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 腹を空かせた

 幼い獣のように

 どことなくか細く

 切なく弱々しく

 響くその音は


 夜な夜な

 私の寝所まで

 聞こえてくる


 ぎゅっ ....
カルピスを飲んだら、凄く濃かった。
何故なら、氷が溶ける前にすべて飲んでしまったから。

南極の氷が溶ける前の海の水と、今の海の水は、濃度が違うんだろうか。
小学生の夏休みに行った海の水の味と ....
 翼を下さい

 大きく羽ばたける翼を


 私は翔びたい

 この遥かな大空を

 今こそ

 何にも捉われず

 総てを捨てて


 私は何もいらない

  ....
 ここに歩き疲れた兵士が独り

 ただ前を見て歩いてきたけれど

 突然前が見えなくなった

 暗い闇に引きずりこまれて

 ふと気付くと

 ただの独りぼっち

 友人も ....
 私の綺麗な白いぼうし

 風に吹かれてどこまでも

 コロコロ  フワフワ舞っていく

 どこへいってしまうの?

 この手にギュッと掴んでいた筈なのに

 いつの間にか私の ....
少しずつ降りだした雨が
いつの間にか粒を大きくして
ぽつぽつと感じられる

私の形を崩さずに
けれど肌を湿らせて
優しく降っているようだけれど
明日に風邪を引かすんだろう

街灯 ....
まだ、飛ぶには早すぎる

わたしは
滑走路を駆け抜けるほどの
強い言葉を知らない

まだ、飛ぶには早すぎる

わたしは
助走のために散らかした言葉を
犠牲にしすぎたから

まだ ....
未来がまだ懐かしかった頃
人々はそれぞれの
大切なアルバムに
過去や現在や悩みなどと一緒に
未来を貼りつけていた
わたしたちには
過去や現在や悩みや
未来がこなくなっていたから
それら ....
 実の母なのに

 「おかあさん」と呼べず

 腹の底から憎み

 その存在自体を

 抹消してきました


 現在(いま)、独りになって

 孤独の中に立ち

 私 ....
やせっぽっちの捨て猫だった

ミーミーないていたのでミーと名づけた
小雨が降る桜が散ったあとの公園だった

とても弱っていてミルクも飲まない
指先にミルクをひたして唇に寄せた
かたく閉じ ....
きらめき、眩しさの中
幻の人をさがす

どれくらい歩いてきたのか
帰り道もわからなくなってしまった
もしかしたら
それが本当の旅なのかもしれない

絵に描いたような出会いなんて
まっ ....
偶然
この森の小道を
あなたと2回通ったね

真夏
知らない風が吹いて
わたしのワンピースの裾を揺らした

でも
あなたは
あなたのままで

この想いは
きっと
いつまでも ....
 私は知っている

 優しさの裏には

 裏切りがあることを


 如来の微笑みでもって

 女は人を騙すのだ


 この世に本当の

 善の魂など

 ありはしな ....
 最近ドキドキすることってある?

