も少年は掴み取る為に走り続ける- こめ自由詩1009-9-23
まやかし- 舞狐自由詩3*09-9-23
ぬくい- cass自由詩2*09-9-23
- 乱太郎自由詩10*09-9-22
サグラダファミリアにぶつかって- こめ自由詩14+09-9-21
‐ともしび‐- ‐弘‐自由詩209-9-21
‐小さな光‐- ‐弘‐自由詩209-9-20
冷めた熱の行方- 三奈自由詩12*09-9-20
越えない勇気- 舞狐自由詩5*09-9-19
しおりの行方はわからない- こめ自由詩609-9-18
うずく、まる。- 夏嶋 真 ...自由詩4909-9-17
生産ラバーズ- pikopiko自由詩209-9-15
森羅万象- こめ自由詩1209-9-14
祈り- 風音自由詩209-9-14
暗くあたたかい所へ- 小林 柳自由詩3*09-9-14
雨の一滴- 小林 柳自由詩3*09-9-12
ともだちとあそんだ日- cass自由詩3*09-9-12
透明な傘- こめ自由詩1409-9-11
初秋、夕暮れに- あ。自由詩20*09-9-9

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