すべてのおすすめ
いつか、遠い未来に
いや、もしかしたら明日かな
人間じゃない生き物みんなが
人間に総攻撃をしてきても
人間は助かろうとしてはいけないんだ
人間はそれを受け入れなきゃいけな ....
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ホストの言う台詞を間に受ける程に
楽しく酔っ払ってしまえていた彼女を
心底 羨ましいと思った。
どうしても 他人の台 ....
瞳が心の窓なら
声は心の 色
だろうか
その大きさで
ささやきで
吐息で
微妙なトーンで
心の位置が
感じとれる
かんちがいだった
わかっていないのは
あたし ....
言葉は頼りなくて
破って捨てた小説のページより
はらはらと毀れ落ちた
空は曇り
誰かの悲しみでいっぱい
膨らむ風船を
突き刺す
針の先ばかりを
持ち合わせて
優しく壊れないよ ....
息も凍る 寒い夕
その仔は
少し積もった 雪の上に
ちょっこり乗って
ふるえていた
雪よりもグレーがかっている
もう
鳴くチカラさえなえている
そっと
手につつんだ
....
じいちゃん戦争に行った
ただの農民だったのに
軍服を着せられた
私には
じいちゃんに何があったかわからない
わかっている事と言えば
セレベス海にて戦死
享年27歳
カート・コバーン ....
あの絵画
王と王妃になる
複雑な視線の交差が生み出す
捕らえきれない空間に身を置く
ひとつの快楽
あの絵画
カメラを覗いたように思える
何気ない日常のはずが
静謐な空気を帯び ....
それは
冬 限定の屋台
あたしの
生まれた
県北の街
深谷市西島の
母の実家の前に
現れる
夕食前の
薄腹の空いた時間
銭湯のまん前の
母の実家は
タバコ屋さん
....
真っ白な顔に
赤い唇
派手な衣装を身に纏い
彼は誰かに楽しんで欲しかった
彼は誰かに笑って欲しかった
彼はあの子の笑顔が見たかった
でもピエロは少しずつ
透明に
誰にも ....
みんなの詩ポツリポツリと
読み始めたよ
詩って輝くものだと思った
みんなの詩を読むことが
もっと楽しくなるだろうなと思ったよ
これからも読ませてくださいね
でもね まだね
勇気が足り ....
欠けたナイフの行き先
輝く草原に花はない
標高四千メートル
ファンヒーターが止まる
薄っぺらな空気
ギリシャ彫刻
三毛猫の性別
出現しないDNA情報
原子のエネルギー
螺旋状 ....
人生とは
ある一面から見れば
苦しみとの戦いかも知れない
じり
じり
と
大きな岩を動かしていくように
人生も
重い荷物を背負って
登り坂を登っていくことかも知れない
私は焦らない ....
あの7日間は
もう 治ったかと
思っていた
また
瘡蓋が増殖している
無意識に
引っかき 傷つけ
流血し
瘡蓋となり
また 傷つける
瘡蓋の数は
ココロの傷と ....
冬なのにあたたかいオレンジのせとか
まあるい君をどう食べよう?
やわらかくすいつく肌に爪をいれるのが
僕にはなんだか無精におもえて
青白い包丁で6つにわける
半月形のせとかたち
皮はや ....
あなたの声が
リフレインするようになったから
しばらく
電話はかけません
声は大事なの
カチンコが鳴ったみたいに
1シーン 1シーンが
動きだすから
思い出が
思 ....
僕は詩人になりたいのです
春なのに溶けるほどない雪や
夏の蒸しタオルのような暑さを
東京の君に伝えるだけの
詩人になりたいのです
谷川さんや吉野さんの詩には憧れますが
僕にはそれほどの ....
鬱とは
気分障害ともいう
天候 季節 人間関係
その他もろもろの
自分に 関わる事象
全て
に
鋭敏に反応する
脳
単に
脳のキャパシティの問題
キャパが少な ....
* 大雪か どうか問われて 窓開ける
* 新しい ブーツ新調 しようかな
* 靴と足 水と寒さが 染み込むの
* システムが 謎の消雪パイプなの
* 不可解ね! 何? 時間なの ....
いいんだよ それで。
はじめて自分に
そういうことができた
ありのままでいいんだよ
自分を責める必要なんて
ないんだよ
椿は何で美しいかって?
ありのままに咲いているから
....
気楽な女の
お一人様も 珍しくない
今日日(きょうび)
あたしはアイツに
すっぽかされて
居酒屋のカウンターに
座った
日本酒 熱燗!
刺身と焼き椎茸
椎茸を網であぶ ....
愛しいひとが
痛んでいるのを
目にすることが
いちばん
自分が 傷つくのだと
思い知った
たとえ
文字の上だとしても
胸は
キリキリと痛む
たまらなく
声が聴きたくな ....
1月31日
今から20年前に
母は泣きながら私を産みました
3600gの大きな私は
母を苦しめたそうです
父が家に帰った瞬間に
私は生まれたので
父は立ち会えなかったそう ....
白いヒーローは気まぐれ
ふらふらと
何処かへ出かけたと思うと
いつの間にか帰ってきている
白いヒーローはわがまま
もぐもぐと
ご飯をお腹いっぱい食べたかと思うと
「おかわ ....
いたい 痛い イタイ 遺体
莫迦みたいに強がる
自分の存在意義とは?
私の中の自分が 私に嘲笑う
お前は無価値だと
生きて居ても無意味だと
だから**べきだと
....
嘘は自分を守る為に吐く物
裏切りは誰かを貶める為にする物
絶望は信じて居た人から裏切られた時に感じる物
だから人なんて信じ無い方が自分の為
だって結局は皆嘘吐きだから
....
汚染される超次元ステージ
醜くなった雛をみて
みえないふりをした
溢れた水銀が光をおびて核になる
ガンジス川では今日も
ピラニアが草食系
計画などないけれど
....
男は さみしかった
女は 愛されたかった
男は 母を求め
女は 父に重ねた
いつからか ふたりの
利害は交差しはじめ
出会い
確認した
互いの
欠損を…
好きに ....
コチコチに
凝り固まった
カラダに
腕をまわす
特に
胸のあたりが
ジンジンと痛い
こうして
朽ちてゆくのか
オンナのカラダは
愛されない
惨めなカラダ
0と1 ....
空に浮かべるは白い息
冬の寒さは私の
感覚を
動きを
感情を
麻痺させる
降り続ける雪はあなたへの
道を
心を
塞いでしまう
降り続ける雪は ....
彼と彼女
闇の中出会った
手探りで触れた
お互いの手
黄金の輝きさえも
身を潜めるような
光の洪水
彼と彼女
闇が去り
見詰め合う
何事にも代えがたい
絆
....
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