 あの頃の私はトキめいていたのに

 いつの間にか

 忘れてしまった

 そんな気持ち


 あなたを見ていると

 そんな私が悲し ....
 決して目立たず

 ただひっそりと

 咲いている小さな花


 小さい  小さい存在だから

 あまり気付いてもらえない


 だけど私は知っている

 貴女が本当 ....
とてつもなく素晴らしい君と
並んで歩く自分が

釣り合うことの出来ない
とても無価値な
存在のようで



けど

君は言うんだね

信じてる者にとったら
ただのガラスの欠 ....
互いにブレーキかけた思い
重なり合うはずがない


幸せにとどくよに
あなたを思い月に願うよ


あなたのことが好きでした


あなたの背中に手を振りながら
仕舞った思いをさよ ....
いのち

ちいさな

いのちが

受け継がれていく


まぶしい朝日
小鳥のさえずりが
まだ眠っているカラダに
呼びかける

食卓につき
そっと目を閉じると
広がる世界 ....
 私を忘れて下さい


 私は貴方の望む女には

 なれない


 貴方のことはとても

 深く深く愛している

 けれども


 ごめんなさいね


 今はそ ....
 エンヤコラサ

 エンヤコラサ

 今からこの婆

 捨てにいく


 エンヤコラサ

 エンヤコラサ


 今年はうちの

 婆の番じゃ

 目暗(めくら) ....
転がるように、おどけるあなた
まるでピエロみたいだった

はらはら、わたしは
あなたが演じるあなたを
ただ見つめてる

空中ブランコ、ゆれてもその手を
つないだその、手をはなしたくはな ....
今さら泣いたって何も出来ないよ

私はもうあなたの物じゃない

巣立つ小鳥のように

空へ舞い上がるの

さよなら泣き虫な私

さよなら一人ぼっちの私

さよなら

さよな ....
地球が悲鳴をあげている

叫んでいるのに
気づかなかった人々

花 咲きほころぶ春
ギラギラ太陽輝く夏
赤や黄色の葉を散らせる秋
白一面の冬



季節をずらし
それらしくな ....
 私は人を惑わす

 この呪われた口よ


 虚言と罵られようとも

 真実を云っているだけなのに


 人の生命(いのち)さえも奪う

 罪深きこの言の葉は

 どう ....
 とてもとても長い道

 まだ先は見えない

 暗くて冷たい土を踏み締めながら

 一歩一歩進んでゆく

 足が痛くても辛くても

 止まらず進んでゆく


 とてもとて ....
 嫌われもののからすは

 誰からも愛されない

 慈悲の心があっても

 精進の心があっても

 愛されはしない


 冷たい冷たい冬も

 ひとりぼっち

 笑っ ....
悲しいから
泣きましたら
そっと
母は抱いて
くれました

あぁ
温かいなあ
と思った
時には
もう遅く

私は冷たく
なっていくのです
母の手で
ゆっくり

ゆっく ....
 どうして人は

 独りになりたいと思った時

 海へといくのだろう


 あの人を忘れたい

 早くあの人のことを


 できるなら

 出逢う前の私に戻って

 ....
 どうぞ殺して下さい

 貴方の手で


 いいのです

 もう無駄な生命(いのち)を

 どうか終わらせて下さい

 その貴方の手で


 貴方にだったら

 構 ....
わたし、さかな

あなたの前では息もできない
それは言いすぎかもしれない

だけど夜になると
淋しさを呼吸するわたしは
誰でもない一匹のさかなになって

どこまでも
きっと、どこま ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
虎落笛(もがりぶえ)- 星月冬灯自由詩108-8-29
カルピス- 小原あき自由詩16*08-8-29
- 星月冬灯自由詩208-8-28
兵士- 星月冬灯自由詩208-8-28
ぼうし- 星月冬灯自由詩208-8-28
止むならば豪雨を見せて- 小禽自由詩3*08-8-28
まだ、飛ぶには早すぎる- タマムシ自由詩4*08-8-28
未来がまだ懐かしかった頃- 小原あき自由詩12*08-8-27
色も無い- 星月冬灯自由詩308-8-27
ミーのこと- タマムシ自由詩7*08-8-27
旅する遊惰- タマムシ自由詩3*08-8-26
知らない風が吹いて- 風音自由詩708-8-25
優しさの裏- 星月冬灯自由詩108-8-25
夢に向かって- 星月冬灯自由詩108-8-25
すみれのうた- 星月冬灯自由詩108-8-25
比喩- 愛心自由詩2*08-8-25
きっとあなたに幸せを- 夕焼け空自由詩5*08-8-25
ちいさな輝き- こゆり自由詩5*08-8-24
小舟の女- 星月冬灯自由詩208-8-24
姥捨山- 星月冬灯自由詩308-8-24
サーカス- タマムシ自由詩5*08-8-24
good-bye- cass自由詩1*08-8-23
地球- 舞狐自由詩7*08-8-23
占い師- 星月冬灯自由詩108-8-23
- 星月冬灯自由詩308-8-23
からす- 星月冬灯自由詩708-8-23
母の手- そらの  ...自由詩8*08-8-23
失恋- 星月冬灯自由詩208-8-22
- 星月冬灯自由詩108-8-22
わたし、さかな- タマムシ自由詩27*08-8-22

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