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まどろみのなか声が聴こえる
夜の部屋でいくつもの窓に飛び込んだ先
蜘蛛の巣は自由のパロディ
嗚呼おそろしいゴッドファーザー
暗い海に逃げ込んで
真珠を飲みほして眠るから
ボクの寝言に返 ....
真緑の水に素足を浸けているみたいだ


それは遠い日の御伽話


純粋だけで生きていけると思っていた頃


何にも縛られず


何からも独占されず


自由に ....
雨が降ればいいのに

たなばた

空の上のふたりの恋の話なんて
どうでもいい

だって自業自得でしょ?
天罰でしょ?

でもいいじゃない、年に一度きりだって
逢えるんだから

 ....
ドクドクと湧いてくる闇

一人鏡を見つめながら
その闇を見つめる。

遠い記憶
蘇る日常
迫り来る闇

どうして一人・・・・

あなたは助けてくれない

深い闇がどんどん私に ....
帰宅の
駅のざわめきに
隠されて降りつづける
夕立
だれも見つけることができない(のは
だれもが濡れて
まばゆい、構内の
あしもとから順に深海になって

快速電車が文字の編み目を ....
石で打たれるような
犬に追い立てられるような悲しさに
居ても立ってもいられなく
ただただ早く帰りたかった
日没に向ってひたすら走り続けた


貝のように固く握りしめている
決して手放し ....
カーヴを曲がりきれないままタイヤを思わず擦り減らしてしまった 
真夜中の夏は 透明な明方に消えてったのさ
万華鏡の世界は浮かれっぱなし ワルツは終わらない
いらついた銀の太陽を あの子 打ち鳴ら ....
それは視聴覚室で。


理科実験室で。


密かに温めた恋でした。


けれど卒業は


総てを拭い去ってゆき


思い出も


交わした言葉たちさ ....
空想妄想現実逃避。


分かってるんだ。


あの人が私を好きになるなんて


1%の可能性もない事。


でもやめられない。


夜毎あの人を想って泣くんだ。
 ....
花柄のおしめ
              120703


予報1時間雨量65ミリもなんのその
がらがらとかーちゃんが洗濯機を回す音がして
束の間の休戦が破られたと知り
たちまち575の ....
すれ違うだけで、
空へと舞い上がれる気がする。
有頂天な私を誰かが笑っているかも知れない。
目が合うと、
私の息は、ハッと止まる。
やさしい風が、私を包む。
このまま、地面には戻らないでい ....
小川のような楽譜を背泳ぎして
フルートを手にする君
瞳を閉じた音色は
君の夢をまさぐって青い湖に案内する
歌詞はそこで一隻のボート
僕は向かう方向に背を向けて
ひたすら歌いながら漕ぐ
 ....
つかの間の逃避。



たまらない孤独感を
どうしようもない寂しさを
体からつかの間
切り離すための逃避。




愛情に包まれて
狂ったように
身を任せる。



 ....
ほんとうの とか
にちじょう
とか

うそ


ふくめて


ぜんぶ 愛したら
裏返って照れちゃって

それで
泣いてしまうのかな





泣きながら頬 ....
もし
なんの気兼ねもなく
あなたの隣に
佇むことを
許されたなら…

穏やかな笑顔を
あなたに
贈り続けよう。


なんだかまるで
決意表明のように
私の気持ちに
広がった ....
この世でいちばん無用なものはなにかというとじぶんなのだが
それでは書き手がいなくなってしまうので
とりあえず駄文を綴れるうちは生かしておこう

いつも思うのだがじぶんを生存的に維持するだけなら ....
ところどころ淀んでいる、日々のあわいに
用意された長椅子に座ると、
世界が淘汰されていく
眼前には池があり、蓮が眠っている


見たことのない男が隣に座り、
見たことのない水母の話を続け ....
きみが
いった

ああ 
それがこれなんだよ 
って
って
って
みせた


                    赤


りょううでを
ひらいた
せつなに
し ....
ロケットは飛び立った
ぼくは母に手を振りサヨナラを告げた

宇宙からぼくは
丸く青い夢にまで見た地球の姿に歓喜して
月や火星を探検した
月にはウサギがいたし
火星にはタコみたいな生き ....
セルカンの本当の業績とは何だったのだろう
誰にでもわかる嘘をつく背後に
宇宙エレベーター


