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ぼくたちはきっと
忘れるために生きているんだね

呼吸の数だけ物語があって
さめてしまった二酸化炭素から
秘密の木箱に片付ける
時々開けて眺めては
過ぎた呼吸を試してみる

そんなこ ....
お互い相手にはバレてないつもり。
ホントはそんなことないけど。

言葉の端々、何気ない仕草をチェックし合う。


勝手に深読み
膨らむ想像


この子には負けたくない。


 ....
綺麗ごとが染みに見えてしまうのならば
綺麗なもので世界中を埋め尽くせばいい
それが当たり前になるように

両手を広げられることを
抱きしめるべきものがあることを
美しいものを認めるこ ....
   どこから
   ともなく
   流れてくる
    なつかしい調べ

さえずる小鳥も
枝の上で目を閉じ
一匹のシマリスは
頬を膨らまして
 ....
鎮守の森の片隅に
忘れ去られた汲み場がひとつ

錆びたひしゃくを手に取って
したたる水滴を拾い上げる
時間をかけて器を満たし
波打つ水面をただ眺める

森の奥にいる神様のことも
この ....
見てごらん 

あれが僕の剥製だよ

一点を見つめて カラカラに乾いた口を半分開けて
手を差し伸べているね

一体何を掴もうとしているのだろう
一体何を探しているのだろう
一体何を告 ....
おおきなりんごの木の下の
かげでできたちいさな庭で
ありさんたちが
さあたいへん

ん〜とね えーとね
あっちにあった
りんごの実だけど
がんばってもぼくたちじゃ
とてもじゃないけど ....
わかんない。
好きって気持ちどこに置いてきたんだろう。
どこへ行ってしまったんだろう。


いまは、考えると火が灯ったみたいに暖かくなる。だけどそれもほんのちょっとだけ。
前みたく火力強く ....
僕等はいつ死んだのだろう

今命有りこの世界でくらす

人間は実は一度しんでいる

母親の体内から生まれ

この世の中に産声を上げた瞬間に

その生命は一度死に

 ....
突き抜けた青天から目をそらし
振り返ってしまうことがためらわれ
気付かなかったことにした

水滴ひとつ浮かばない箱を抱えて
所在を見つけようともしなかった
抜けた羽毛を一枚入れて
ふたを ....
一度にたくさん、ではなく
そろそろ、と流し込む感じ

絶対濃度を持たない空気は
放流の力で簡単に色を薄め
侵入者だったはずのものが
気付けば当然になっている

さっきまで開いていた花は ....
大気は徐々に枝垂れ流れ
紫色に染まってゆく
雑踏は過去のものになり
ほのかな灯りも音を持つ

乱反射していた人工のひかりは
次第に少なくなってくる
大気は更に厚みを増し
地上 ....
カラスが鳴いて
茜空に黒い斑点
嗚呼
今日も終わる
一日が終わる
いいかげんにしろ。

どっちなんだよ。

ころころ結論を変えては

やっぱりどうしよう…と。

自分の決めた道を

ひたすら信じて進む、

それが一番難しい。

信じ続ける ....
おもむくままに、旅に出ようか

規則正しいかたかたとした音は
恐らく鞄に忍ばせた貯金箱
目を閉じればそれは
大きな機関車のタイヤに変わる

太陽はなだらかに線路を作り
どこまで続いてい ....
.





貴方を赤に染めて

私を白に染めるの



そして
貴方の赤と
私の白をね
混ぜて混ぜて


ピンクにするの



ほら
〔恋色〕になったで ....
彩りと彩りがひしめきあい
ぼくはお茶をすする

うすくれないに緑が混じり
きれいなまだらの葉桜は
そよそよそよと風に任せ
勝手気ままに踊り舞う

ちょっと目線を背けてみれば
だらりの ....
.




何もない
何も移らない


歪んでしまった


全てがわからなくなった。



後ろを振り返ってみる、
そこには僕が居る


昔の僕が…

笑っ ....
トン トン
トン

どうしてキミは
オオカミの皮をかぶっているの?
オオカミの皮をかぶったデリー
ウ〜 ウ〜
オオカミのマネして
うなり声
羊は首をかしげて
トコトコ
歩いてく
 ....
外れない。
ピアスがはずせない。
なんでか。

なぜだろう。そろそろセカンドステージに行ってもいい頃なんだよ。

深爪しすぎちゃうから?うまく力が入らん。

カチッと音がするはずなのに ....
花びらひとつに夢ひとつ
風に吹かれて流されて
花びらひとつに愛ひとつ
あなたに届けと願います


すらりと伸びたスイセンの
葉っぱが風になびいてタクトを振れば
ラッパが奏でる愛の歌
 ....
電車に乗る時間が長いから、いつもは空席があると真っ先に座ってしまう。

だけど今日は立っておこう。


頭の中で色々考えたいことがあるから。


きれいな夕焼けを目に焼き付けておきたい ....
流れるのは黒い陽炎

バスケットゴールにぶち込むのは

ダンク以外に美しき憎しみの断片

キラリひかった一番星に何を祈る

流れ星に願い事をしても

ソレはただ落ちている ....
そもそも、
ありとあらゆる美しさや
溢れている優しさは
架空に過ぎない

誰かが言っていた

そこにすがりついているぼくは
きっととてもみっともなくて

誰か達は指をさして笑ってい ....
不思議に思うのです。

身体を構成する物質は同じなのに
どうしてあの子と私は
違うのでしょう。

こうしている間にも
ぐるぐると同じような回路を通って
血が流れているというのに。

 ....
上から見下す人の縁

下から見上げ世界の平行線

コンパスが常に真実をさすなら

僕は磁石を取り出して狂い出す

離したりきったりくっつけたり

叩いたりもんだりくみたて ....
あっついお風呂に肩まで浸かって、頭まで浸かって。

どっぷりどっぷり、どんぶらこどんぶらこ。

目を閉じて、ずんずんブクブク沈んでいったら自分の鼓動だけ聞こえて、赤ちゃんの頃を思い出したのさ。 ....
私を幸せにすることが出来ないと言うのなら

私があなたを幸せにしてみせる

男のプライドなんか知るか

あなたは一生

ヘタレでいなさい

そしてずっと

ずっと私の傍に居なさ ....
この絵に
足りないものがあるとしたら

瞳の奥に色を使うのを忘れ
きっとぼくは
二次元のような顔をしていたと思う

もしもこの中から
たったひとつ選べるのなら
今のぼくならきっと迷わ ....
冷んやりした部屋の
窓際に椅子を置いて座る

裸電球に照らされた
オレンジ色の壁に
魚の形の滲みが付いている

じっと見つめていると
風が梢を揺らす音に混じって
足音が聴こえてき ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくたちが生きている、ひとつの話- あ。自由詩5*09-4-25
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