すべてのおすすめ
振り向かないでね
そのまま
そのままでいて
わたしが抱いている
この肩が
この首が
この背中が
わたしが全身を抱きしめているから
だから
物音がしても
振り向かない ....
芽吹きの季節とはいえ
冷たい風が菜の花を揺らし
川面を颯爽と走る
光が流れていくのを
ただぼんやりと見ていた私は
纏わりついた髪をすき
静かに歩み始める
荷物は案外少なかった
....
世界を手にとれない
小さな手
サミシサに
ひと粒の砂さえ
握りしめて離さない
さまよう私の
うつろう心の
冷たい手
駅前の
風景が変わった
再開発の名で
故郷は跡形もなく
クレーン車が行き交い
ミキサー車がひっきりなしに出入りする
変わりゆくもの
どっちみち
変わっていくのだろう
....
私は思考の海にたゆたう小宇宙
早く真っ白になれればいいな
嬉しくて サラサラ
哀しくて サラサラ
サラサラ サラサラ
おもいは流れる
流れ流れて
青空に溶けていけばいい ....
真白にそめあげる雪を見て
私は考えた
白とはどんな色だろう
染めるものでなければ
染まるものでもない
端然と 静かに
無音で 沈黙し
そこにある白
拒否し
包含し
白は ....
予定のない週末に
予定を入れた
噴水を見に行く。
それで噴水を見に出かけた
ぼんやり缶コーヒー飲んだ
マラソンする人をながめた
虹が出た
ひとりぼっちだった
予定 ....
気づいたら
いろんなひとが
両手で込めて
差し入れてくれた
おにぎり
箸もつかえないくらいに
元気なくなったとき
たべるといいよ、って
おにぎり
すかすかの ....
わたしは
耐え切れなくなって
海へと走りこんだ
冷たい海に
飛び込んで
もう
これ以上はもう
わたしは大声で泣いた
真っ青な海の中で
浮き上がったわたしは
....
終わったぁ〜
首やら肩やらあちこちが痛む
大きく伸びをして
首を傾げて
ギュウ、としこりを押すと
痛/気持ち いい
そんなとき
君のことを思い出す
....
愛することは
お互いが
惹かれあうこと
愛するとは
互いが
思いやりを
持つこと
愛するとは
信じあうこと
愛するとは
お互いの
違いを認めること
愛するとは
....
見せ掛けでもなく
偽りでもなく
お互いに
信じあえるような
本当の
恋がして見たい
あなたの
そのままの
姿を見せて欲しい
あなたの
本当の
愛で
私を包んでほしい
....
静寂
響く規則正しい音
呼名
瞼を持ち上げかすかに
見上げるあなた
いつの時をみている
そこに映るは
白き天かそれとも
遠き日のあなたか
呼吸
静かに刻む
命
それ ....
夢の終わりから
はじまる今日は
いつもその夢をひき
ずって
きみの
夢をみた朝は
なけちゃうの
だけど
ずっと
し、
あわせ
わたしが誰かに優しくしてあげると
そのひとがまた誰かに優しくしてあげて
またその誰かがまたちがう誰かに優しくしてあげて
まわりまわってしらない間に
わたしが全然しらない誰か ....
悲しくても
人に言えないことある
話したくても
話せないこともある
泣けばいいさ
気がすむまで
思う存分
泣いたらいい
気がすむまで
悲しみを
忘れてしまうまで
今夜 ....
南の島で
君を見た
その日から
日に焼けた
素肌が
忘れられない
南の島で
ひとり
海辺で
遊んでいる
君を見つけた
たった1日だけで
君を好きに
なってしまった ....
死にたくなるような
寂しさ
むなしくて
せつなくて
胸が
痛くなるような
孤独感
あなたは
感じたことあるだろうか
言葉なんて
いらない
ずっと
あたたかく
そばにいて
....
どうせ
さすらうことばかりで
生きてきたのだから
目差すのは
このまま海へ
端から端まで海
どこまでもどこまでも海
涙零しても
どうせ海の味と同じなのだから
冷た ....
確認しないほうが
幸せなことって
あるよね
確認しない幸せ
私はもう君に
確認しない
君も私にもう
確認しない
幸せでいよう
私の日々は
確認せざる終えない位置 ....
この世は 皆 Black or White
Grayなんてものはないさ
それ ただ 曖昧
白か黒 黒と白 白は黒 黒も白
Grayなんてものはないよ
それ マジ 無い無い
白のような黒 ....
定期券をなくした
毎日通った
半年定期だった
あの人のこころゆきだった
なくしたので
きょうは切符を買って行った
帰りも切符を買った
ならんで買った
電車は混んでい ....
果てのないような冷たさの
季節にあって
白い六角形の粉末は
人間の傲慢を
目覚めさせてくれるようだ
横に吹き荒れる風を友にして
人の造った灰色の道を
埋めつくし
道と道でない境界線 ....
静かに
長く連なる
落下して
地面の
ずっと奥深く
張り巡らされた手から
温かく
吸い込まれ
生命の源となる
それは
凍りついた世界を融かし
別れを告げ
訪れを呼ぶ
....
見上げれば
青い空
白い雲
飛行機が白い軌跡を残して
バトミントンなんかしちゃったりして
出来すぎた木曜日
よく晴れた木曜日
ちょっとはずかしくて
でも
こん ....
飛んでいる鳥を
「優雅だ」
なんて、いうな。
きこえたのは、レクイエム。
北か、南か、東か、西か。
はこばれてきた、レクイエム。
名もない鳥、風にとばされ、死んでっ ....
朝のはじまりが
私より早くなった
がんばろう
緩やかな変化と共に
この小さな箱庭で
生きていくんだ
大切な人たちを
大切にして
生きてゆこう
数分先の未来に
....
誕生日がきた
子供のころ
思い描いてた大人とはちょっと違うけど
大人になって
自由を手にした
知らないこと
知らないって今なら言える
かっこつけな ....
ぼくらは
朝の光を
深呼吸する
からだのすみずみにまで
光がゆきわたって
ぼくらは
光だ
この暗い世界に
明かりを灯す
光なんだ
きっと
高校はへんさちで言うと
中の上のへんで
商店街の本通りが見下ろせる
屋上でいつも
ちよちゃんと並んで
お弁当を食べました
たわいのない話
ゆめや
男子のこと
テレビや
音楽のこ ....
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