ニコラ・テスラの世界システムで
胎動する電磁波の振動に揺られて
血みどろの電流戦争


 ....
折り畳み傘の畳み方には コツがあって
器用ではないのに私は そこは 得意で
自慢するほどでもないことが一番素敵で

端麗に畳まれた造花の朝顔を傘だと指差した指が
私の人差し指をちいさ ....
豆腐の角

これで死ねるか

可能性はある

お前の冷たい息で

岩の様に固く


一撃必殺の

トルクフルな

円弧を描いて

直撃ならば


血潮に染まった ....
    窓を開け放ち
   空気を入れかえる

朝の訪れを遮ってだらりと垂れ下がる
 色褪せた思想を派手に揺らし
  この胸を蝕み患わせている
積もりに積もった誇りや死っけを吹き飛ばし
 ....
半分皮を剥がれた人体模型


ホルマリン漬けの胎児


『密会』と言う名がふさわしい場所


此処で総てが始まり、総てが終わった


もう二度と戻らない蜜月


 ....
本がサンドウィッチされた日本語を
シャンプーリンスして
バスタブー跨いで
くばるいばる
うすきみわるいとりこは
わたしを吸収合併した
いぶりだされ
むしりとられ
なめられた
計算低いわたしの皮 フた ....
いつの間にか、見えなくなってた
いつの間にか、聞こえなくなってた
いつの間にか、届かなくなってた

いつからだろう、この声が
空を裂いて重力通りに
地球に染み込むようになったのは

い ....
吐く息が白くなって

煙草の煙と区別がつかなくなる頃

私は失恋をして

ショートホープを買った

短めの煙草は

涙が乾くのも待たない
夕べ僕はかわいい嫁さんをつかまえるために落とし穴をほっていたが
落ちていたのは中年の酔っ払いだったのでそのまま埋めてしまった
週刊誌の運勢をみたらあまりに悲惨なので世の中を憎んでいた

退屈で ....
梅雨の隙間がもたらす
  フォークダンスのひとときを
ウラノスに捧げようとしているのか
     足太鴉がわめきあっている

まさか 住宅街での縄張り争いでもあるまいに
それとも 恋の鞘当 ....
世の中は 白かった
消雪パイプは 噴水の如し

進まぬ小説の 後姿だけ 追いかけながら
馬のケツみたいだなあと 思う

とんがり帽子の先っちょで 突っ突いたら
やっぱ 痛いかな 我慢 出 ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ヴァーチュアル- 自由詩212-7-6
真緑の水- 永乃ゆち自由詩8*12-7-6
それはまだまだ幸せのひとつで- ちゃむ自由詩512-7-6
闇の中- 月乃 姫 ...自由詩212-7-5
家路- 伊月りさ自由詩7*12-7-5
空っぽの手のひら- ただのみ ...自由詩21*12-7-5
ミルキーウェイ_アイロニー_夢見がち- マーブル自由詩112-7-4
視聴覚室で。- 永乃ゆち自由詩3*12-7-3
空想妄想現実逃避。- 永乃ゆち自由詩4*12-7-3
花柄のおしめ- あおば自由詩6*12-7-3
爽空- みみりん自由詩212-7-3
- 乱太郎自由詩24*12-7-2
逃避- 日向なつ自由詩112-7-2
告白- 佐藤伊織自由詩312-7-2
笑顔をあなたに…- 日向なつ自由詩112-7-1
いきる(脳力)- 梅昆布茶自由詩1412-7-1
混沌- 望月 ゆ ...自由詩6*12-6-30
ひらく- 佐藤伊織自由詩212-6-30
ロケット- 自由詩212-6-30
Dear_セルカン- 佐藤伊織自由詩212-6-30
雨上がりに開く傘のおはなし- るるりら自由詩1912-6-30
鈍器- ドクダミ ...自由詩212-6-30
いつか世界の窓が開かれると- ただのみ ...自由詩15*12-6-30
人体模型は愛を囁くか- 永乃ゆち自由詩6*12-6-30
とりこ- 阿ト理恵自由詩7*12-6-29
反重力希望- なきり自由詩312-6-29
ショートホープ- 永乃ゆち自由詩7*12-6-29
夕べ僕は落とし穴を掘っていた- 梅昆布茶自由詩19+12-6-29
光のサウンド(九)- 信天翁自由詩312-6-29
今日と言う_朝- 藤鈴呼自由詩1*12-6-28

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