すべてのおすすめ
子供のころに
見ていた
夕焼け空は
まるで
体ごと
つつんでくれる
母親の手の
ぬくもりみたい
今日も
きれいな
夕焼け
あのころに見た
夕焼けのように
きれいだった ....
さようなら
君の事は
忘れない
そういって
あなたは
去っていきました
あなたの夢は
必ず
かなうから
あきらめないで
あなたらしく
自分らしく
輝いて
歩いて行 ....
飲み込んだ寂しさは
夕日の味がした
あまりにもさっぱりしていて
麦茶みたいだ
その素っ気なさに
耐え難い孤独を感じた
夕日の味がした寂しさは
冬の麦茶みたいな
黄昏の色をしていた
....
わたしの中、唯一
開かれた小さな窓から
ぼうっと眺める
つながる点と、点たち
ペンシルが弧を描き
強弱をつけながら
行き先を定める
それは幾重にも覆われ
その鼓動さえも
....
ナゼヒトハ
カンタンニ
『シネ』
『シニタイ』
ト
カルガルシク
ユウクセニ
イザ
『死』
ニ
ムカウトナルト
イ ....
夏の終わり
もう
秋が近くに
来ていた
とんぼが
飛んでいる
たくさん
たくさん
橋の下の
川に
飛んでいる
えさを
さがしているのか
あっち
こっち
行ったり
....
陽だまりの中で
広い野原を
子猫たちが
とびまわっている
草や
花を
口にしながら
じゃれている
まるで
会話を
しているかのように
迷子になった
子猫たちは
鳴きな ....
オーロラって
とても
きれい
空一面を
いろんな色で
飾っている
いろんな色が
あたり一面に
広がっていく
まるで
いくつもの
光を見ているようだ
オーロラは
と ....
素敵な夜を
二人でナイト
今夜はもう
帰さない
二人だけの夜
すてきな夜を
今夜は二人
今夜は
帰さない
すてきなナイト
今夜は
眠らずに
踊ろう
すてきなダンス
....
明日は
卒業式
それぞれの
思い出を胸に
新しい道へと
旅立っていく
三年間
過ごした
友だちとも
もう
お別れだ
みんな
みんな
新たな
希望を
抱いて
それ ....
日曜日の朝なら
町内会で
いい天気になる予感よ
白くて洗いたてのかっぽうぎを着て
三丁目の公園で
おにぎりをにぎろう
おばちゃんたちは
生きることそのまんまのように
ぱわふるよ
....
俺のクラスには 姫がいる
―{ルビ小鳥姫=コトリヒメ}―
小鳥姫は 俺の恋人であり みんなのアイドルだ
白鳥と インコと 燕
それらの良い所だけを 寄せ集めた彼 ....
オリオンのまばたきが
霞んで見える
蒼い夜の隙間から
一通の手紙が粉雪のように
宛先が書かれていない
差出人の名も書かれていない
薄い肌色の封筒
糊づけもされていないので ....
霧立ちこめる
蒼白い朝もやの中
ぼんやり浮かび上がる
朱色の門
奇跡的に護られたという
幾年もの時代
立ち続け
幾人もの人々を
見送った
陽はゆるやかに昇り
山々を包み込む ....
休み時間に生徒が漢字練習をしていた
なかなか漢字が覚えられないとぼやきながら
僕はそれを見守りながら
漢字はいくつかの漢字がくっついていることもあるから
それを手がかりに覚えてゆくのも ....
スニーカーオタクで
イヤホンつけたまま
大声で歌う
そんなあんたに
自分の意思
全く曲げなくて
やりすぎて 頑張りすぎて
身体壊す
そんなあんたに
....
この世の中に
相手にされずに
不幸にならずに
この世に
家族として
愛される者として
幸せになるものとして
生まれてくる
それが
子供なの?
私は
生きることも
夢見る ....
今まで歩いてきた道のりは
華々しいことなんか
なんにもなくて
ずっと思い描いていた
理想の自分
それは、もっと
でも
そうやって歩いてきた道のりが
わたしそのものなんだ、と ....
今までたくさん口にしてきた
「ありがとう」
これからも言うでしょう
色々な心を込めて
人は感動をする動物だから
「ありがとう」
って言葉が大好きで
私も
「ありがとう」
が大 ....
一人ぼっちでないてたの。
じゃまには、なりたくなかったと。
だから、からだをすてたのだと。
一人ぼっちでないてたの。
「邪魔にならない=関わらない」
「関わらない=忘 ....
雲になった少年は
涙を流して
誰に何を
知っていてもらいたいのだろう
詩人になりたかったのは昨日のこと
今は風に流されるだけ
それだけのことに
満たされている
嬉し泣きしかでき ....
雨がふると
むかし行った遊園地の
メリーゴーラウンドをおもいだす
楽しみにしてたのに
その日は雨だった
かっぱを着て
長靴はいて
お兄ちゃんとふたりで
メリーゴーラウンドに何度 ....
雲の上で
誰か泣いている
その
降り注ぐ雨の下
泣いている人もいるだろう
雲の上で
誰か泣いている
誰にも気づかれることなく
誰にもなぐさめられることなく
人と争っても
つまらない
喧嘩してても
もめても
何も良いことはない
最近
はじめて
気が付いた
自分を
大切に
これからは
したいことだけを
していく
前向きに
....
別れても
別れても
忘れられない
別れても
1人でいても
あの人のことは
思い出します
ちょっとした
癖も
しぐさも
忘れられません
遠くにいても
また
逢えるよ ....
がんばらない
がんばり過ぎない
がんばりすぎて
心も体も
壊してしまわないように
マイペースに
ゆっくりと
好きなことを
やっていこう
がんばる
必要はない
ひとつひ ....
春
今年も季節が巡り
一年が過ぎ去ってゆく
白木蓮の花は散り落ち
私はまたひとつ歳をとる
地平に没する深紅の太陽
落日のはやさに
ひとり立ちつくす
春、 ....
神々の手が
大地に触れて
春が来る
木々は若葉を
そろりと取り出し
花々の
つぼみが色づく
息吹
いろとりどりの
鮮やかな季節が
やってくる
春が来る
....
ひとり部屋
にも関わらず
感じる別の温度
わたし部屋
にも関わらず
散らかされた言葉たち
わたしが私から
出ていくことはないから
それもこれも
....
あまいあまい世界にいたいな
ケーキのような甘さではなくて、
花の蜜のような甘さ。
そう、チューリップの中の世界にいたいな
甘さにとけていたい
この世界に
とけこみた ....
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