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風かよふ春のあした
霞よりほのかにうち出でたる葉の
えもいへぬ色に誘はれて
ゆくりかに歩きつつ空を眺む
後ろより聞こゆる鳥の声は
春の宴にぞ思ゆる
よろず風の詩なり

いづこから流れく ....
「たいして格好よくもないし金もないし
 これといってとりえもないのに
 なんで俺みたいのと一緒にいるの?
 どこが好きなわけ?」って訊くから


「あなたのそういうとこ。」って答え ....
また買ってしまった…
飲みたくもない抹茶みるく

あなたがおいしいって言ったから

もう忘れたはずなのに
私は抹茶のほうが好きなのに

あなたが私にみるくを入れたから
もう抹茶には戻 ....
どこまでも続く桜並木の先に在るものを
確かめたくて
あなたと手をつなぎ歩く

親子ほどにも見られそうで
控え目なあなたの腕を
胸元にまで引き寄せ
歳の差なんてね

桜は潔く散るから美 ....
風に弄ばれ、雨に嬲られ
春の欠片は
華やかで暖かで
何処か哀しい

春一番と供にやってきた
サクラ色の季節は
緑色に変容して
ひねもすのたりと
猫とうたた寝中
寝過ごしたりしな ....
夕暮れに爪を切る
夜 爪を切ってはいけないよ  と
いつか誰かに言われたから

冷たい風に
見上げれば
うすくうすく うすい空色
ほそくほそく 細い三日月

泣きたいほどに
 ....
ぼんやりとした光が
畑を一面に降り注いでいます
真っ赤な郵便局のバイクが
畑の中を通り過ぎて行きます
なんだか春らしい
道の草が風で揺れています

ゆるやかに道が曲がっています
雀が私 ....
暗い暗いトンネルの中
やっと見つけた微かな明かり

触れてみると
ほのかに温かくて
融けはじめた心
湧き上がるのは感情
{引用=あぁ ここはトンネルなんかじゃなくて
あかるい太陽の下だ ....
馬はずっと土の中で
千年以上も埋まっている
生まれた時は丘の上にいたが
数え切れないほどの戦乱と
自然の変化によって
冷たい土の中へと潜っていった
それでも馬は
丘の上から見た日の出を
 ....
君の手は空には届かない
当たり前だけど

けれども最初から
そう思っていたら
君は何もしない人になる
無理だとわかっていても
やってみるのもいいものだよ
ああやっぱりダメだったね
そ ....
あなたにくっついてると

なんだかいつも眠くなるの


あなたの匂いは眠くなる匂い

とっても安心する匂い

私のいちばん好きな匂い
あの電車に乗ってゆけば
雲を見ることができる
今はまだ春だから
風の歌はきっとやさしいだろう

あの電車に乗ってゆけば
海を見ることができる
今はまだ春だから
波の音はきっとおとなしい ....
農夫だった祖父は
ある日
自分の土地に
油田があることを見つけ
大金持ちになった

父は働く必要がなくなり
暇さえあれば
世界を飛び回り
グローバル
という言葉が口癖になった
世 ....
寝過ごす街に喝を入れるのは
ピンヒールの靴音

一年中食べ過ぎたり、飲み過ぎたりする街が
眠り姫の物語する季節は春

ぽっかり微笑む陽射しに
散歩中の乳母車の赤ちゃんも
営業中の働 ....
私が消えたら
泣いてくれる人がいるから
今日を頑張れる


大切な人が消えたら
泣ける想いがあるから
明日も頑張ろうと


そんな風に思える幸せ
夜が
更けていくと
ほつほつと
灯る
微熱の痛み

37.2度の
隙間から
零れる昨日
裏返る
あした
だから
つまり
なにもないのさ

首筋に
うっすらと汗
瞼の裏 ....
ひたすら書き続けたペンは
その日はとても疲れていたので
家に帰るとすぐにお風呂に入った
湯船の中はとても気持ちがよかった
窓をそっと開けると
葉桜が街灯に照らされて
心を癒してくれた
外 ....
その上目遣いのまなざし
裾に纏わりつきながら
思いっきりの
甘え声で
欲しいものをおねだり

あなたの笑顔は。わたしの総てだった

もう少し我慢したらと
皆に言われた
おとこのひと ....
わが道を行く
自分の道
いったいどこにあるの?

人生のレール
決められたレール
それもどこにあるの?

