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白い街に灰が積り
君の姿を見失ってしまった

壊れた棚の中にある
透明な器に君が映り

追いかけても追いかけても
君には追いつけない


息を切らせて顔をあげると

鏡に映った ....
午後 4時44分

見上げると
東の高く

薄い青空に
少し欠けた

白い月が
浮かんでいた

立春もとうに過ぎたのに
しばらく
引きこもっていた

たまっていた
所用 ....
ひどく清々しいわ
この青い青い空を蹴り飛ばしたいぐらい

ねぇ、聞こえている?
赤い赤い花が似合うって言ってくれたわね

私の嫌いな、赤
貴方が残す、赤

愛しさと憎しみの色だとでも ....
網戸に
みっしりと

あたしの嫌いな

蛾が
はりつている

義母が
買ってきた
生貝を
食べる



喉元に
違和感を覚える


吐く

あたしは
貝殻の ....
ココロ、ぽっかり
開いた穴

何で埋めよう?

手持ちのアイテムは
ため息に汚染中


ココロ、じんわり
麻痺した穴

何を失った?

痛みは遠いところから
私を責める
 ....
27で父を亡くした

あのとき
あたしは
もぬけのからになった

数ヶ月
母と暮らした

父の大きさを
影響を
思い知った

もう
何十星霜も
たっているのに

未だ ....
私を中止
銀行も郵便局も宅配便も
逃げたりなんかしないはず

私を中止
いくらか家事をしなくたって
後ですれば済むこと
そういえば子供の頃
一生家事をすると思うと
気が遠くなった
 ....
その小窓の外の風景に目を向けた

その小窓の外の風景は切り取られていた

その小窓の外の風景に対して額縁を認めた

その小窓の外の風景をコーヒーを飲みながら観賞した

その小窓の外の風 ....
南極 と 北極

空 と 海

月 と 太陽

男 と 女

好き と 嫌い

*
*
*
*



両極のようで
いて

みえない
磁気に

引かれ
 ....
自分の勘のよさにいらいらする

人と話すのがいやんなる

窓から雲を見る

布団の中に入る

このままいってしまおうか

お母さんの編んでくれたマフラーを触る

視界がにじむ
 ....
i am a key
because i'm flying the world

talk their justice
it's your fort
be their wish
it's  ....
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ

運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた

 ....
目覚め
長針が4回まわる
淀みから助けられた

目を見開く
気になる
気になる
ただそれだけ
そんな中でも幾らかは
生活を繰り広げる

労働
長針が5回まわる
疲労感から助け ....
気がつくと

インスタントラーメンを食べている

雪で 食材が底をついた 
 はい ラーメン

昼食 何にしよう 
 はい ラーメン

ちょっと 小腹が空いた 
 はい ラーメン ....
粉雪を一匙 タールの海へ

雪は 己の向かう海の混沌に慄き
黒き水は 己に映る雪の清純に恥じ

互いが互いを避けようと 狭い箱の中を廻る

そして 目の前の丸鏡を見て気付く

雪は  ....
引きなさい

少しは
引くことを
覚えなさい

愛しい人から

 しつこいよ

なんて

最低
最悪の
オンナだから

引きなさい

いい加減
引くことを
覚え ....
眠りにつく
まるで吸いこまれるように

悪夢

寝ても覚めても
夢の続きのようで

今 そして ここ

リアル?それともバーチャル

届かない
届かない
決して

それ ....
私にとってあなたは特別な存在
その雄大さ故に私達を翻弄する
あなたの巨大さで世界を見ると
私なんて砂の一粒とも同等だろう

そういえば
火星にあなたが居た痕跡があると聞いた
本当なの?
 ....
怒りよ
悔しさよ

あたしの中に
ぐすぐすとくすぶっている
未開なるチカラに
火を点けよ

生まれたときからそうだった

双子は片割れと
比較される
両親の愛を
奪い合う
 ....
ずっと抱え込んでいた
薔薇の香りの生ごみを
思い切って 捨てましょうや
上空の毛細血管が 
寒いよって 痺れてて
まだまだ痛々しいけれど


見えない未来に 泣いたっていい ....
おひさまの光
たくさん 浴びて

今年もまた
たんぽぽの花が咲くよ

あげるものが何もなくて
慌てて摘んだ たんぽぽの花

最後にあたしがあげたもの

ねぇ
今年もたんぽぽが咲 ....
――誰といたの?
  誰といるの?