あなたには見えるの?
私には見えないよ

栄光に向かって走る列車 ....
乾電池は夢を見ていた
水の上をぷかぷかと
浮きながら流れてゆく夢だった
ただ水の力だけで動くことが
不思議に思った
乾電池にとって
何かを動かすには
電気しかないと思っていた
夢の中で ....
波が編む細やかなレースが
爪先の向こうで結ばれてはほどけ
刻と陽射しは
翡翠や白の模様をすこし深くに施す

水平線、と呼ぶには平らな
空と海の境界を見ながら
こうして言葉を探す自分を思う ....
時計は歌いたくなった
毎日あまりにも同じリズムなので
いつもとは違う
もっと波打つような
そんなメロディーを求めた
いろいろな楽譜を見ながら
自分に似合う曲を選び始めた
秒を刻む歌よりも ....
月が影に隠れる頃
桜は涙を流します
はらはらと落ちてゆく
一粒一粒の涙は
地面に落ちて
道に溢れてゆきます
桜の涙はやがて川となり
月を追いかけて
どこかへ消えてゆきます
きっと春の ....
昨日の未来は
今日はまったくなかった
あれだけはっきりと
見えていたはずだった
昨日の未来は
初めから存在していないかのように
今日には現れなかった
その代わり
今日の未来が創り出され ....
あの時サ、カあサんにツケバ
きっと素直にパパに
おめでとうって
言えたかもしれない

あのひとが
好きとか
嫌いとかじゃなくて

どうしても
逆さまの箒と一緒に
さかさバケツ ....
左右交差する電磁物体

愛してるということが

こんなに苦しいこととは知らず知らず

底なし沼のように甘い恋におぼれて沈んでいった

そとんど無のような毎日にせめて

有 ....
ある学校の授業で
問題が出されました

イヌ クマ ヘビ ヒツジ ウサギ
この中で仲間外れはどれ

先生も生徒も
別に答えは何でもよかった
答えの理由を楽しむ
そんな問題でクラスは盛 ....
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり

信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり



ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ

おか ....
あっ、春が飛んだ
今、飛んだ
すぅと、まっすぐに
春が飛んだ
とてもうれしそうだ

おや、あっちでは
春が跳ねている
清らな音で跳ねている
春のリズムで
なんだか楽しそうだ

 ....
産まれて来たからには

そりゃあもう生きるしかないのよ


理由なんて特にないけれど


それでも死にたいなんて

レモンの酸っぱさ知ってからでも

遅くないと

 ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風の詩_★_古語の宴_参加作品_★- ぽえむ君自由詩9*07-4-23
どこもかしこも- 優飛自由詩5*07-4-23
抹茶みるく- 夕焼け空自由詩5*07-4-23
さくら、ふたたび- 恋月 ぴ ...自由詩38*07-4-22
*さくら2007*- かおる自由詩7*07-4-21
三日月- さち自由詩9*07-4-21
なんだか春らしい- ぽえむ君自由詩12*07-4-21
勇気を持って- 優飛自由詩3*07-4-21
土の中の馬- ぽえむ君自由詩7*07-4-20
君の手は空には届かない- ぽえむ君自由詩14*07-4-20
ジャスミンティーよりも- 優飛自由詩9*07-4-20
あの電車に乗ってゆけば- ぽえむ君自由詩13*07-4-19
親から子へ- ぽえむ君自由詩8*07-4-19
*春に過ごす*- かおる自由詩11*07-4-18
幸せのカテゴリー- 優飛自由詩4*07-4-18
微熱- 夕凪ここ ...自由詩707-4-18
お風呂上りのペン- ぽえむ君自由詩6*07-4-17
- 恋月 ぴ ...自由詩18*07-4-17
マイウェイ- 優飛自由詩6*07-4-16
乾電池が見た夢- ぽえむ君自由詩12*07-4-16
海風- 銀猫自由詩22*07-4-15
歌う時計- ぽえむ君自由詩14*07-4-15
桜の涙- ぽえむ君自由詩9*07-4-14
未来たちは- ぽえむ君自由詩4*07-4-14
*さかさバケツ*- かおる自由詩11*07-4-14
僕が・・・・・・・・・貴方を好きになっていいですか?- こめ自由詩1007-4-14
仲間外れ- ぽえむ君自由詩8*07-4-13
愛だとか、生きるだとか、- わら自由詩14*07-4-13
春が飛んだ- ぽえむ君自由詩11*07-4-13
酸いも甘いも- 優飛自由詩6*07-4-13

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