薄い愛を囁く
熱い舌

哀れに自惚れる鼓動を
愚かだと嗤ってくださいませ

眼差し、温かく
増していく、黒


貴方のペースに引き込まれ ....
両腕を失ってうしなうもの
ギターをかき鳴らすこと
新しい服にそでを通すこと
愛撫

両脚を失ってうしなうもの
休日の足の指の爪切り
じだんだを踏むこと
スキップ

手足を奪われ ....
唇を重ねたように
息がつまりそうな真夜中
声を荒げて
逃げだしそうになる都会の真ん中で
小さな羽虫たちは
か細い灯りに寄り添い
汗臭い涎を垂れ流している

相槌のない会話が延々と続 ....
冷たく大きな手を離すと
冷たい雪は溶け始め
温かい雨が降り出した

雪が溶けるとはしゃぐ君は
クルクルと回って
「もうすぐ春だね」と
残酷な言葉を吐き
「早く来るといいね」と
嘘の言 ....
自分の為に
詩を書こう
可愛そうな
自分の為に

とか
思った事もあったけど
やっぱ俺
疲れてしまって
しんどそうな
そんな人達のことを
クスッと
小さく笑わせたい

それ ....
鉦のおと 弦のおと
おらぶ声 鬨の声

「カナシイ」が寄せる度
私は頭を下げる

ひたすらに ひたすらに

「カナシイ」とは笑い話
私は涙を落とす

ひたすらに ひたすらに
いつか、遠い未来に

いや、もしかしたら明日かな

人間じゃない生き物みんなが

人間に総攻撃をしてきても

人間は助かろうとしてはいけないんだ

人間はそれを受け入れなきゃいけな ....
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

ホストの言う台詞を間に受ける程に
楽しく酔っ払ってしまえていた彼女を
心底 羨ましいと思った。

どうしても 他人の台 ....
瞳が心の窓なら

声は心の 色
だろうか

その大きさで
ささやきで
吐息で

微妙なトーンで
心の位置が
感じとれる

かんちがいだった

わかっていないのは
あたし ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5639)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
再生- 影法師自由詩311-2-19
白い月- 森の猫自由詩16*11-2-19
カラーズ- 涼深自由詩5*11-2-18
欠片- 森の猫自由詩7*11-2-17
First_aid- 涼深自由詩211-2-17
父の影- 森の猫自由詩6*11-2-16
中止- 小川麻由 ...自由詩3*11-2-16
風景- 小川麻由 ...自由詩2*11-2-15
極(きょく)- 森の猫自由詩7*11-2-14
ふとしたこと- くろきた自由詩6*11-2-14
no_name- 宮岡絵美自由詩211-2-14
黒き稲妻- モリー自由詩9*11-2-14
サングラスが欲しい- 小川麻由 ...自由詩2*11-2-14
コイケさんに、なった気分- 森の猫自由詩11*11-2-14
ブラックコーヒー否定論- 木田隆次自由詩311-2-13
引く- 森の猫自由詩6*11-2-13
お伽話- 風音自由詩111-2-12
あなたが居ないことには私達は始まらない- 小川麻由 ...自由詩4*11-2-12
怒りよ!- 森の猫自由詩5*11-2-11
『決別のとき』- 座一自由詩611-2-11
はじめのたんぽぽ- 山崎みふ ...自由詩5*11-2-11
Instinct_—紫陽花—- 涼深自由詩311-2-11
ジョニー- シホ.N自由詩311-2-10
息遣い- 乱太郎自由詩15*11-2-10
春雨- 影法師自由詩211-2-10
自分の為に- 和田カマ ...自由詩4*11-2-9
ひたすらに- トキハ  ...自由詩4*11-2-8
生き物- くろきた自由詩1*11-2-8
*_ハブラシ- 藤鈴呼自由詩1*11-2-8
- 森の猫自由詩8*11-2-7

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